最初に2年生が小屋を建てる周山の現場に行って、先生から計画の説明を受けました。写真は小屋を建てる位置の確認のため、建物の四方を女の子4人が立って先生が写真を取ったところです。みんな変なポーズををしているのは1~4の数字を体で表そうと頑張っているから♪笑
さの先生に誘われて、滋賀県の朽木の奥にある椋川の里で行われた「ほたる観賞会イベント」に行って来たときの話しです。☆
遠くて車に酔ってしまい、道中、きれいな景色やったらしいけど、何も覚えてない。とにかく、茅葺の家に着いた。
交流館とある大きな家に入ると、囲炉裏っ!ふっとい綱に何かぶら下がってたあ!アマ言うんやて。(゜_゜)座敷や台所でわいわい見て回ったよーん。♪
写真はみんな揃って挨拶しているところ。これから晩になるまで提灯を作るんやって!不器用やから、ちゃんと出来るか、心配。(>_<)たろちゃん、助けてねん。
上に行ってみると、スゴーイ丸太が組まれてて、迫力いっぱい!みんなで記念写真(^v^)。さらに上に上がると、下の囲炉裏が見えた。ここに茅を蓄えて燻すんやって。(~。~)
そして、提灯つくり開始!里の山から伐ったという竹を割ってもらうんやけど、これが難しい。あやかにはまず無理でした。村のおじいちゃんに割ってもらった。すばらしかった。
割ってもらった竹の肉を薄くそぎおとして、提灯の骨をつくる。あやかは船や!四苦八苦して、骨組をつくり、和紙を張って、出来上がり。たろちゃん、せきちゃんのはオーソドックスだったね。(^v^)
あ~、はやく暗くならへんかな~。(゜.゜)ろうそくつけてみたいなー ♪
みんなの提灯が出来た頃、村の人たちが薪でご飯を炊いてくれはった。お釜で炊いたご飯はちょっと焦げ目もついていて、上出来っ!手に塩つけておにぎりに。みんなで美味しく食べたよーん。(^v^)う~~ん、ついでにみそ汁もつくればよかったな~~。
外は暗くなって、さあ、提灯にろうそくつけて点灯!
みんなで並べば、とってもいい感じ♥。さあ、出発!
ちょっと歩くと、田んぼにほたるが飛んでた~(~_~;)。ちょっと小さめの平家ほたるって言うんやて。(゜.゜)大きな源氏ほたるはもう少し歩いた川のほとりにいたよう。
(^O^)/
すっごい、きれい!(*_*)
ほたるは川の端の山の杉木立の中に吸い込まれるように入って行ってた。♪たくさんのほたるが、呼吸を揃えたように点灯しています。
農道に分かれて小川沿いに歩くと、ほたるが舞う中に歩いて行って、夢のような感じやった。(~_~)
農道を提灯をもって歩いているあやかたちを、遠くから眺めていた人たちが、いい風景だったよ、と言ってくれはった。こんな経験は初めてでした。ありがとう、椋川のひとたち!
また次のイベントに来ますっ! (京都っ娘のあやかでした。)
2月12日はまだ寒い頃のはずなのに、どういうわけか汗が出るくらい暖かい日となりました。昨年からの約束で、清水焼で名高い五条坂にある小さな登り窯の発掘現場の保護のために素屋根を製作します。木工チーム3名を引き連れて出張となりました。足場丸太で骨組みをこしらえ、桟を打ってトタン屋根を張る作業です。6m×6mほどの屋根を1日で拵えます。番線作業は木匠塾で鍛えられていますので、お手のものですな。足場丸太とは言っても、山に特注した太い間伐材なので、重いこと!
これは昨年の画像ですが、一昨年に拵えた素屋根の下に登り窯の煙道が見えています。向こうに見えるのはお隣の登り窯です。面白いことに、こちらと向こうとではほぼ同じ規模ですが、勾配が逆になっています。右の写真はこの発掘をしている立命館大学文学部の木立先生による現地説明会の様子です。つい4、50年ほど前の状況を発掘する現代考古学なんですね。このもっとも低い所に出て来た胴木(どうぎ・焚き口)部分を保護するために、今回の素屋根製作となりました。
発掘調査はもう少し継続して行なわれ、その跡はできれば文化財的な遺構として保存したいと考えております。この焼き物で栄えた地域の歴史を物語る重要な景観として大事にしてもらえばいいですね。できれば、この素屋根をしっかりとした覆い屋根に作り直し、全体を小さな歴史公園のようなものにしたいと考えています。木工チームのみなさん、ご苦労さまでした。今後の発展を楽しみに期待していてください。 (さの)
大掃除だけではなく、傷んだ表門の修理や照明器具の高さ変更などの作業もあるそうです。外は寒い風が吹いていましたが、幸い、午後から陽が射して来ました。さの先生、一人外で何やら、やっています。
<さの:7年の間に木製の中折れ扉の戸車が傷んでいて、これは開閉がたいへん。車が出入りする度に開け閉めしてもらっているんです。ご苦労をかけさせてしまってごめんなさい。戸車を付け直して、用意して来たレンガを切って芝生のところに埋めて、戸車が転がりやすいようにしてやることにしました。何とか90分くらいでできたものの、ああ、腰が痛いよ〜、手が冷たいよ〜。>
家の中はあたたか〜い。♪ さの先生の奥様と二人で、吹き抜けの梁やら戸棚など、お住まいのご夫婦には危ない高所の清掃作業を引受けました。でも、結構こわいです。さの先生、早く戻って来てください。
照明器具も調整して、作業終了!すぐにご夫妻が夕餉の支度をしてくれました。ご自慢の手作りの食器に、手作りのご馳走、美味しいとっておきのワイン!すっかりご馳走になってしまいました。ご夫妻はお二人とも中学校の先生だったそうで、若い学生が来る恒例の大掃除を楽しみにされておられるとのこと。いつ来ても楽しく温かい気持ちにさせていただけるお二人のお心遣いこそ、なにより嬉しいご馳走です。この家は本当にしあわせですね。また来年、お掃除に参ります。さの先生、卒業しても呼んでくださいねっ。(みやたけ)
建築科1年のなるなるです。
例年の京北、室谷(しったん)での茅刈りイベントの報告です。今年はサノ先生以下、学生5名が参加しました。学校から1時間あまりのところに、山奥の寂しい集落があり、茅葺きの家が2、3軒あるようです。谷のかつては田畑だったところが茅場になっていて、ススキが一面になびいていました。茅葺きを計画中の家から煙が立ち上っているのがいいなあ。一般参加のファミリーやスタッフのメンバーも揃って、出立式。さあ、鎌を持って、出陣!
毎年刈ることで、細くて強いいい茅になるのだそうです。刈る者と紐でまとめる者とに別れて、作業開始。あいにくの時雨模様。汗をかいたり、濡れたり、厄介です。しばらく刈って行くと、目の前に茅の玉が。
サノ先生が、茅ネズミの巣だよと教えてくれました。中を覗いてみると、空っぽ。大抵は空の巣だそうです。その内、あちこちに巣が見えて来ます。あ、ネズミ発見!親指の先ほどもない小さく可愛らしい茅ネズミのです。本当に可愛い!これだけでも、今日、来た甲斐がありました。
昼をとうに過ぎて、お腹が空いたよ~。皆で収穫した茅の束をトラックまで運び、昼食に戻りました。家ではお母さんが、おくどさんでなにやら忙しそうにしています。皆で手伝って、芋粥と汁物のごはんになりました。と、とっても美味しいですっ!サノ先生やレナさんが毎年楽しみにしていると言ってたのは、この味なんだと納得です。
昼食後、また茅場に復帰、もくもくと作業して、すべての茅を刈り取り、運びました。今日はざっと180束ほどでしょうか。家の前に茅の塔をつくります。もう陽が落ちて、暗くなってしまいましたが、何とかまとめて、やれやれ、作業終了!囲炉裏を囲んでお茶をいただき、京都に戻りました。みなさん、お疲れさまでした。(一日よく働いたなるなるの報告でした)
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