3月15日の日曜日、かねてから相談があった山小屋を設計するために、京北の山の中、学生君たちを引き連れて敷地を測量に行きました。昨日までの雨もきれいに晴れ上がっていい天気です。でも、花粉がいやだな〜。
辺りは谷状の緩やかな斜面地で、茅が生い茂り、鹿などの動物の住処のようです。ところどころ水が滲み出ているので、遊び場にするには、ある程度、整地と客土、排水溝を設けてやらないといけないでしょう。下方に調整池があって、眺めも悪くないので、池と谷斜面との間に小屋を建てるのがよさそうです。
原始的な平板測量をしましたが、灌木や草が生い茂って、たいへん。学生君たちがイノシシのようにのそのそ歩き回って、何とか形とレベルを採ることができました。昼頃から始めた実測も、一辺りデータを採る頃には陽が沈み始めていました。
最後に、小屋を建てる位置の見当をつけ、4隅に4人が立ってみました。まずまずの位置ではありますが、どうも高低差が結構あって、簡単に建てることは難しそうです。地盤面のでこぼこだけでなく、雪や眺めを考慮すると、基礎を高めにしてやるしか方法がなさそうです。昔のように、石垣が築けるといいのですが。
さて、採れたデータをもとに、敷地図を起こしてみましょう。皆さん、お疲れさまでした。
(クリ、テラ、ヒラ、ミヤ、さのでした)
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