建築科2年生の木工卒業制作の実習課題として、京北森林組合(京都市右京区京北)の加工センターに製品倉庫を建てようと、この春から部材加工を行っています。この日は現地で倉庫の建つ位置を確認、縄張りと敷地のレベルを実測しました。間口が3スパン13.5m、奥行4mほどですが、敷地は平らに見えて、高低差は最大で30cmほどありました。
フォークリフトで製品を高く積み上げるので、桁の高さが5m近くとして、ずいぶん背の高い小屋となります。風を受けて転倒するのを防ぐために、主要な柱をボルトで引く必要があります。土台を止めるためにも基礎を拵えなくてはなりませんが、移築が可能なようにした方がいいでしょう。この日の実測の結果を図面化し、基礎の施工計画図を作成、夏休みに建て方を行えるよう、7月の週末に基礎工事を行う予定です。
製品倉庫はこの製材工場で加工された京北の杉を用い、伝統的な貫構造で設計しています。さあ、頑張るぞ。 (以上、学生棟梁オクタからの報告でした)
PR
この記事へコメント
- メニュー
- 最新記事
(07/28)
(07/10)
(07/02)
(06/17)
(06/16)
- 京都建築専門学校
京都市のど真ん中府庁前で、創立60年の伝統を誇る小さいけれど真面目な建築学校です。ユニークで色々な経験を持った先生たちが揃っています。平成24年度入学願書受付中!
- ブログ内検索
Copyright © 京都建築専門学校 ニュースレター All Rights Reserved.