毎年のようにこの建築概論でミニレクチュアを提供していただいている京都府瓦工事協同組合青年部さん、今年は淡路の瓦メーカーさんによる瓦知識、そして工事についてお話いただきました。
2年生は昨年も話を聞いていますが、今年は瓦博識のメーカーさんによるすばらしい紹介を堪能。歴史から製造過程や種類、施工や太陽光発電瓦まで盛りだくさんのお話でした。中でも、瓦型の太陽光発電パネルについては興味があつまりました。もっと詳しいお話を伺える機会が欲しいですね。
後半は工事側で、青年部の方が葺き方に関する説明を。伝統の土葺きから現在の耐震に有利な空葺き工法までわかりやすく説明していただきました。会場から通気工法や輻射熱の遮断による温熱効果について質問がありました。メーカーさんの説明では、輻射熱の効果についてはデータがなく、断熱材の効果の方が大きいという回答でした。
とても充実した講義で、学生たちからも好評でした。青年部の方たちには今年は平成の京町家でもたいへんお世話になっています。重ねてお礼を申し上げたく思います。お疲れさまでした。
(さの)
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