4月29日、学校はお休みです。さっそく、学生チームが小川通りの町家の改修のお手伝いに入っています。どれどれ?戸袋を外して添え柱を仕込んでいるのは、今年の一年生のタダ君。彼は元大工ですから、格好も決まっていますね。 頼んだよ。
中を覗くと、隊長のコバヤシ君の指導のもと、1年生たちが小舞編みを手伝っています。これだけ人数がいれば、すぐにも出来上がりますね。よしよし。
仔細に見ると、何だか貫の位置がいい加減ですね。もっと上下に離して入れてもらわねば、足元がふらつきます。上下にもう一枚ずつ入れてもらいましょう。えつり竹を柱に仕込むえつり穴という仕事をしています。このえつり竹にやや細い小舞竹を編み込んで行きます。
彼らの足元を見ると、大舟に古土が練られています。これに新土と藁すさを混ぜて、荒壁土とします。次には荒壁塗りの報告ができそうですね。
(さのはるひと)
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