二月も末になりました。もうあまり時間がありませんが、春休みに入って、学生君たちも就職先に出て行った者以外は毎日のように出勤して、工事を進めてもらっています。まずは庭の塀の瓦が載る屋根の下地です。
版築の土塀は高さを5尺ほどに押さえていたのですが、やはり木軸の塀に比べてずいぶん低いので、束立てして棟木を揚げることに。
中西・大下ツートップが頑張って束と棟木をすぐさま作ってくれました。さっそく、納めてくれています。束の間には杉板を挟んでいます。簡単なようで、両端をすでに立っている柱にほぞ差しするのですから、継手部分で工夫が必要になります。
森田君たちが出桁を納めてくれている間に、中西君が瓦のエンドを納めるえぶり板という部材を加工しています。微妙な曲線を削れるかな?
土壁隊長の小栗君が出桁を納めています。
設計チームの日下部さんが手伝いに来てくれました。木部にアマニ油を塗ってくれています。
ご協力ありがとう。
おかげさまで何とか塀の屋根瓦が載りそうです。後は瓦屋さんの出番ですね。
おっと、細かな焼き板の詰めものが残っていました。大澤さん、森田君、よろしく!
(さのはるひと)
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