建築科1年生のタロちゃんです。住宅設計は6戸からなる敷地の家並みテーマごとにグループをつくり、今日は家並みルールの発表会です。グループは、
和風の家並み 2グループ
洋風の家並み 1
塀の家並み 1
外側にグリーンスペース 1
内側にグリーンスペース 2
という7つのグループが結成されました。(ちなみに私は塀チームです。)
今日発表された中から、内側グリーンスペースの2チームを紹介しましょう。
チーム・セキ
1 道路側に家を建てて、内側にGS空間を設ける
2 内側GSは6軒共同のプライベート空間で、
外部から進入できない
3 4軒がGSにウッドデッキを設け、
全体で一つの大きなデッキとする
チーム・カツヒロ
1 GSには適宜、樹を植える
2 フェンスを内側には設けない
3 ウッドデッキを繋いでもよい
2チームとも、従来の常識を破る新たな近隣関係を提案しているようですが、うまく行くのかしら?
さの:すでにこうした試みが、コーポラティヴハウスという集合居住体つくりの活動には行われています。ただ、このような分譲住宅地では、例がないでしょう。それぞれのチームの人たちは、本当に、こういう仕掛けの中に住めるかどうか、どうしたら互いの負担なしに心地よい近隣関係を伴った住空間ができるか、真剣に考え、議論していって欲しいです。
他では得られない近隣関係を持てるというのは面白そうだけど、現実問題として、一戸の家の中でも、時々長期滞在するおばあちゃんと家族との間に一呼吸置くなど、お互いのプライバシーを保つ建築的な工夫をあれこれ考えているようなレベルで、家のリビングのすぐ前庭に近所の人が歩いて来れるというのは、私にはどう考えていいかわからない。部屋の配置で対応できるのかしら。でも、面白そうです。結果がどうなるか、楽しみ!(社会人出身のタロちゃんでした。)
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