建築科1年では前期に木造の設計製図を学びます。最初は教科書にある木造住宅の平面図や断面図、立面図をコピーしながら、図面の描きかた、家のなりたちなどを勉強していきますが、途中でグループごとにその住宅の構造模型を1/30でつくります。基礎から始めて、2階、小屋組みまで来ました。
木造はすべての部材に名前と固有の役割があるのです。名前を覚えてもらおうと、一人ひとりに名称クイズを。答えられないと、そのグループの全員から減点となるので、みんな真剣。なかには難しい(ちょっと意地悪な)問題もあって、ちゃんと勉強していないと答えられません。
グループごとでの模型作りはいろいろと悩みもありますが、建築ってそんなものです。ひとりではできません。いろんな人たちの協同作業でなりたっています。リーダーには設計を読みぬく技術力のほかにチームをまとめる力が求められます。楽しくみんなで作業を進められるチームが一番ですね。
模型の後はそれを図面にする勉強が待っています。 (さのはるひと)
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