6月9日、建築科1年生の設計製図授業では、これから始まる自由課題「木造住宅の設計」の導入として、例年のように、各自の「お気に入り住宅」を発表してもらいます。全員のプレゼンボードを見ながら、全員で評価採点します。
近代建築あり、最新作品あり、民家再生あり、お城までありの、賑やかなものです。皆、真剣に採点してくれていますので、そのまま、この課題の成績に採用しています。
今年の1年生たちはずいぶん張り切って、いいレベルにあるな~と感心。この調子で住宅も頑張って欲しいですね。
優秀なもの、興味のあるものを出した生徒12,3人に前に出て公表をしてもらいました。9月に出来上がる住宅作品では、さらに楽しい発表会を期待しています。
今年は例年と同様の6戸からなる一団の住宅地で課題を出していますが、6戸からなるまち並みを意識してもらい、建築協定のテーマごとにグループをつくってもらいました。またそのスタディの様子をご紹介しましょう。さて、どんなドラマが生まれるか、お楽しみに。
近代建築あり、最新作品あり、民家再生あり、お城までありの、賑やかなものです。皆、真剣に採点してくれていますので、そのまま、この課題の成績に採用しています。
今年の1年生たちはずいぶん張り切って、いいレベルにあるな~と感心。この調子で住宅も頑張って欲しいですね。
優秀なもの、興味のあるものを出した生徒12,3人に前に出て公表をしてもらいました。9月に出来上がる住宅作品では、さらに楽しい発表会を期待しています。
今年は例年と同様の6戸からなる一団の住宅地で課題を出していますが、6戸からなるまち並みを意識してもらい、建築協定のテーマごとにグループをつくってもらいました。またそのスタディの様子をご紹介しましょう。さて、どんなドラマが生まれるか、お楽しみに。
(さのはるひと)
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コバヤシです。お久しぶりです。僕の白いつなぎが見えますか?う〜ん、1年生のイナガキ君の方が大きく映っているけれども、まあいいか。連休には浜松の家に帰りたいので、それまでに荒壁を付けてしまいたいです。この日も放課後に頑張って仕事しました。夜8時過ぎまでかかってしまいましたが。
さの:よく頑張ったね。ちゃんと小舞も編めているようだ。あれ?縦竹が貫の手前に来ているね。普通と逆に入っている。何故かな?もっとも、この方が片壁の場合、強度があるそうだ。(両面塗りの場合もこの方がちょっと強いらしい。)
コバ:この方が上の既存の竹とうまく合ったからです。すべて塗り終えることができなかったので、明日、また続きを塗ります。大家さんがおにぎりを差し入れして下さいました。
さの:それは素晴らしい。大家さん、きっと君たちの頑張りに期待してくれているんだよ。ちゃんと応えてください。
(早く浜松に帰りたいコバ)
1年の授業に、木工基礎という時間があります。宮大工OBの横井棟梁の指導のもと、午後に簡単な木工の実習をします。案外、いやがる生徒はいません。みんな生き生きとしていますね〜。
まずは道具の研ぎ方や墨付けの仕方を練習し、基礎的な仕口や継手をこしらえます。二人でペアーになり、雄牝を作り合い、嵌めてうまく行くかどうか、ちゃんとつくればちゃんと納まるんだということをわかってもらいたいのですが、なかなかそう簡単にはいきません。でも、ポイントを教えてやれば、どんどんうまくなっていきます。要は、あわてず、ていねいに心をこめてつくってやること。ただ、ノミを使うときには、ある程度は思い切って掘らないと、切れも悪いですね。
渡りあご、長ほぞ込み栓、腰掛け蟻、腰掛け鎌ほぞ継ぎの順番に練習して行きます。だんだん、作業場が暑くなってきました。みなさん、気持ちのよい汗を流して、終わったら、お茶を飲みましょう!
(ビールじゃないぞ さのはるひと)
まずは道具の研ぎ方や墨付けの仕方を練習し、基礎的な仕口や継手をこしらえます。二人でペアーになり、雄牝を作り合い、嵌めてうまく行くかどうか、ちゃんとつくればちゃんと納まるんだということをわかってもらいたいのですが、なかなかそう簡単にはいきません。でも、ポイントを教えてやれば、どんどんうまくなっていきます。要は、あわてず、ていねいに心をこめてつくってやること。ただ、ノミを使うときには、ある程度は思い切って掘らないと、切れも悪いですね。
渡りあご、長ほぞ込み栓、腰掛け蟻、腰掛け鎌ほぞ継ぎの順番に練習して行きます。だんだん、作業場が暑くなってきました。みなさん、気持ちのよい汗を流して、終わったら、お茶を飲みましょう!
(ビールじゃないぞ さのはるひと)
4月29日、学校はお休みです。さっそく、学生チームが小川通りの町家の改修のお手伝いに入っています。どれどれ?戸袋を外して添え柱を仕込んでいるのは、今年の一年生のタダ君。彼は元大工ですから、格好も決まっていますね。 頼んだよ。
中を覗くと、隊長のコバヤシ君の指導のもと、1年生たちが小舞編みを手伝っています。これだけ人数がいれば、すぐにも出来上がりますね。よしよし。
仔細に見ると、何だか貫の位置がいい加減ですね。もっと上下に離して入れてもらわねば、足元がふらつきます。上下にもう一枚ずつ入れてもらいましょう。えつり竹を柱に仕込むえつり穴という仕事をしています。このえつり竹にやや細い小舞竹を編み込んで行きます。
彼らの足元を見ると、大舟に古土が練られています。これに新土と藁すさを混ぜて、荒壁土とします。次には荒壁塗りの報告ができそうですね。
(さのはるひと)
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