2月17日、1年生の終了設計「美術館」の最終提出日。めいめいがすべての図面とプレゼンテーションや模型を公開、皆で採点し合います。敷地は鴨川沿いと高台寺付近の小公園の2か所から選びます。図面は配置図、平面図、立面、断面、かなばかり図のほか、構造図を課しています。採点はこれらの図面がしっかり描けているか、計画や意匠の魅力を評価します。
今年はデザインを頑張りたい人は高台寺の敷地にチャレンジ、構造や図面をきちんと描きたい人は鴨川の敷地を選ぶ傾向がありました。鴨川敷地では、勾配屋根を設けたり、外壁の色合いに配慮するなど、京都市の新しい景観条例を意識してもらっていますが、僕の選んだ高台寺敷地では、割と自由にさせてもらいました。後半は優秀作品に選ばれた生徒たちによる発表会を行いました。
上の画像の手前に映っているのが僕の作品です。優秀作品のひとつに選ばれ、嬉しいです。思いっきり地面を掘り下げて、上から低い窪地に立つ立体彫刻を眺めて、やがて自分もその彫刻たちと同じ空間に混じるというプロセスをテーマに盛り込みました。発表の結果、今年の準グランプリに選ばれ、とてもうれしかったです。これからもがんばります。 (何でもがんばるラチでした!)
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