木工基礎という授業がありますが、後期は椅子にチャレンジしています。めいめいが自分でデザインした椅子をヒノキの板1枚でつくるものです。今頃はもう終盤にかかり、追い込み期に入っています。もうほとんど出来ている者、まだほぞの加工に追われている者など進行速度はばらばらです。
冬は作業場が寒い!外は雪が舞っていて、作業場は暖房なく、すきまだらけ。でも、みんなよく頑張っていて、笑顔が絶えません。きっとものつくりが好きなんでしょうね。
こちらはニシノ親分。何をやっても、自分の思っているレベルでないと、納得しない、いいこだわりをここでもキープしています。ほぼほぞ組はできたようです。仮組をして見せてくれました。後ろの転倒防止の翼がポイントですね。最終どんな形になるのか、楽しみです。
基本的な形で仮組が出来上がると、隙間やガタを調整し、形を整え、サンダーを掛け、ボンドをつけて本組み、クランプなどで固定して、乾けば出来上がり。全体が組み上がり、形が見えて来ると嬉しくなってきます。初めて自分の椅子に腰掛けた時の喜びは格別のもので、ちょっと感動です。初めて自分で設計した建物の竣工の喜びもそうですが、特に椅子は身体にフィットしてくる感覚があり、頭で考えているものとは次元の違う喜び(あるいは違和感)を覚えます。
授業の最後には、みんなで完成した椅子を見せ合い、座り合って、品評会を予定しています。みんな頑張れ! (さのはるひと)
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