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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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10月20日はとてもきれいな日差しの日でした。夏に日本建築学会近畿支部でおこなった親子の土壁教室のつづきで、竹小舞編みを平成の京町家にて実践です。5組の親子さん、設計事務所所員さん、大学院生、左官屋さん、それに京都市や住宅供給公社の関係者さんたち、ずいぶん大勢の方が集まられました。福田校長の挨拶にもありましたが、紅葉の始まるいい季節によくお集りいただきました。お礼を申し上げます。そして、お疲れさまでした。体験イベントの内容については、こちらのブログをどうぞ。

→http://pub.ne.jp/ondoyama/?entry_id=4587060

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 グループテーマ:
「内側に共有のグリーンスペースを設ける」

 まずはグリーンスペースに対し、プライベートとパブリックをどう線引きするのか、という所から考えていきました。
できるだけパブリック対し前向きにアプローチしてみようと思い、グリーンスペースを1つの部屋と考えてみることにしました。そのためにまずそれぞれの個室を完全には区切らず、居間を中心としてすべてに繋がりを持たせようと思い、通り土間、吹き抜け、階段などを使い、全体で緩やかに一体感を持たせることで、グリーンスペースとも違和感なく接することができないかと思い進めていきました。
 



PA230213s.JPG 2階の子供部屋からは吹き抜けを通して居間を見下ろして会話ができるようにし、居間の階段に沿った勾配の緩い階段で1階と2階を繋ぎました。客間については、通り土間と、それに沿って連続した開口部から入る光によって客間と居間を区切りつつ繋がることをイメージしました。
肝心のグリーンスペースへ繋げる仕掛けについては、良い案が浮かばずにただ少し大きめの開口部にデッキをつけただけとなってしまい、思っていたものを形にすることができませんでした。また、グリーンスペースを主軸に考えていたことで、配置計画が少し窮屈になってしまい、納得のいくものに出来ず、設計することの難しさを実感しました。
次回の設計課題では、この経験を生かし、少なくとも納得のいくものに仕上げたいと思います。
 
               建築科1年 土屋祥太















「伝統の京町家にならった家」

kanda02.jpg この住宅は京町家の意匠や構造にならって設計したものです。最初は部分的にでも伝統の町家の意匠を採り入れることができればいいかなと考えていましたが、町家について勉強してみると、意匠と構造がつながっていることに気づきました。

 平面では、玄関から通り抜ける廊下を通り庭に見立てました。通り庭には光と風、そして目線が通り抜けるということを意識し、梁組を見せることで魅力的な空間がつくれるのではないかと考えました。

町家の構造の中に現代的な設計要件を落し込んで行くことには苦労しましたが、機能的かつ魅力的な空間をつくることができたのではないかと思っています。

          建築科1年 神田 真





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