風薫る5月、たしかにそう。この日、朝まで降り続いた雨も上がり、素晴らしい天気に。午後から空いているというタカハシ君とナガセ君を連れて、久しぶりに京北合併記念の森に出かけた。研修棟の入り口付近にある杉木立には、目も覚めるような藤の花が。藤は杉をダメにしてしまう嫌われ者であるが、こんな見事な花を見てしまうと、ちょっと切れない。林家の人もそう思ったにちがいない。風向きで藤の香が届いてくる。
研修棟では、ダブルに入っているすじかいの中央を結ぶ作業を。座屈長さを短くして強度を得るよう、実験で確かめているので、ここでもそうすることにした。1年生の二人に取付作業をしてもらっている間に、付近を散策、森の整備工事を見て歩いた。すこしずつではあるが、手が入って生き生きとして来たところ、自然なしずかさが破られて残念に思われるところ、さまざまである。やがて、強い雨が盛り土を削り流し、元の自然な山に近付けていく。わが管理棟や研修棟はどうなって行くだろうか。
陽が陰り出したころ合いに、すべての作業が終わり、研修棟の前で記念写真。ごくろうさまでした。次は研修棟の土間に車で入れるように、進入路をつくる作業が待っている。また天気のいい時に一年生たちを誘って路肩の石を積む作業に来よう。お昼はバーベキューでもして楽しくやりましょう。 (さのはるひと)
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