建築科2年のヤマダです。毎年、グループ研究とそのプレゼンという課題があって、1年のときに先輩たちの発表を見ましたが、今年はグループの発表を1度にやろうということで、みな頑張りました。先日の26日、無事終了しましたので、ここまでの経過も併せて報告します。
1 テーマを掲げ、同志を募る
5月頃に、動き始めます。まず、思いついたテーマを掲げて、教室に張り付けて、そこに一緒にやりたいというメンバーを集めます。
2 テーマごとにワークショップ
いくつかのテーマごとにメンバーが集まったところで、どんな風に、何を調べるか、ワークショップ形式で論議し、概要を簡単にまとめ、発表します。(この時点では何かできそうな気がしています。)
3 研究作業予定表作成、調査にGO!
夏休みを利用して、各グループごとに調査を実施、データを持ち寄ります。(思ったより成果が乏しくて焦ります)
4 第一回検討作業
先生に自分たちの成果をみてもらい、指示をもらって、再度詰める作業に入ります。(いっぱいダメだしをくらって、途方にくれます。)
5 第二回検討作業
パワーポイント作成、プレゼンの手順、何を訴え、何を削るかなどの細かな作業、研究発表会本番に備えます。(当初のテーマへの追求があやふやになっていると指摘され、うろたえます。)
6 本番の日
徹夜...。居直ってがんばとうぜ!
今年のテーマとグループ一覧です
1 「省エネ住宅について」 (ホリ―ズチーム)
主に温熱環境性能についてメーカーハウスから伝統町家まで5つの木造住宅を取り上げ、主な壁体の熱還流率をベースに、それぞれの省エネ度を比較、論じる
2 「大和郡山の旧川本家の保存再生をめぐって」 (チームイト―)
木造3階建て元遊郭建築の保存のために、その建物周辺の地域おこしを学生たちで提案、イベントなどを通して、地域のひとたちとの交流を試みた。人的交流によって、地域のひとたちの意識を掘り起こすあらたな「観光」の提案を行う
3 「これからの公園」(ワタル連)
京都市の街区公園の利用状況を調査し、もっと生かすための方法をさぐる
4 「都市の緑化」(山田組)
京都市の緑化事業を海外の都市と比較しながら、おもに景観の側から論じる
5 「環境のルールとデザイン」(京都建築スクール2011)
京都市の具体的なエリアを対象に、地域に適した環境を創造するルールを提案(phase1)、他大学の提案したルールからどのような街区をデザインできるかを示す(phase2)について紹介
発表後の審査員による評価
発表会場の全員によって評価、採点されますが、会場では、ミカミ校長以下8名の審査員による合議の結果、内容では京都建築スクールチームがもっとも高い評価をうけていますが、チームイト―によるみずから実施した参画型の提案のリアリティーと、発表の魅力によって、チームイト―の研究発表にグランプリが与えられました。(会場拍手)
次回の建築概論にて、京都建築スクール2011チームによる詳しい発表が行われるとのことです。ある意味で、ほかのチームの関心である、住宅の温熱環境や、公園のもつコミュニティー効果、また緑化の環境形成作用などの考え方が、このデザインの主要テーマでもあるように思われますので、いい議論の場となることを期待します。みなさん、お疲れさまでした。
(これでやっと卒業設計に集中できるヤマダでした)
1 テーマを掲げ、同志を募る
5月頃に、動き始めます。まず、思いついたテーマを掲げて、教室に張り付けて、そこに一緒にやりたいというメンバーを集めます。
2 テーマごとにワークショップ
いくつかのテーマごとにメンバーが集まったところで、どんな風に、何を調べるか、ワークショップ形式で論議し、概要を簡単にまとめ、発表します。(この時点では何かできそうな気がしています。)
3 研究作業予定表作成、調査にGO!
夏休みを利用して、各グループごとに調査を実施、データを持ち寄ります。(思ったより成果が乏しくて焦ります)
4 第一回検討作業
先生に自分たちの成果をみてもらい、指示をもらって、再度詰める作業に入ります。(いっぱいダメだしをくらって、途方にくれます。)
5 第二回検討作業
パワーポイント作成、プレゼンの手順、何を訴え、何を削るかなどの細かな作業、研究発表会本番に備えます。(当初のテーマへの追求があやふやになっていると指摘され、うろたえます。)
6 本番の日
徹夜...。居直ってがんばとうぜ!
今年のテーマとグループ一覧です
1 「省エネ住宅について」 (ホリ―ズチーム)
主に温熱環境性能についてメーカーハウスから伝統町家まで5つの木造住宅を取り上げ、主な壁体の熱還流率をベースに、それぞれの省エネ度を比較、論じる
2 「大和郡山の旧川本家の保存再生をめぐって」 (チームイト―)
木造3階建て元遊郭建築の保存のために、その建物周辺の地域おこしを学生たちで提案、イベントなどを通して、地域のひとたちとの交流を試みた。人的交流によって、地域のひとたちの意識を掘り起こすあらたな「観光」の提案を行う
3 「これからの公園」(ワタル連)
京都市の街区公園の利用状況を調査し、もっと生かすための方法をさぐる
4 「都市の緑化」(山田組)
京都市の緑化事業を海外の都市と比較しながら、おもに景観の側から論じる
5 「環境のルールとデザイン」(京都建築スクール2011)
京都市の具体的なエリアを対象に、地域に適した環境を創造するルールを提案(phase1)、他大学の提案したルールからどのような街区をデザインできるかを示す(phase2)について紹介
発表後の審査員による評価
発表会場の全員によって評価、採点されますが、会場では、ミカミ校長以下8名の審査員による合議の結果、内容では京都建築スクールチームがもっとも高い評価をうけていますが、チームイト―によるみずから実施した参画型の提案のリアリティーと、発表の魅力によって、チームイト―の研究発表にグランプリが与えられました。(会場拍手)
次回の建築概論にて、京都建築スクール2011チームによる詳しい発表が行われるとのことです。ある意味で、ほかのチームの関心である、住宅の温熱環境や、公園のもつコミュニティー効果、また緑化の環境形成作用などの考え方が、このデザインの主要テーマでもあるように思われますので、いい議論の場となることを期待します。みなさん、お疲れさまでした。
(これでやっと卒業設計に集中できるヤマダでした)
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