8月6日&7日に行われた堀川商店街の七夕祭りに、私たち京都建築専門学校も参加させていただきました!遅ればせながら、報告です。準備篇は建築科2年セキが担当します。よろしく!
その2につづく。
商店街の中の元酒屋さんの空き店舗を借りて、お茶席と、影絵を利用したお芝居の2つのイベントをすることに。お茶部メンバーを中心に頑張るぞ!
借りられる店舗は、幅5.4m×奥行き5.3mの店舗スペースと、キッチン、トイレ、6畳+4畳の住居スペース。みんなで議論して、店舗部分にお茶室と影絵芝居をする空間を作り、住居部分をバックヤードとして使用することにしました。
現場を視察しに行くと、いくつか問題が。
①堀川通りからの騒音
②商店街の明るさが影絵に影響しそう
③換気設備がなく暑い
④天井・壁がボロボロ
まず、①②については、入り口部分シャッターをある程度おろすことで解決できそうです。
③はかなり深刻な問題です。今年は異常なほどの暑さ!それに加え、シャッターがおろされることで、風が通らず、ますますアツイ…。何か冷房設備を考えないと!
④については、天井・壁をまるまる覆ってしまうような内装を考えることにしました。
以上の問題を踏まえ、なかなかのスピードで迫ってくる当日に向けて私たちは動き出しました!!
【ポスター】
まずは宣伝広報のためのポスターを作ります!
最初に作ったポスターは小さくインパクトがない!と先生からダメ出しされ、書き直し…。
大きな模造紙を二枚貼り合わせて、影絵芝居をイメージしたポスターを作りました。
「お茶室」+「影絵芝居」=「茶影団」と名づけて書いたポスターは夕焼けの海がイメージされていてなかなかインパクト大!多くの人の目に留まるといいな~。
【内装】
一時的な内装ということで、簡単に手に入り、簡単に作れ、簡単に解体でき、簡単に処理できるもの、ということで、紙を使用することにしました。
紙をただ貼り合わせるだけではおもしろくないので、天井は幅25cmの障子紙をあじろに編み、壁は幅1mほどの和紙をのりしろ1cmくらい作って貼り合わせ、のりしろ部分を表に出してリブになるようなデザインにすることにしました。(いいアイデアでしょ。)
天井のあじろは、まず2m×2mほどの小さい枠で実験し、簡単に、なかなか綺麗に編めることがわかりました。
しかし、実際は約5m×5mのものを作り、天井に設置しなければなりません!
教室の机を全て隅に寄せて編めるスペースを確保し、3人で1日かかってなんとか編むことができました!
次は現場へ移動しなければなりません。編んだ天井紙をロール状に丸め、3Fにある教室から移動しようとしたところ、階段の奥行きより天井紙の長さが長いため、階段では無理!!ベランダからおろす作戦に変更しました。みんなでギャーギャー騒ぎながら、ベランダから1Fまで天井紙をおろし、現場へ無事移動完了!(この画像があったらよかったな。)
現場にあるもともとの天井枠に、新たな天井枠を設置し、がびょうで少しづつ天井紙を取り付け。考えていたより紙の重さでたるんでしまいましたが、照明をつけてみると、ぼんやりいい雰囲気!!
壁は、リブを作るのが意外と大変。1日半かかって貼り合わせをしました。やぶれないように慎重に、天井枠と土台枠にがびょうで取り付け。もともとの壁と新たに設置した壁の間に30cmほどの隙間を作り、隙間に電球5個を設置しました。電球をつけると、水色の薄い紙にほんのり透ける光がおもしろい奥行感を出してくれました。(やったね。)
残った障子紙で魚や動物の形を切り取って壁紙に貼ったので、電球をつけたときに影が出て、落ち着いた雰囲気にちょっぴり賑やかさがプラスされました。
その2につづく。
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