版築土塀作業の初日です。前夜は雪も舞う寒い日でしたが、遅くまで岩本君が頑張って型枠をセットしてくれていました。ありがとう。朝、1年生もかけつけてくれて、型枠のボルト留め作業を行いました。
その傍らでは、山本左官学院長の指導のもと、土合わせが行われています。ミキサーに土2、まさ土3、石灰0.4という配合です。最後に水をそっと様子を見ながら振りかけて行きます。握って、何とか固まるかな、というくらいです。
さあ、搗き固めるぞという時になって、神戸から畑中久美子さんが駆けつけてくれました。OK!一斉に搗いていきます。搗き棒は、足場丸太と1寸5分角の棒です。およそ60cmごとに入れられたボルトと中仕切り板の区画に一人ずつ配置されて、どんどん搗いて行きました。
この地域の子どもたちが児童館の先生の引率のもと、大勢やってきました。まずは土をにぎってご覧と。保育園での版築ワークショップもされている畑中さん、子どもたちの扱いには慣れておられて、すぐにとけ込んでいます。固かった子どもたちの表情も緩んで来ました。
子どもたちの搗き固め作業です。面白い!、重いよ〜、疲れた、賑やかです。子どもたちや一緒に搗いている大人たちの表情がとてもいいです。
何とか搗き固まったところで、休憩!みんなで記念撮影。こうしてみんなで参加して、わいわい楽しみながら作業して行けるところが、版築の魅力です。みんなありがとう!完成したら見に来てね!
3寸角の重いタコもつくってどんどん固めます。これはなかなか効率がいいものでした。細いものと混ぜて打ちます。
京都市内にとどまらず、他府県からも参加してくれる建築士さんも。今日の分が打ち上がったところで記念写真です。
おそるおそる型枠を外しました。下からしっかり打ち上がったばかりの版築が顔を見せます。おお〜っと歓声が上がります。きれいにできていますね。やったものでないと、この感動はわからないでしょう。
この後、型枠を一つ上の段に移動させてセットして、おしまい。お疲れさまでした。
明日は2段目を頑張りましょう!
(さのはるひと)
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