11月28日、京北合併記念の森で企画されたイベントから報告です。京都建築専門学校イベント3人ムスメ:セキ、タロ、ノンがお伝えします。♪
ノン:あれ〜?ここ木工チームの仕事場とちがう!
タロ:ノンってば、今日は森を探索するイベントなの!工事現場には後で行けるよ。
セキ:たくさん人が集まったね。今日は京都林業研究会というところの主催なんですって。カンバツ体験から始まるらしいよ。先ずは京都市の方からご挨拶。ノン、聞いてる?
ノン:ここ、きれいな細い木が並んでるね。これヒノキ?
タロ:杉。これは北山杉を育てていたところって説明があったじゃない。
セキ:林研の人が間伐を見せてくれるよ。あ、もう伐っちゃった。早い!
タロ:去年、皮剥きしたね。間伐して暗い森が明るくなるといいね。
ノン:この辺、草が生えてなくてきれいなのに、草を生やす方がいいの?
タロ:木が育つためには、草が生えて栄養を木に与えてくれることが大事なんだって。
セキ:杉を植えるときに、2m間隔に植えるけれども、それを最終的には4m間隔にするそうよ。
ノン:せっかく育ったのに、もったいないね。何かに使えるといいのに。
セキ:昔は足場丸太なんかにしたけれども、今は値段が合わないので、そのまま捨ててしまうことが多いそうよ。ほんとにもったいないね。
タロ:ここからは古道を歩いて管理棟のところまで行くそうだよ。あ、サノ先生が言っていた古墳って、これだ。要するに、昔のお墓ね。苔がふわふわ、この深さがいい。この神秘的な雰囲気のままにしておきたい。
セキ:古道って、なんか雰囲気あるね。この辺、木が大きい。
ノン:この道を歩いて学校に通ってたんだって。何だか怖いね〜。
タロ:落葉樹のあるところって、そこだけ明るい!あ〜、朴葉みそ食べたい!
セキ:食べたい! ふう〜っ!やっと峠。これも古墳?
ノン:塚なんだって。この変なねじけた木、ネジキって言うんだって。
セキ:この古道が、京都一周トレイルに入っているそうよ。皆で集合写真!
タロ:ふうふう、今度は出来立ての林道を歩いてます。まだあ〜〜?疲れたあ〜!お腹すいたあ〜!
セキ:ほら、池の向こうに木工チームの研修棟が見えて来たよ。♪
ノン:ホント!大きいね!誰も見えないよ。あ、先にご飯してる!
タロ:だってずいぶん遅れちゃったから、仕方ないよ。さあ、お給仕しましょ。♪
セキ:鹿のお肉がたっぷり入ったカレー、美味しい!
セキ:管理棟の中で山のおじさんこと、林研のトノシタ会長のお話、わかりやすかったね。ゴルフ場開発の放棄、放置というこの森の特殊性をプラスと見るか、マイナスと見るか。
タロ:今日歩いて見た限りは、なかなか素敵な森だと思った。これから整備して行ったら、もっとよくなるような気がする。杉やヒノキの暗い林の中に明るい広葉樹がある風景っていいと思った。
ノン:もっと自然が豊富な方が楽しいと思う。遊べるし。川があったらもっといいね。
タロ:林業家の人たちの目から見るのと、一般市民の目では違うような気がする。やっぱり、お金にする林とは違う、モデルとして育てて欲しい。
セキ:さあ、たき火して焼きイモだ!
ノン:たき火だたき火だ焼きイモだ ♪
最後は工事中の研修棟をバックに記念写真です。子どもたちも目いっぱい遊んだから、疲れたことでしょう。今回のイベントは、もともと子ども連れの家族をターゲットにということで企画されたようですが、大人たちの方が多く、子どもたちにはちょっとハードだったような気がしました。もう少し子どもたちをたくさん呼んで、子どもたちと一緒に遊べる内容でまたやって欲しいです。来年からは研修棟もちゃんと使えるしね。みなさん、お疲れさまでした!
(学校イベント3人ムスメ:タロ・セキ・ノンでした!)
学校からお知らせです:
この京北合併記念の森をめぐって、来る12月11日(土)1:30〜4:45 京都ハートピアにてシンポジウムを予定しております。(市民講座第23回第3日目)京都市有林として、この森をどういう風に育てていくか、2007年に京都市は「構想」を作成しております。シンポジウムでは、その座長をつとめられている竹内典之京都大学名誉教授をはじめ、関係の方々をお招きして意見をうかがいます。どうかご参加ください。→案内
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