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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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 建築科1年設計製図授業の最後は、「宝ヶ池公園内に建つ美術館」です。後期試験も終わった2月14日、作品発表会および講評採点会をおこないました。今年は作品をポートフォリオのかたちでまとめて提出することとしました。プリントしやすいA4版とずいぶん小さな冊子ですが、それぞれの工夫が凝らされていて、よかったと思います。
 佳作、入賞作品の中から、とくに優れた3つの作品をここで簡単に紹介しましょう。詳しくは、別にHPで取り上げてみたく思います。日下部さん、石原さん、大澤さん、よろしく!  (さの)


art201101.JPG

 1 「木が彩る絵本ギャラリー」 日下部里実

「池の東にある木々に隠れた谷の奥に、子どもから大人まで楽しめる絵本の原画を展示するギャラリーを設計しました。木々の自然にたたずむ柔らかな建物の印象を、内部まで浸透させ、主役である絵が引き立つようにしたい。隅をアールにまるめることで、やわらかで深みのある空間ができたように思います。」

art201107.jpg


2 「命を学ぶギャラリー」  石原 理恵

「宝ヶ池公園には、捨てられた猫たちに出会います。動物たちの命の重みを意識してもらいたいと思い、動物彫刻家のはしもとみおさんの作品を展示するギャラリーを考えました。公園の南西に位置する梅林園の中、緩やかに傾斜する芝生の上、山の木々に囲われた明るい場所を選んでいます。部屋ごとにいろんな動物たちと出会えるように、雰囲気が少しずつ違う空間をひとつながりに経験してもらおうと設計しました。」


art201103.jpg


3 「塔のある美術館」  大澤  彰

「比叡山を望む静かな森に囲まれた宝ヶ池の池畔で、こころゆくまで日本絵画を鑑賞できる小さな美術館。
国際会議場の対岸に、対照的に谷間に埋もれたような目立たない落ち着いた外観を目指し、内部に展示空間への橋渡しをする回廊を設け、その中心に比叡山に縁の深い国東塔を設置する。東側、池に面して開放的な階段テラスを設け、比叡山を望見したい。」

art201105.JPG

3作品の詳しい紹介はこちらに  
     → http://www.kyotokenchiku.ac.jp/kac/studyoffice/architect/work.html
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