建築科1年生の自由課題 「宝ケ池公園のアートギャラリー」で、各自の草案をスタディ模型で提示してもらいました。みなで思いついたことを話していきます。いくつか、紹介しましょう。
Hi君 龍の天井画美術館
「敢えて、池の畔ではなく、駅からの街路上、街の界隈に龍の美術館を建てます」
「8角形の構造体に周囲を取り囲んで、下に降りてもらって天井の高さをとります」
「なるほど、8角形は蓮弁なんだな。確かに天井の高さはもっとも重要だ」
「周囲は付属の美術品を展示して、説明がつきます」
「龍は聖なる空間に描かれなくては。 俗塵との距離を取りたいな〜」
「入口をどうするか、考え中です」
Iさん 緩やかな芝生公園に立つギャラリー
「芝生の中に半分埋もれていきます。大きなガラス面が欲しいです」
「ふうん、地面との関係はこんな風になるのかな? 黒板にスケッチ」
「シンプルな感じにしたいです」
M君の樹を包んだ美術館
「こんな感じにしたいです」
「こういう時は断面で設計するんだ。 黒板にスケッチ こんなかな?」
「まあ、そんなです」
「斜め壁にどうやって展示するかだな」
「平面計画が難しそう!」
Tさんの園路を跨ぐ書道展示館
「池の中にエントランスとカフェがあって、二階から山に半分埋もれたギャラリーに渡ります」
「池の方は大きなガラス面があって明るく開放的、対して山側は暗くて閉鎖的です」
「なるほど。動線が難しそうだね。うまく使えるように計画をしっかりやってください」
Ha君の猫足ギャラリー
「L字型の建物で、池側にピロティとなっています」
「この猫足がとっても面白いじゃないか」
「それはたまたま曲がってしまって、。。。」
「いやいや、こんなのもアリじゃないかな。動き出して来そうで面白い」
「面白いだけじゃ、すぐに飽きませんか?」
「だから、単純ではダメだね。L字をしっかりつくってください」
Nさんの食い違いギャラリー
「園路を取り込んでみました」
「ああ、きれいだね。いいじゃない」
「ありがとうございます。池側がカフェ、山側が展示となります」
「この大きな台形の壁の表現がもっとも重要だね」
「いろいろと考えてみます」
「屋根を軽く、壁を魅力的に。板をつかってみるのもいいな」
と、まあこんな具合です。面白い案が次々出て来て、楽しい批評会でした。これから平面計画を機能的にうまく行くように詰めてもらいますが、素直な面白さを壊さないように柔軟に対処して欲しいですね。次回は平面計画と構造計画をやってみましょう。
(さのはるひと)
Hi君 龍の天井画美術館
「敢えて、池の畔ではなく、駅からの街路上、街の界隈に龍の美術館を建てます」
「8角形の構造体に周囲を取り囲んで、下に降りてもらって天井の高さをとります」
「なるほど、8角形は蓮弁なんだな。確かに天井の高さはもっとも重要だ」
「周囲は付属の美術品を展示して、説明がつきます」
「龍は聖なる空間に描かれなくては。 俗塵との距離を取りたいな〜」
「入口をどうするか、考え中です」
Iさん 緩やかな芝生公園に立つギャラリー
「芝生の中に半分埋もれていきます。大きなガラス面が欲しいです」
「ふうん、地面との関係はこんな風になるのかな? 黒板にスケッチ」
「シンプルな感じにしたいです」
M君の樹を包んだ美術館
「こんな感じにしたいです」
「こういう時は断面で設計するんだ。 黒板にスケッチ こんなかな?」
「まあ、そんなです」
「斜め壁にどうやって展示するかだな」
「平面計画が難しそう!」
Tさんの園路を跨ぐ書道展示館
「池の中にエントランスとカフェがあって、二階から山に半分埋もれたギャラリーに渡ります」
「池の方は大きなガラス面があって明るく開放的、対して山側は暗くて閉鎖的です」
「なるほど。動線が難しそうだね。うまく使えるように計画をしっかりやってください」
Ha君の猫足ギャラリー
「L字型の建物で、池側にピロティとなっています」
「この猫足がとっても面白いじゃないか」
「それはたまたま曲がってしまって、。。。」
「いやいや、こんなのもアリじゃないかな。動き出して来そうで面白い」
「面白いだけじゃ、すぐに飽きませんか?」
「だから、単純ではダメだね。L字をしっかりつくってください」
Nさんの食い違いギャラリー
「園路を取り込んでみました」
「ああ、きれいだね。いいじゃない」
「ありがとうございます。池側がカフェ、山側が展示となります」
「この大きな台形の壁の表現がもっとも重要だね」
「いろいろと考えてみます」
「屋根を軽く、壁を魅力的に。板をつかってみるのもいいな」
と、まあこんな具合です。面白い案が次々出て来て、楽しい批評会でした。これから平面計画を機能的にうまく行くように詰めてもらいますが、素直な面白さを壊さないように柔軟に対処して欲しいですね。次回は平面計画と構造計画をやってみましょう。
(さのはるひと)
PR
この記事へコメント
- メニュー
- 最新記事
(07/28)
(07/10)
(07/02)
(06/17)
(06/16)
- 京都建築専門学校
京都市のど真ん中府庁前で、創立60年の伝統を誇る小さいけれど真面目な建築学校です。ユニークで色々な経験を持った先生たちが揃っています。平成24年度入学願書受付中!
- ブログ内検索
Copyright © 京都建築専門学校 ニュースレター All Rights Reserved.