お久しぶりです。建築科2年のスーザンです。
7月5日の記事にも紹介されていましたが、
僕たちは今、「京都建築スクール」という、他大学との共同設計設計課題に取り組んでします。
僕たちは今、「京都建築スクール」という、他大学との共同設計設計課題に取り組んでします。
今年は京都南区の一画を舞台に「アクティビティ」をテーマとし、街づくりのルールの提案、ルールによる都市の形成について考えました。
具体的に僕たちが考えた内容をご紹介したいのですが、まずはどういったものなのかを模型なども含め、実際に見て頂く方がわかりやすいかと思います。(僕らの取り組みの詳細は改めて紹介させていただきます。)
そこで、既に開催されてますが、8月15日まで京都建築スクールの展覧会を実施してますので、そちらへ足を運んでいただき、他大学の活動も含め実際にご覧ください。
↓↓展覧会に関する内容はこちらをご覧ください↓↓
http://www.artzone.jp/events/kenchiku/index.html
↓↓展覧会に関する内容はこちらをご覧ください↓↓
http://www.artzone.jp/events/kenchiku/index.html
以上、スーザンことイナガキでございました。
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1年、木匠四天王のワダです。(広島出身です)。木匠塾2日目は合宿所の民家の掃除班と、山に行って足場につかう丸太を伐採する班とに別れて作業しました。地元京北の林業研究会の山のプロが指導してくれます。というよりも、いきなり朝、起こされた!皆で寝坊していた!朝飯もろくに食わず、つっかけで軍手も持たずに飛び出して来てしまい、山での作業がとんでもないことにっ!
さの:もう、信じられない! ヘルメットも軍手も用意してあったのにっ!まあ、三間さんたちプロがいるので、そのあたりは注意して作業してくれるだろうけど、恥ずかしい限り。
1年マッツアンです。いやもう、寝間着のジャージままで来ちゃった。でも、山の中は涼しくて身体を動かすのに気持ちがいいです。よっこらよっこら運んでいるうちに、汗びっしょり。のど乾いたな〜。誰もお茶もって来てない!さの先生、お茶買って来てくれないかなあ〜。
さの:そんなことだろうと、冷たいお茶を買って来たよ。おお、ちゃんと作業してるじゃない。記念写真の後は、柱用と横もの(カイフと言います)とに分けて、車に積むんだ。帰ったら、皮剥きだぜ。
ふうふう言って、車に載せて、無事小塩に戻りました。食事の後、三間さんに皮剥きを教えてもらいました。すぐ向けるやつとそうでないものがあるな。晩ご飯はカレー。めちゃくちゃ上手かった。
(ジャージに手ぬぐい姿のマッツアンでした)
夏の公開合同講義「近代建築を学ぶ」シリーズvol.3 2009
「建築から読み解く古都の近代----平安女学院明治館&聖アグネス教会堂にて」
案内と講演: 中川 理 京都工芸繊維大学教授
日時:7月4日(土)13:30~17:00
会場:平安女学院明治館および聖アグネス教会
(京都市上京区下立売通り烏丸西入る)
(御所の西、地下鉄烏丸線丸太町駅より徒歩2分)
参加:本校生徒および一般市民
入場:無料
申込み:京都建築専門学校までtel e-mailにてお願いします
tel:075-441-1141 e-mail:info@kyotokenchiku.ac.jp
学校から近い平安女学院大学さま、聖アグネス教会さまのご協力により、このほど修復なった明治館(明治28年)を見学させていただくことになりました。往時の感性と精神の涵養を重んじた婦女子教育が行われた美しい教室をご覧ください。保存と修復に関わられました中川理先生にご案内と解説をお願いしております。
後半は聖アグネス教会堂(明治31年)にて、ひととき、オルガンと歌の響きで教会の空間を味わっていただいた後、中川先生にこれらの近代建築が建てられた明治の京都についてお話しをうかがう予定です。なかなか得難い機会ですので、夏の暑い盛りではありますが、どうぞご友人をお誘い合わせご参加ください。
平安女学院明治館と日本聖公会京都教区聖アグネス教会
「建築から読み解く古都の近代----平安女学院明治館&聖アグネス教会堂にて」
案内と講演: 中川 理 京都工芸繊維大学教授
日時:7月4日(土)13:30~17:00
会場:平安女学院明治館および聖アグネス教会
(京都市上京区下立売通り烏丸西入る)
(御所の西、地下鉄烏丸線丸太町駅より徒歩2分)
参加:本校生徒および一般市民
入場:無料
申込み:京都建築専門学校までtel e-mailにてお願いします
tel:075-441-1141 e-mail:info@kyotokenchiku.ac.jp
学校から近い平安女学院大学さま、聖アグネス教会さまのご協力により、このほど修復なった明治館(明治28年)を見学させていただくことになりました。往時の感性と精神の涵養を重んじた婦女子教育が行われた美しい教室をご覧ください。保存と修復に関わられました中川理先生にご案内と解説をお願いしております。
後半は聖アグネス教会堂(明治31年)にて、ひととき、オルガンと歌の響きで教会の空間を味わっていただいた後、中川先生にこれらの近代建築が建てられた明治の京都についてお話しをうかがう予定です。なかなか得難い機会ですので、夏の暑い盛りではありますが、どうぞご友人をお誘い合わせご参加ください。
平安女学院明治館と日本聖公会京都教区聖アグネス教会
3月15日の日曜日、かねてから相談があった山小屋を設計するために、京北の山の中、学生君たちを引き連れて敷地を測量に行きました。昨日までの雨もきれいに晴れ上がっていい天気です。でも、花粉がいやだな〜。
辺りは谷状の緩やかな斜面地で、茅が生い茂り、鹿などの動物の住処のようです。ところどころ水が滲み出ているので、遊び場にするには、ある程度、整地と客土、排水溝を設けてやらないといけないでしょう。下方に調整池があって、眺めも悪くないので、池と谷斜面との間に小屋を建てるのがよさそうです。
原始的な平板測量をしましたが、灌木や草が生い茂って、たいへん。学生君たちがイノシシのようにのそのそ歩き回って、何とか形とレベルを採ることができました。昼頃から始めた実測も、一辺りデータを採る頃には陽が沈み始めていました。
最後に、小屋を建てる位置の見当をつけ、4隅に4人が立ってみました。まずまずの位置ではありますが、どうも高低差が結構あって、簡単に建てることは難しそうです。地盤面のでこぼこだけでなく、雪や眺めを考慮すると、基礎を高めにしてやるしか方法がなさそうです。昔のように、石垣が築けるといいのですが。
さて、採れたデータをもとに、敷地図を起こしてみましょう。皆さん、お疲れさまでした。
(クリ、テラ、ヒラ、ミヤ、さのでした)
正月二日、われらが木村棟梁からの招待をいただき、太秦の広隆寺に出かけた。棟梁が会長をつとめる「番匠保存会」の仕事始めの儀式「釿始の儀」を見物する。説明では、今では廃れてしまった番匠(大工)の儀式は、かつては特定の番匠家で行なわれていたのであるが、近年保存会を組織し、番匠の儀式を復活させるに当って、建築の祖とされる聖徳太子にゆかりの広隆寺で行なわれることになった。昭和56年から年中行事として執り行われているそうだ。
あいにく小雨がぱらつく天気であったが、もとより雪でもおかしくない時候である。古式装束を纏った一行の後に、番匠保存会の銘が入った法被の一行が太い材木を担いで行列をなしている。雅楽が奏され、「ゆりもち」音頭が唱される。やがて、堂前に御木を据え、一同、神前に礼。(仏前に神棚があるんです!)手前の脇に飾り道具が置かれている。聞くところによると、この道具は京都御所出入りの棟梁家であった三上校長の家にあるものを模写したものだそうだ。
その道具から、墨壷、墨差、曲尺(さしがね)が脇司によって運ばれ、御木に置かれる。二人の番匠がこれで墨を打つ。三度ずつ繰り返される。(「墨矩の儀」「墨打の儀」)これは材の捩れを測るものとされる。続いて、一の棟梁が釿(ちょうな)を打つ。
「釿打の儀」は、格好だけでなく、本当に材に釿が打ち降ろされるので、ガツッと音がする。これも元、中、末、と3カ所を3つずつ打つ。次に、鑓鉋(やりがんな)が運ばれ、番匠が削る。(「清鉋の儀」)これで作業は終了。大工たちによる「木遣り音頭」の奉納となる。これまで度々聞いて馴染みのある曲が次々と唱され、すべての儀式は終了である。
やれ、めでたしめでたし。最後に法被姿の木村棟梁が聴衆に向かって挨拶。供え物の餅が配られ、見物衆も大いに喜んだ。寒中、たいして暖かそうでもない装束でじっとしていた出演者の皆さん、たいへんご苦労さまでした。おかげで素晴らしい正月を迎えることができました。こういう儀式は、気も身も引き締まっていいものですね。さすが、京都だな、と感銘を受けて帰って来ました。また来年、参りたく思います。ありがとうございました。 (さのはるひと)
あいにく小雨がぱらつく天気であったが、もとより雪でもおかしくない時候である。古式装束を纏った一行の後に、番匠保存会の銘が入った法被の一行が太い材木を担いで行列をなしている。雅楽が奏され、「ゆりもち」音頭が唱される。やがて、堂前に御木を据え、一同、神前に礼。(仏前に神棚があるんです!)手前の脇に飾り道具が置かれている。聞くところによると、この道具は京都御所出入りの棟梁家であった三上校長の家にあるものを模写したものだそうだ。
その道具から、墨壷、墨差、曲尺(さしがね)が脇司によって運ばれ、御木に置かれる。二人の番匠がこれで墨を打つ。三度ずつ繰り返される。(「墨矩の儀」「墨打の儀」)これは材の捩れを測るものとされる。続いて、一の棟梁が釿(ちょうな)を打つ。
「釿打の儀」は、格好だけでなく、本当に材に釿が打ち降ろされるので、ガツッと音がする。これも元、中、末、と3カ所を3つずつ打つ。次に、鑓鉋(やりがんな)が運ばれ、番匠が削る。(「清鉋の儀」)これで作業は終了。大工たちによる「木遣り音頭」の奉納となる。これまで度々聞いて馴染みのある曲が次々と唱され、すべての儀式は終了である。
やれ、めでたしめでたし。最後に法被姿の木村棟梁が聴衆に向かって挨拶。供え物の餅が配られ、見物衆も大いに喜んだ。寒中、たいして暖かそうでもない装束でじっとしていた出演者の皆さん、たいへんご苦労さまでした。おかげで素晴らしい正月を迎えることができました。こういう儀式は、気も身も引き締まっていいものですね。さすが、京都だな、と感銘を受けて帰って来ました。また来年、参りたく思います。ありがとうございました。 (さのはるひと)
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