さて、いよいよウッドデッキです。サノ先生の図面では、柱、桁を北山杉丸太でつくると。土台組みは桧で、すべてほぞ差し。よしやまちの作業場に長い桁丸太が搬入されてきました。先生に教わる通り、両端に墨付け、心墨を打ちます。丸太柱も同様に。丸太同志の仕口には、ヒカリ付けという合わせ方をします。放課後1日あれば、できるよと言われても、全然だめです。3日もかかってしまいました。
土台組みにも2日ほど。しかも間違えてしまって、新しい材でやりなおし。気を付けたのにな~。
桁には垂木を受ける堀込をつけます。どうやってつけるんだい?先生、わかりません。
原寸を引けって?図面見てもよくわからないんだもん。そうだ、タダさんに教えてもらおうっと。
この土日でやってしまいます。柱の根元を基礎石に合わせて、建ててやると、おお、自立しています!!
感動の写真。
土台を差し込み、組み立てていきます。何だか堅くて入らないよ~。レイのばか~。
土台が何とか組みあがり、水平に調整して、束の長さを調整します。こうしてみると、結構、土間は斜めってますな~。平と思ったら大間違いなんだ。
既存テラスにアンカーを打って、ボルトで引っ張って固定します。ふ~ん、こんな風にやるんだ。
明日の日曜日は来れないので、レイ、頼んだよ。 (こんにゃく王子ナベでした)
翌日曜日、ナベさんお休み。オ~タが代わります。まず桁丸太を載せます。うまく行きました。
次は垂木掛けを取りつけます。位置と高さを合わせるのがたいへん。邪魔な雨どいやら照明器具やらをはずさせてもらい、何とか付きました。
垂木を掛けて行きます。ところが、勾配が合わない。なんで??
あんなに苦労して付けた桁丸太の勾配彫りが、見事に失敗! 何のための原寸図だったのかな~?
ナベさんのばか~。もう一度墨付けからやり直し。そんなこんなで、小舞までやるつもりが、垂木でこの日もおしまい。残念。床板と屋根はまたもやお預けとなりました。なかなか思うようには進まないものですね。ふう~。
(こんなんじゃ宮大工は遠い... オ~タでした。)
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