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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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版築で塀をつくるのにもっとも大事なのは、型枠つくりと土の配合でしょうか。いろいろサンプルをつくりながら、もっとも基本的な版築はどのようにしてつくられるのか、あれこれ人に聞いたり、工事の報告書を調べてみたりしていました。実際に京都の文化財寺院などで行われている版築の築地塀について左官屋さんに聞いてみても、人によってさまざまのようです。できれば、いい土だけで搗き固めてつくりたいな〜と思いながら、一方で石灰を入れて固めることの安全策も捨てがたい。結論として、まさ土に壁土を3:2で混ぜて、石灰を8%程度に抑えて入れてみようということに。土の仕入れ先として、大亀谷にある尾崎色土店さんを訪ねました。

DSCN5425.jpg

親子さんで経営されている尾崎さんの工場には10年ほど昔に来て、今回が2度目です。前はもっと忙しそうだったな、。。と思いながら、いろいろな京都の土のお話を伺うことができました。今回の版築には、きれいに出来上がった壁土製品ではなく、原土に近いものをお願いすることに。

DSCN5438.jpg

翌々日、現場に土を運んで、取り込み作業です。荒壁土の原土を2m3、3回に分けて運びました。汗だらけになるたいへんな作業量でした。その次にまさ土を3m3。でも、前に練り土を運び入れた時に比べれば、ずっと楽でした。

DSCN5448.jpg

作業している隣では、道路との境に見地石を積む作業が行われています。足元にころがっている見地石が危ないので、この際、ちゃんと積んでしまおうということで、造園仲間が手伝いに来てくれました。版築の基礎の石と並んで、いい風情になることでしょう。

IMG_1252.jpg

岩本君が一生懸命、型枠をこしらえてくれています。これをいい加減にやられると、後でトラブルが発生すること請け合い、几帳面な彼の性格に期待です。がんばれ!        
                                   (さのはるひと)

529117_331343713650129_2092491971_n.jpeg    イワモトです。雪が降ってます。明日からの版築イベントに何とか間に合わせなと、がんばってます。が、この重い型枠、一人ではどうにもならんです。ボルトをセットしたいのですが、どうにもならんです。雪が降って風が吹いて、寒くてどうにもならんです。
 先ほど、サノ先生から連絡が、。。そんなこと、一人じゃだめじゃないかと、怒られました。建築はみんなでやるもんだと、。。でも、僕しかいないので、。。
 明日の朝、みんなでやることにします。雪が積もりそう、。。。
    (段取りの悪いイワモトでした)























      



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