一昨年からのつづきとなる五右衛門風呂の完成を目指し、後半の木匠塾が始まりました。まずは浴室のフロアーを仕上げます。周囲に立ち上がりをコンクリートブロックなどで下地をつくり、床に水勾配をつけてコンクリートを打ち、モルタルを塗る予定です。
何にしても、大事なのはきちんと墨をつけて、レベルを正確に出しておくことです。学生たちも少しは水糸の使い方を覚えて来たようです。このブロックの上に板を載せるのですが、土台の丸太のくせを拾って仕込まねばなりません。丸太の皮を極力傷めない方が腐りにくいですからね。さて、うまく行くかな?
おや、?表ではれな君が花を生けています。家の横に生えていたホオズキがきれいな色になっていました。今日は近所の人たちを招いて夕食を一緒に食べようということになっているのです。陽も傾きかけて、会場つくりや食事の支度におおわらわです。おばあちゃんたちが楽しみにしてくれているようです。 (さのはるひと 夕食風景へつづく)
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さて、木匠塾2日目は床下の巨大な土のカタマリ掘りからはじまりました!
出てくる出てくる、大きな石がごろごろと・・・!!
一体、これは何を作ろうとした跡なんでしょうか?!
焚口のような部分、実際焚いたのか黒くすすけた跡があり、排気口のような部分も作ってありました!
さて、土を出し切り、床下がスッキリしたところで、足りない大引、新しい束などを作ります!
束石をすえて、束を入れていく作業ですが、ちょっと合わないとやり直しの連続、
根気よく並べていくと、だんだん皆、手馴れてきた様子。
木工チームが帰ってくる夕飯の時間までに畳を元通りにしておかなければ!というわけで
今日の作業はこれにて終了。明日は大引の数を増やして、さらに床を頑丈にするぞ~!!
こうして木匠塾の夜は更けていくのであった・・・
(山の家修繕班より)
前に訪れた際に、近所の方からの裏の竹が倒れて困るので片付けて欲しいという要望を受け、木匠塾初日は、竹やぶ掃除に始まりました。なるほど、たくさんの孟宗竹が雪か風で倒れています。チェーンソーや手鋸で伐り、藪に引き上げて整理して行きますが、中々の重労働ですな。お年寄りには無理と思われました。
何とか無事終了、きれいになった竹やぶで記念写真です。みなさんお疲れさまでした。
さて、山の家では、かねてからの宿題となっている床の修繕と屋根の補修作業が待っています。床をめくってみると、不思議な土が床下に盛られていて、ために床組が不自然なことになっています。まずはこの辺りから何とかして行きましょう。
(山の家修繕担当棟梁のネコでした)
2007年度の小塩木匠塾もプレ木匠塾バーベキューではじまりました。久しぶりに現地に行くと、草がぼうぼう、内部はタヌキの仕業か、あちこちに菓子類の袋がちりぢりに散らかっています。皆で草むしりと大掃除。雨戸を開け、ごみを片付けます。外で掃除をしていたさの先生がマムシを捕まえ、一升瓶に入れてみせてくださいました。一同、唖然。近所のおばあさんも今年はマムシをよく見ると言いに来てくれました。みなさん、足元に気をつけましょう。
夕方から楽しみにしていたバーベキューです。会場をつくり、1年生が焼き方をしてくれました。森林組合で作業していた木工チームも加わり、静かな山里は一気に人口倍増、賑やかになりました。小塩のみなさん、今年もよろしくお願いします!
(報告:2007年度木匠塾仕切り役 ゼンケでした)
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