1年生のみんなと一緒に、読書会やらお茶部のお稽古やらで結構いそがしい毎日を送っています。となりの町家ではさの先生がランプが直接見えないようにと、下面に紙を貼っているようです。ふふ、曲がっていて、あれではやり直しね。ツチヤネーサンと一緒に、全部剥がしてしまいました。ついでに、紙を裏返しにしてやろうっと。(メグメグ)
ありゃ、今日これから現場に運んで取り付けようと工務店に頼んでいたのに...。ま、現場で貼ればいいか。めぐさん、下面に付けた桟は白木のままでいいね?(さの)
卒業生のサガミさんにていねいに照明を運んでいただき、土間の高い天井に懸けていただきました。最初は天井面から60cm下げて吊してもらいましたが、何だか圧倒的な印象ですよ。もうちょっと高い方がいいかも。幾度も吊り直してもらっている内に、ついに梁に当たるほど上がってしまいました。う~~ん、大きすぎなんですかね~、先生?(メグメグ)
皆さんの協力で何とか照明ができあがりました。大きさは120cmにしたり、90cmにしたりでしたが、結局、今の120cmにしました。最終的に付けてみて、やはり大きすぎたようです。圧迫感を和らげようと、最大限高く上げてみましたが、大きすぎの印象は変わりませんでした。
直下から仰ぎ見た画像でわかるように、真ん中を抜いて、四方に灯りを回した格好になっていて、一つ一つはそれほど大きくないのですが、全体として一体のスケールがあり、かなり強い印象となっていますね。例えば、四角でなく、上を絞ってやれば、その印象はずいぶん弱まるのでしょう。形自体はなかなかきれいで気に入っていますが、大きさを90cmほどにしてやるか、あるいはほかの手があるのか、ちょっと考えてみたく思います。
ここまで皆さんのご協力に心から感謝いたします。まだ続きがありますので、またよろしく。(さの)
こんにちわ、熊本出身のトモチーです。よろしく!さの先生のお手伝いで、ツチヤネーサンやメグメグと一緒に照明をつくってます。学校、楽しいです!連休の間に照明器具が付きました。紙貼り作業は先日、ユ~キとラチクンが頑張ってくれました。今日はそのつづきです。午後から山荘の建物を見に行き、夕食後に上面の紙を貼りました。
やっと貼り上がり、椅子に載せて試験点灯!やった~!って、嬉しくなりました。光が灯ると、全然違うものに変わるんですね。先生、透けた光がきれいということから、美濃の和紙を選んだそうです。
ふ~ん、見る方向によって、ずいぶん違う見え方をするんだ。私は横から見るのが好き。下からのぞき込むと、電球がまぶしいね、先生!何とかしましょう。 (陣太鼓大好きトモチでした!)
2008年度の木工実習は今までの希望者によるゼミ形式から1年生全員参加の授業としました。とはいっても、毎年、ほとんど全員が希望していたので、実質的にはあまり変わりませんが。一度には大勢過ぎて無理なので、半分に分けて行います。全般をさのが担当、細かな技術指導を横井棟梁が担当しています。
まずは道具の使い方を教えます。差し金、墨壷、墨差しを覚え、のみのかづら直し、裏押し、研ぎを経験した後、さっそく、一人づつが80cmの材に継ぎ手、仕口をつくって行きます。この日は渡り顎をやってみました。2人づつペアで雄雌をつくって合わせて行きます。最初から上手くはできませんが、こつを一つづつ教えてやれば、何とか出来ていくものです。何にしても、墨をきちんと付けるということが一番大事ということがわかってくれれば嬉しいです。
次に、つけた墨をきちんと残して鋸を使うということ。決して先を急がず、丁寧に寸法通り心をこめてつくってやる気持ちが肝心。毎日のように放課後にやって来て練習する子も。上達には納得が行くまで繰り返すことが何よりも大事です。まあ、楽しんで学んでください。(さの)
まずは道具の使い方を教えます。差し金、墨壷、墨差しを覚え、のみのかづら直し、裏押し、研ぎを経験した後、さっそく、一人づつが80cmの材に継ぎ手、仕口をつくって行きます。この日は渡り顎をやってみました。2人づつペアで雄雌をつくって合わせて行きます。最初から上手くはできませんが、こつを一つづつ教えてやれば、何とか出来ていくものです。何にしても、墨をきちんと付けるということが一番大事ということがわかってくれれば嬉しいです。
次に、つけた墨をきちんと残して鋸を使うということ。決して先を急がず、丁寧に寸法通り心をこめてつくってやる気持ちが肝心。毎日のように放課後にやって来て練習する子も。上達には納得が行くまで繰り返すことが何よりも大事です。まあ、楽しんで学んでください。(さの)
この日、授業中にさの先生からメールが。べんがら塗りするからおいで!授業後、仲間に声を掛けてよしやまちに行くと、先生がべんがら塗りをしています。赤いべんがらに墨を混ぜて柿渋で溶くだけだよ。服に付くと落ちないぞと、脅されて、恐る恐る塗ってみました。よく見ると、結構ムラだらけ。でも、この後、油で拭くと、落ち着くのだそうです。こんな自然なムラが、柔らかな印象につながっているのかしら。
べんがら塗りが終わって、記念写真。これが新入生の仲間たちです。このメンバーはとっても気に入っています。これから町家の改修のお手伝いなど、いろんな活動をどんどんやって仲間を増やして行きたいです。みんな頑張ろうね。次は先生、和紙を張るの?(メグメグ)
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