コバです。小舞を初めて編みました。まず貫という板をきちんと柱の間に納めて、それにエツリというやや厚め幅のある割竹を縦横に36cm程度の間隔で入れて釘で留めます。古い小舞やエツリは、下半分が腐っていたので、新しいものに替えました。結局、ほとんどが新しくなってしまいましたが、使えそうな小舞は使おうと思います。小舞竹はエツリよりも細い竹を指2本分くらい開けて二分縄で編んで行きます。
サノです。ややや、ほとんど古い小舞が残ってないじゃない。全部新たに編むの?たいへんだなあ。でも、その方がしっかりするね。よし、やってしまおう! 一番下に貫を入れてください。小舞は下端を1cm程度開けて編む。縄は上下にきちんと編むと小舞がしっかり付いてずれないよ。古い細い小舞も適当に挟み込んでいきましょう。今日中に終わってください。
大舟を持って来たので、古土を入れて水合わせをしましょう。1/3強に新しい練り土を混ぜ込んで、わらすさをたんと入れてよく練って下さい。
この日、手伝いに来ていた施主友人氏がうんうん、土を混ぜてくれました。明日、塗らせていただきま〜す。隣の主屋で工事をしている皆と一緒にお茶です。主屋ではレナと2年生チームがあれこれの造作工事をしています。大分、室内がそれらしくなってきました。もうちょっとだね。
テラです。翌日3月1日は残りの小舞を編んで、いよいよ荒壁塗りです。僕は高校生だったときに、この学校の体験教室に来て、小舞編みと荒壁塗りをやりました。思い出すなあ。
階段のあるところは、もともとあったように、外から編みました。夕方近くになってやっと小舞編み完了!サノ先生が来て、検査!OKが出て、荒壁塗り!メグさんも参加です。4枚分の壁を1時間程で塗りましたが、肩や手が結構疲れます。先生は15分で塗れと言うけど、初めてでは無理!(プロは一日に20枚ほども塗るらしい。)途中から、サイ取りという役目を担当しました。長い柄のついたフォークみたいな道具に土を取り、塗り手のコテ板めがけて土を突き投げます。案外、面白い!何か充実の一日でした! (コバ、テラ、クリ、メグ!)
PR
この記事へコメント
- メニュー
- 最新記事
(07/28)
(07/10)
(07/02)
(06/17)
(06/16)
- 京都建築専門学校
京都市のど真ん中府庁前で、創立60年の伝統を誇る小さいけれど真面目な建築学校です。ユニークで色々な経験を持った先生たちが揃っています。平成24年度入学願書受付中!
- ブログ内検索
Copyright © 京都建築専門学校 ニュースレター All Rights Reserved.