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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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 はじめまして、京都建築専門学校に入学したメグメグです。よろしくいおねがいします。さっそく町家研究室に入部?、さの先生の設計された民家風の建物に取り付く照明の制作をお手伝いさせていただいています。放課後、友だちを誘って先生が加工された骨組みを組立てました。どんな灯りになるのか、コピー用紙を貼って、ああでもない、こうでもないと友だちと議論しました。実際に電球を入れてみると、まあ、きれい。でも、どんな空間に懸かるんでしょう?

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  連休の最中、先生にその民家に連れて行ってもらいました。大きな古民家の再生建築だそうです。回りの紅葉の緑が眼にとても爽やかでした。中に入ると、薄暗い土間が。工務店に勤める卒業生の先輩が試作品を天井に掛けてくれました。紙のちょっとした貼る位置や吊る高さでずいぶん印象が変わるのに驚きました。白木のままの方がきれいと思っていましたが、建物の梁や柱と同じべんがらで塗った方が自然な感じになると思いました。さの先生、塗りましょう!(新入りメグメグ つづく)

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 4月14日、電気工事も済んではじめて屋根の下に仕込んだ照明が点灯。さっそく写真を撮ってもらったのだが、こんな風に見えるらしい。(実はまだ見ていない。)これでちょっと目立つかな。冬、陽が落ちて暗い時間登校する夜間の学生には、明るくはなやいだ雰囲気はとても大事だ。この他にも板を張った後にスポット照明を考えているが、それまでしばらくはこんな感じとなる。

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 19日、樋と掲示板のガラス扉が取り付けられた。掲示板の屋根は学生たちの手でこしらえられる予定で、今はルーフィングのままとなっている。当初、背後からの視線を考えて、低めに設定したのだが、電気の盤が高い位置についてしまっているので、何とも格好が悪い。掲示板は部材が丹念に背後のRC壁に付けられているので、すべてやりなおさないと、動かない。車からの視線にはいいのだが、歩く人の目線からはいかにも低く、残念。これは僕のミスです。ごめんなさい。
 雨樋は京の伝統に従い、銅のいいものに変更してもらった。(事務長に怒られるかな~?)前もって低めに付けるよう指示しておいたにも拘わらず、やや高めに取りつけられて、せっかくの瓦のきれいな曲線が見えないのは、困ったものだ。(さのはるひと)
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 瓦の軒付けの様子を見ると、下端を水糸できちんと合わせている様子が分かります。実は、下地の木工事の状態ではずいぶんでこぼこがあり、こんなに揃っていませんでした。それを最後の瓦できちんと揃えてしまうのですね。しかも、よく見ると、両端の瓦は2枚ほど、少しずつ上に反らしていることがわかります。

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    8日の入学式の日に足場を片付け、駐車場に山積みされていたガラゴミも処理して、学生たちが学校に来る9日には、何とか整理できました。初めてゲートの全体が見えました。

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   掲示板の作業も進められ、難しいポストが付きました。後は表のガラス戸や内部の照明器具の工事が残っています。前を通り行く人たちも興味深そうに覗いて行きます。(さの)

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 掲示板は当初から学生の手では難しいと判断し、工務店に依頼していましたが、デザインの決まらぬ板屋根と破風だけを学生で行なうとし、そこまでの箱をプロに拵えてもらいます。流石にプロ、きちんと仕事をします。学生よりも腕がいいのは言うまでもないけれども、はるかに丁寧に手をかけますから、それはいいものになるわけです。こんな仕事ぶりを学生たちにしっかり見て欲しいと思うのだけれども、悲しいかな、誰もいません。

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 一方、上では屋根屋の仕事。京都の瓦葺きの技術の一端が見られます。今回は無地の鎌唐草で、一文字と同様、合端合わせがちょっとうるさい仕事となります。澱みのない手際で軒付けの瓦が仕込まれて行く様子は見ていて飽きません。順に写真を撮らせていただきました。左から順に、瓦土をこねて置きます。上手は手を汚しませんな。瓦座を瓦のカーブに合わせてディスクで削り、瓦がうまく座るように調整します。幾度も瓦を置き直して合わせています。よし、となれば、瓦を据えて銅線で結びます。合端を確認して出来上がり。
およそ12mほどの軒を一人でほぼ一日かかって付けてもらっています。(さの)

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 学生たちも就職先の研修やら勤務やらで消えて行きます。何とか屋根の野地完成、ルーフィング張りを済ませるところまで漕ぎ着けました。この日、学生たちによる最後の仕事として、軒回りの瓦座を取り付けを行いました。卒業生の諸君、ごくろうさまでした。なかなか立派な仕事となりました。ありがとう。板壁の後の仕事は在校生が引き継ぎ、瓦と掲示板はプロの仕事となります。何とか入学式までに間に合わせたいものです。(さの)
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