5月20日、京北の塀チームを増員して、ベンガラ塗りに出発。
先ずは ベンガラと墨を混ぜて、色決めします。
田舎は真っ赤っかなのが基本ですが、落ち着いた色をというご家族の希望から、
用意していた墨を2kgのベンガラに全部混ぜました。
一方、学生たちには塀にこびりついて いる植物や埃を
きれいに削り取ってもらいます。亀の子たわしが大活躍でした。
午後から柿渋2升で溶いた小さなバケツ一杯のベンガラを皆で分けて塗っていきました。
今回修復した部分だけではなく、既存の古い部分も露地門も塗るとあって、たいへん。
7人がかりで暗くなりかけにやっと 終了、ベンガラもほとんど残りませんでした。やれやれ。
もっとも、朝の明るい光の中では、塗りムラがわかるかもしれませんな。
次の日曜日に乾いたベンガラの上から、エゴマ油を塗って抑える予定です。
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