カズマ、ユウヒ、タイシ、ユイキの建築科1年生4人が設計製図授業での美術館スタディに
ついて話しています。
カズマ:平面図はできたけど、立面がイマイチなんですと先生に相談したら、
先生が黒板にこんなかなあと描いてくれた。そうか、そんな風に
描けばいいんだ。
ユイキ:コンクリートと板のデザインということ?
カズマ:そう、それは僕の案だけど、先生はいろんなパターンがあるので、
それを並べてみようって、黒板に。
タイシ:有名な美術館があるよね。なんて言ったっけ?
ユイキ:ルイス・カーンのキンベル?
タイシ:それそれ。でも、タクマのはもっと可愛い。船を入れる船屋だよね。
カズマ:君がそんなこと言うから、先生、船を描いたんだよ。
問題は窓をどう開けるかだ。
タイシ:これはユウヒのだ。屋根を載せたユウヒの案が先生、気に入らないと言って、
描いてた。
ユウヒ:そうなんだよな、。。。エントランスのところに壁を立てて、穴を開けて、
この方がいいよ、なんて言ってた。でも、確かに、それはいいな、と思った、。。
ユイキ:ユウヒはまだ屋根にこだわっているんだろ。屋根で行こう。
ユウヒ:そうなんだよな、。。。
カズマ:角のところ、先生のレンガの工夫、あれいいなと思った。
ユウヒ:そうなんだけど、。。。言われた通りにするのも悔しい。。。
ユイキ:そうだよ。僕のなんか、まったくつくられてしまった。
タイシ:こんなの考えてたんか?
ユイキ:いや、一部はそうだけど、それじゃダメだろって、黒板に描いてた。
ユウヒ:これで出来上がりになってしまうよ。
ユイキ:何かちがうんだよ。何かね。よくわからないけれども。
タイシ:先生もそれはわかっているのかも。だから、平気で描いちゃうんだ。
ユイキはこのまま描き写すようなヤツではないって。
ユウヒ:あんな風に楽しそうに描けるっていいね。
カズマ:ぼくらも黒板に描いたらいいんちゃう?
ユウヒ:描ける思う?
タイシ:これは僕の案を考えてくれてたんだ。上が僕の断面図から。でも、何か気に
入らないって、下のように描きなおして、うん、これでいいって、ひとりで納得
していた。
ユウヒ:確かに、下の方がいいって感じ、わかる。
ユイキ:上は60年代の雰囲気、下は今でもいいかなって。ちょっと70年代の民芸っぽい
けどって。
ユウヒ:そんなのわかる?
ユイキ:わからないけど、ほら、大和文華館って吉田五十八の奈良の美術館があったよ。
あの頃の雰囲気なんかも。
タイシ:コンクリートの構造に、無骨な柱と厚い板を着せるんだと。外断熱をも兼ねると
いうことらしい。
ユウヒ:野鳥の森の雰囲気からすると、確かにそんな感じが合うのかもね。で、タイシは
これで行くの?
タイシ:僕もこれ、気に入ってる。
ユウヒ:それでいいの?
タイシ:これを忠実に、僕なりにやってみるけど、こんな感じにできるかどうかはわから
ない。あちこち、わからないことだらけだから。
ユウヒ:来週早々に中間プレゼンだよ。僕も負けずに描いて、先生になるほどと言わせたい。
(続きをおたのしみに、。。。)
ついて話しています。
カズマ:平面図はできたけど、立面がイマイチなんですと先生に相談したら、
先生が黒板にこんなかなあと描いてくれた。そうか、そんな風に
描けばいいんだ。
ユイキ:コンクリートと板のデザインということ?
カズマ:そう、それは僕の案だけど、先生はいろんなパターンがあるので、
それを並べてみようって、黒板に。
タイシ:有名な美術館があるよね。なんて言ったっけ?
ユイキ:ルイス・カーンのキンベル?
タイシ:それそれ。でも、タクマのはもっと可愛い。船を入れる船屋だよね。
カズマ:君がそんなこと言うから、先生、船を描いたんだよ。
問題は窓をどう開けるかだ。
タイシ:これはユウヒのだ。屋根を載せたユウヒの案が先生、気に入らないと言って、
描いてた。
ユウヒ:そうなんだよな、。。。エントランスのところに壁を立てて、穴を開けて、
この方がいいよ、なんて言ってた。でも、確かに、それはいいな、と思った、。。
ユイキ:ユウヒはまだ屋根にこだわっているんだろ。屋根で行こう。
ユウヒ:そうなんだよな、。。。
カズマ:角のところ、先生のレンガの工夫、あれいいなと思った。
ユウヒ:そうなんだけど、。。。言われた通りにするのも悔しい。。。
ユイキ:そうだよ。僕のなんか、まったくつくられてしまった。
タイシ:こんなの考えてたんか?
ユイキ:いや、一部はそうだけど、それじゃダメだろって、黒板に描いてた。
ユウヒ:これで出来上がりになってしまうよ。
ユイキ:何かちがうんだよ。何かね。よくわからないけれども。
タイシ:先生もそれはわかっているのかも。だから、平気で描いちゃうんだ。
ユイキはこのまま描き写すようなヤツではないって。
ユウヒ:あんな風に楽しそうに描けるっていいね。
カズマ:ぼくらも黒板に描いたらいいんちゃう?
ユウヒ:描ける思う?
タイシ:これは僕の案を考えてくれてたんだ。上が僕の断面図から。でも、何か気に
入らないって、下のように描きなおして、うん、これでいいって、ひとりで納得
していた。
ユウヒ:確かに、下の方がいいって感じ、わかる。
ユイキ:上は60年代の雰囲気、下は今でもいいかなって。ちょっと70年代の民芸っぽい
けどって。
ユウヒ:そんなのわかる?
ユイキ:わからないけど、ほら、大和文華館って吉田五十八の奈良の美術館があったよ。
あの頃の雰囲気なんかも。
タイシ:コンクリートの構造に、無骨な柱と厚い板を着せるんだと。外断熱をも兼ねると
いうことらしい。
ユウヒ:野鳥の森の雰囲気からすると、確かにそんな感じが合うのかもね。で、タイシは
これで行くの?
タイシ:僕もこれ、気に入ってる。
ユウヒ:それでいいの?
タイシ:これを忠実に、僕なりにやってみるけど、こんな感じにできるかどうかはわから
ない。あちこち、わからないことだらけだから。
ユウヒ:来週早々に中間プレゼンだよ。僕も負けずに描いて、先生になるほどと言わせたい。
(続きをおたのしみに、。。。)
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