後期試験も終わった2月11日、久しぶりに鷹峯チームの出動です。柱の脚元をつなぎ止める根がらみ材を車に載せて、雪の中、鷹峯に。運転は私ことナベがつとめまする。オ〜タも運転おぼえろよ。オ〜タ君いわく、運転はできるけれども、京都の街は怖いそうで、歩くのが趣味なんだそうです。
今日は通り庭の奥の天井を抜く作業から。天井裏にももじゃもじゃ竹が入り込んでいて、すごいことになっていまする。すごいほこりですっ!1時間ほどでやっと天井がきれいになくなりました。吹き抜けて、なんかカッコいい!ゴミを片付けて、真っ黒になった顔と手を洗って、待ちに待ったお昼ですっ!おいしい ♪ おいしい ♪ これで頑張れるんだよな。
食後に見上げると、中程の天井裏に、煙出が見えています。今は板で塞がれてるけど、隙間から光が落ちています。あれ?他にも隙間から光が射しているよ。瓦がずれているみたい。屋根に上がってみれば、棟の辺りで土が落ちて隙間が空いている箇所がいくつかありました。壁土を捏ねて、この隙間に籠めまする。面戸(めんど)というところですね。とりあえず、応急措置を。これって、瓦レスキューだよね。だんだん瓦がずれて行って、棟のところが空いてきてしまうのだそうです。サノ先生いわく、春休みに皆で瓦をすべてめくって、葺き直すのだそうです。野地板も張り直さなきゃ。
レーザーで水平を入れて、根がらみを納める柱に墨をつけて行きます。次回は柱を少しだけ欠き込みを入れて、根がらみを抱かせて、ラグスクリューで留めるのだそうです。その前に、柱を1本仕込み、耐震のための袖壁をつくります。でも、今日はここまで。次回は美術館のプレゼンテーションを済ませてからになりまする。(美術館の設計もそこそこ頑張るナベ&オ〜タでした)
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