UCカードの情報誌『てんとう虫』07/04に数寄屋の特集が組まれた。
特集のタイトルは「数寄屋、あいまいさゆえ」。
じつはその中の「インスピレーションの源 写しの手法」「数寄屋のしごと」を担当した。
「写しの手法」では、「本歌」としての桂や如庵について述べ、その「写し」として古典の名作や近代の建築家の仕事をあげた。
そこで大胆にも、F.L.ライトの落水荘を、自然(水)と人工(建築)との関わりから、「写し」の視点を大きく広げたものとして取り上げた。
そもそも「写し」とは単なるコピーではない。
歌の世界での「本歌」「本歌取り(写し)」の関係は、連想からどんどん広がるもので、創造の一つの手段である。
近代建築には、数寄屋を本歌とした「写し」が多く存在する。
いかにもそしらぬ顔をした近代建築から、その「本歌」を探すのも、また楽しい作業である。
「数寄屋のしごと」では、数寄屋師の山本隆章棟梁と横山竹材店について、昨年の数寄屋師の世界に引き続いてのコラムである。
特集のタイトルは「数寄屋、あいまいさゆえ」。
じつはその中の「インスピレーションの源 写しの手法」「数寄屋のしごと」を担当した。
「写しの手法」では、「本歌」としての桂や如庵について述べ、その「写し」として古典の名作や近代の建築家の仕事をあげた。
そこで大胆にも、F.L.ライトの落水荘を、自然(水)と人工(建築)との関わりから、「写し」の視点を大きく広げたものとして取り上げた。
そもそも「写し」とは単なるコピーではない。
歌の世界での「本歌」「本歌取り(写し)」の関係は、連想からどんどん広がるもので、創造の一つの手段である。
近代建築には、数寄屋を本歌とした「写し」が多く存在する。
いかにもそしらぬ顔をした近代建築から、その「本歌」を探すのも、また楽しい作業である。
「数寄屋のしごと」では、数寄屋師の山本隆章棟梁と横山竹材店について、昨年の数寄屋師の世界に引き続いてのコラムである。
ほかには、西和夫先生の「軽妙、遊び心、自由。それが数寄屋」、中村昌生先生の「利休の茶室」、大川三雄先生の「数寄屋建築とモダニズム」、また金田中や恵庵の案内なども掲載され、少ないページであるが充実した内容である。
ご希望の方は、ここにバックナンバーの申込要領が記載されているので、ご覧いただきたい。
きりさこ
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