9月17日、専門学校オトメ会なる女子学生たけの会がありました。よしやまち町家に集まり、美味しいケーキと紅茶をいただき、1年と2年の女子学生とで交流、にぎやかそのものです。(以下、1年のホリーが報告します。)
「この学校って、女の子少ないよね、入学式の会場で、女の子は何人?と数えてた。
「最初、女の子が少なくて不安だった。声をかけてくれて、ほっとした。
「これからはオトメ会の結束で、入学式すぐに声をかけて茶話会をやろう!
「やろう、やろう!
「上方探索倶楽部ってやってるでしょ、あれもオトメ会だけでやろうよ。
「賛成!オトメならではの関心、つまりオシャレな建築&スイーツ!
「それ、それ!ぜひ企画しましょう。
「オトメにとって具合の悪い授業ってある?
「木工! どうしても男の子にかなわない。
「でも、楽しいから、授業はあっていいと思う。
「オトメ同士でやんわりやれる方がいいかも。
「最初、男の子と組んでやるのに抵抗あったものね。
「オトメだからといって、電動工具を触らせないというのは、不満。
「私は電動工具もやってるよ。
「私は全然ダメ、泣きそう!
サノ先生:木工は確かに女子にとっては大変だと思う。中にはコンドーさんのように、男勝りもいるけれども、大抵はイズミンやホリーさんのように、こわごわやっているよね。後期は椅子をデザインして、木工で拵える。それは結構、楽しめると思いますよ。
男の仕事と思われている建築業界だけれども、最近はその中で女性の力がとても重要なんだ。だから、学校にもっと大勢の女生徒が来て欲しい。何をするにしても、女子学生がリードして、男どもはハッスルするからね。かつては、女子も25%ほどいたんだが、最近はその半分くらいになってしまった。どうしたら、もっと来てくれるかな?
「もっと効果的な宣伝広報を工夫してみては?
「例えば、課外活動などで、揃いのTシャツか何かを着てみたらいいのでは?
「普段から着れるし、それいい!やろう!
「来月末の学園祭に間に合わせよう!
「そうだね。その前に京都駅前でのイベントがある。早くしなくちゃ。
「でも、どんなデザインにする?
「タロとセキちゃんに任せる!
「来年からインテリアコースを本格的にやるんでしょう?
「それってどうなの?仕事に結びつくかな?
「卒業設計では、どうしてもインテリアの細かい所に関心が向かないでしょう。
「とことん、自分の好きなインテリア空間にきちんと向かい合ってみたいです。
「絵空事よりも、クライアントとの話し方、プレゼンのもって行き方、リフォームの工事の要点など、知りたいことがいっぱいある。それを知っておかないと、社会に出て、すぐに挫折しそう。
「となると、やはり指導してくれる先生だね。サノ先生、よろしく!
サノ先生:これからはなかなか新築物件は増えないと思う。リフォーム工事の設計や相談を総合的にうまく進められる能力が重要になるでしょう。店舗や住宅の相談には、女性が有利なんだと思う。自分で自信のあるデザインや設計の道筋を持てるように、いい勉強をして欲しいね。インテリアって、それだけを切り離して設計できないこともないけれども、実際には、施工や設備に強くないと、うまく行かない。デザインだけ方向性を出して、後は現場任せというのでは、責任をもったいいデザインはなかなか難しい。本当に現場がわかるまでは、それなりに経験を積まなくては無理だけれども、ある程度までは、つかんでいて欲しいです。
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