6月29日(土)に創立記念講演を行いました。
「しる・すまう・なおす」として“京都の重要文化財民家”について、その概要の説明と、実際に住まわれている方、保存修理に携われている方のお話をお聞きしました。
まず、本校校長の福田先生が「京都の重要文化財民家の概要」を講演し、続いて伊佐家住宅の伊佐錠治氏に「重要文化財民家に住まう ~伊佐家住宅の保存と活用」と題して、いろいろなお話を聞かせていただきました。
(伊佐錠治氏のご講演)
続いて、京都府教育庁指導部文化財保護課の森田卓郎氏に「重要文化財民家の保存修理について」と題してご講演を頂きました。
(森田卓郎氏のご講演)
50人以上の方に聴講いただき、盛況裡に終了しました。
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2年生のユウヒです。サノ先生に教えてもらって、北白川に完成した住宅を見学に行ってきました。時々先生のお話に出て来る香川の六車さんの設計、滋賀の宮内建築の施工の注目すべき家だからと聞いて、ホリウチ君を誘って朝から出かけたのですが、すでに大勢の見学者が来られていました。
まず正面からして、普通の家ではありません。思わず、おおっと驚いてしまいました。なんだか、カッコいいです。どうなっているんだ?
玄関を入ると、上が透けてます。すごい床組み。ちょっと上がると、広いリビングダイニングキッチン!
ここもきれいに表裏が透けています。大きな無柱の空間。不思議な梁。
サノ先生によると、両サイドにコアを置いて、中央を持ち送りの梁で軽く渡した虚ろな大空間という構造になっていると。なるほど、それで玄関は大きな梁と壁で固めてあるんだ。持ち送りの梁って、段々に組まれている梁がそれだ。雇いを入れて込み栓で結んでいるなんて、カッコいい!これ、やってみたい。
ロフトっぽいところにこの建物の構造模型がありました。なんてシンプルで美しいんだろう。
宮内棟梁と六車棟梁を紹介してもらいました。六車工務店の若棟梁は学校の先輩。香川にインターンシップにおいでと言っていただきました。ぜひ行きたいです!宮内棟梁は大好きなテレビの番組で知っています。まさか、会えるなんて、感激です。
宮内建築のみなさんと記念写真です。ちょうどこの写真には映っていないけれども、先日番組で見た女性の大工さんもいます。今日はすごい刺激になりました。みなさん、ありがとうございました。
(感動しまくりのユウヒでした)
まず正面からして、普通の家ではありません。思わず、おおっと驚いてしまいました。なんだか、カッコいいです。どうなっているんだ?
玄関を入ると、上が透けてます。すごい床組み。ちょっと上がると、広いリビングダイニングキッチン!
ここもきれいに表裏が透けています。大きな無柱の空間。不思議な梁。
サノ先生によると、両サイドにコアを置いて、中央を持ち送りの梁で軽く渡した虚ろな大空間という構造になっていると。なるほど、それで玄関は大きな梁と壁で固めてあるんだ。持ち送りの梁って、段々に組まれている梁がそれだ。雇いを入れて込み栓で結んでいるなんて、カッコいい!これ、やってみたい。
ロフトっぽいところにこの建物の構造模型がありました。なんてシンプルで美しいんだろう。
宮内棟梁と六車棟梁を紹介してもらいました。六車工務店の若棟梁は学校の先輩。香川にインターンシップにおいでと言っていただきました。ぜひ行きたいです!宮内棟梁は大好きなテレビの番組で知っています。まさか、会えるなんて、感激です。
宮内建築のみなさんと記念写真です。ちょうどこの写真には映っていないけれども、先日番組で見た女性の大工さんもいます。今日はすごい刺激になりました。みなさん、ありがとうございました。
(感動しまくりのユウヒでした)
建築科1年のアンドウです。1年前期の自由課題の木造住宅設計はスケッチによるエスキースから一歩進めたケント草案にて、6月28日に中間発表を行いました。
みんなの前で一人一人、設計案を説明します。サノ先生によるコメントの後、みんなで採点します。しっかり描き込んだ者、半分しか描けていない者、まだスケッチでしかない者もいます。
こうしてみんなの案を見ていると、いろんな形があり、考えがあると感心します。色までしっかりと付けている人の作品はとても見やすく、家の中や外の様子が想像しやすいです。
シンプルだけど、豊な空間が感じられるのがいいと、先生がよく話されますが、確かにそう思えてくるものもあり、う〜ん、僕のが一番いいと密かに思っていたけれども、ちょっとぐらついて来たかも。
サノ先生のコメントもけっこうきつくて、「建売り以下、誰も買わない」「建売り並みくらいにはできている、売れる」「もはや建売りとは言えない、いいじゃないか」「とてもいいけど、売れない」などなど。やっぱりいいものを見なくては、いい設計というのがわかりません。写真で見てももう一つわからないので、実際の家を見に行きたいです。 (アンドウでした)
さの:みんなよくがんばって草案をまとめてくれました。住宅は難しい。ぼくも未だによくわかっていません。初めて設計に向かっているみんなに教えてもらうことも少なからずあります。正解があるわけではないので、自分でこれがいい、と実感できるところまで、自分でよく見ることだと思います。現実のいい建築、いい空間に感動することが、その実感や手応えを引き寄せられる一つの手段です。授業で連れていってもらうなどと期待してないで、機会を見つけて、どんどん見に行ってください。
みんなの前で一人一人、設計案を説明します。サノ先生によるコメントの後、みんなで採点します。しっかり描き込んだ者、半分しか描けていない者、まだスケッチでしかない者もいます。
こうしてみんなの案を見ていると、いろんな形があり、考えがあると感心します。色までしっかりと付けている人の作品はとても見やすく、家の中や外の様子が想像しやすいです。
シンプルだけど、豊な空間が感じられるのがいいと、先生がよく話されますが、確かにそう思えてくるものもあり、う〜ん、僕のが一番いいと密かに思っていたけれども、ちょっとぐらついて来たかも。
サノ先生のコメントもけっこうきつくて、「建売り以下、誰も買わない」「建売り並みくらいにはできている、売れる」「もはや建売りとは言えない、いいじゃないか」「とてもいいけど、売れない」などなど。やっぱりいいものを見なくては、いい設計というのがわかりません。写真で見てももう一つわからないので、実際の家を見に行きたいです。 (アンドウでした)
さの:みんなよくがんばって草案をまとめてくれました。住宅は難しい。ぼくも未だによくわかっていません。初めて設計に向かっているみんなに教えてもらうことも少なからずあります。正解があるわけではないので、自分でこれがいい、と実感できるところまで、自分でよく見ることだと思います。現実のいい建築、いい空間に感動することが、その実感や手応えを引き寄せられる一つの手段です。授業で連れていってもらうなどと期待してないで、機会を見つけて、どんどん見に行ってください。
2年木工チームのタイシです。この日は木工作業を早めに切り上げて、もうひとつの町家を実測します。場所は学校から自転車で5分もかからない近所です。角地の、見たところ、それほどひどく傷んでいないといった感じの可愛らしい町家で、聞けば、もとは4軒並ぶ長屋だったそうです。ほかの3軒は新しい今風の家に新築されていました。できれば、ここを住居兼カフェにしたいとのこと、どんなカフェになるんだろうと、わくわくしながら、中に入りました。
間口2.5間、奥行き1.5+1.5+2で5間に庭と便所があります。庭には簡易浴室が置かれています。(これは撤去だな、。。。)1間幅のゆったりとした通り庭が印象的です。2班に分けて、実測開始。僕たちは2階を担当しました。狭いながら、雰囲気のある部屋で、風通しもよく、皆でここに住みたいねと話していました。
写真は表の虫籠窓を計っているところです。軒が傷んでいて、雨樋が外れて、雨が漏り、通り庇に至るまで傷みが及んでいます。ここは治してあげなくては。
実測調査が一段落したあたりで、お茶をいただきながら、お施主さんと一緒に、どんなカフェにしたらいいんだろうと話し合いました。カフェで働いている1年生のオクムラ君は、自身の経験をもとに、ゆったりとした通り庭をそのままキッチンにしてしまうのはもったいないので、椅子席にしてはどうかなど、カフェのイメージについて具体的な提案をしてくれました。サノ先生やお施主さんの意見は、まちに開かれた「まちカフェ」にしたいと。自然態で長続きするカフェには、やはり中心となる主人の「人となり」が重要で、人が集まり足を運んでくれる期待感をどうやって生み出せるか、僕たちが建築的にできることは何か、とても興味深いプロジェクトになりそうです。
(タイシでした)
建築科1年のオ~ツキです。初めてのツリーハウス@京北に参加しました。梅雨の最中のはずが、この日も快晴。暑くなりそうです。山の中は気持ちよい風が通って、作業も気持ちよくできそうです。ツリーハウスの足元の丸太デッキを受ける桁と柱の仕口を刻みます。
お昼はサノ先生が焚き火でパエリアをつくってくださいました。この大きな鍋で17人分はできるそうです。たっぷりいただきました。
これは僕は行ってませんが、作業場所から歩いて5分のところにあるツリーハウスの現地で、上方に架かる桁の検討をしているところだそうです。夏にまた材を伐採するのだそうです。池の水がずいぶん少なくなっていますね。
すっかり陽が傾いて来ました。夕方になると、風が涼しくなって、ようやく作業も調子が上がってくるのですが、もう終わりの時間となりました。出来上がった柱を桁に差し込んで記念写真です。丸太の丸みに合わせて、何度も挿しては削りなおすという作業で、なかなか捗りません。また次回、つづきをしたいです。 (ちょっとばてばてのオ~ツキでした。)
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