1年リーダーのイナガキです。23日、京北小塩での木匠塾も最終日を迎えています。今年は新型インフルエンザ休校の影響で、25日から学校が始まってしまうため、どうしてもこの日の内に仮組を完成させ、解体して撤収しなくてはいけません。
そもそも仮組はこれまでばらばらに加工してきた各部材が、全体としてきちんと寸法通りに収まるかどうか、つなぎ梁とそれを受ける小屋束との接合部のような、はめてみないとわからないものが本当にはめられるかを確認するという理由で行われました。特に今回は太さも異なり、曲がりもある丸太同士をそれぞれの丸太の形通りにきれいに合わせる「ヒカリ付け」という技法を用いたために、寸法はあちこちですべて異なるという厄介な状態なので、この仮組は本組に向けてもとても重要な仕事となります。
そんな仮組も何とか午後にほとんどの柱梁が組み合わされ、厄介なつなぎ梁の実寸取りも行われ終了。皆で記念写真です。カワサキさん、みなさん、お疲れさまでした。
さて、記念写真の後は、遅めの昼食をさっと済ませ一気に解体です。部材が外されて行く様子の写真撮影を重ねて行きました。下にその中から6枚を選んで掲載しました。まだまだ明るいから大丈夫と余裕をもっていたら、最後は陽が沈み、夕暮れ時になってしまいました。解体完了の達成感に浸る暇もなく、荷物をまとめ、合宿所を整理。掃除して山を下りる頃にはすっかり真っ暗でした。
さあ、今夜は久しぶりに家でしっかり寝るぞ!眼が覚めたら、木造住宅設計の図面と模型をやらなくては…。
(木匠塾シリーズのアンカーは三重県出身のリーダー:イナガキでした)
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