7月13日
ナベ :明日は宇多野のS邸ウッドデッキ工事だ。
レイ :床板張りをやるんすね。
オ〜タ:板はビスで打つんすか?
サノ :いや、3寸釘で打とう。頭をつぶしてくれ。
ナベ :何本ですか?
サノ :2本ずつにしよう。自分たちで数えなさい。
ナベ :土台が5本、板が11枚だったかな、2本ずつで、え〜、わかんない。
オ〜タ:4、5本は短いので、100本くらいっすね。
その日は暗くなるまで釘を叩いていました。
7月14日
サノ :まず板の面を見て、どこにどの板を張るか、順番を決めるんだ。
レイ :手前に白太がちの板、向こうに行くほど赤味の板っすね?
ナベ :なんで?
オ〜タ:向こう側に行く程、雨がかかりやすいので、腐れに強い赤味をもって行くんでしょう。
ナベ :おお、な〜るほど。
サノ :節の少ないきれいなものを手前に、最後の1、2枚もきれいな板にしよう。
隙間を10mm空けると、ちょうどよさそうなので、それで割付ける。
レイ :OKっす。
サノ :張る前に鉋で面を取るのを忘れずに。
レイ :OKっす。
ナベ :ぼくらは破風を付けます。
オ〜タ:あれ、板が短かった。
サノ :仕方ない。 注文しなおそう。君たちはすだれ掛をつくってくれぃ。
土曜日に仕上をやってしまおう。雨樋もつくりなおさねばならんからね。
てなことで、7月16日土曜日 朝からめちゃくちゃ暑い日です。
オ〜タ:すだれ掛を見て下さい。
サノ :低すぎるので、あと4寸、上げよう。
ぐらぐらするから、2本、振れ止めをつけて。
ナベ :すだれを掛けるL型のねじ、ヨー釘っていうんだ。裏につけるんすね。
オ〜タ:先生、すだれの長さがずいぶん違います。
サノ :ありゃりゃ。さすがは中国製。いい加減だな〜。6cm以上も違う。
1本270円なんだから、文句も言えない。1000円出すから、もう少し
マシなのをつくってくれればいいのに。
ナベ :やれやれ、やっとすだれ掛ができた。お茶にしよ。
オ〜タ:破風はこんな感じでいいっすか?
サノ :うん、いいよ。先を1寸5分出す。
ナベ :東側は桁丸太に当たるんですけど。
サノ :この厚紙に当りの癖を拾って、カーブ定規をつくるんだ。
ナベ :それを板に写してのみで削るんですね。了解。
サノ :カーブができたら、一度合わせてみて、確認してから先の長さを取るんだよ。
癖を取り直して、お昼。午後から掃除と、前の鉄骨の屋根を解体します。
ナベ :やっと完成だよ。そう言えば、おれたち完成させたの、初めてだよな。
オ〜タ:(床を雑巾がけしながら)そうっすね。
ナベ :なんか、達成感、かんじるなあ。
オ〜タ:(雑巾を洗いながら)そうっすね。
ナベ :満足、満足。
サノ :もっと濡らして拭いてやれば、玄翁の叩き跡のへこみがもどるよ。
オ〜タ:ナベさんのつけた傷がもどりません。
ナベ :俺も拭くわ。
オ〜タ:土台のときはそんなに広く感じなかったけど、板を張ると、広いっすね。
サノ :そうだね、端をすっきり抜いているし、庭との連続感が出て来るんだろうね。
本当はもう1尺ほど軒を伸ばしたかったな。
ポリカの屋根なら伸ばしても室内が暗くならなくて、いい。
オ〜タ:洗濯ものを干すのにもいいっすね。
ナベ :これで完成ですね。いい勉強になりました。
サノ :初めての作業にしては、上出来です。よくやってくれました。
オ〜タ:あちこち失敗ばかりでした。
サノ :失敗で覚えるというのは、本当にそうだよね。
ご主人:本当にごくろうさまでした。北山杉の床柱でつくってくれるとは思いませんでした。
サノ :これはある数寄屋の工務店さんからいただいたもので、結構、いいものだと思います。
今は安くなってしまいましたが、購入された頃は高かったでしょうね。
いい機会を与えていただき、ありがとうございました。
ナベ オ〜タ:お世話になりました。ありがとうございました。
ナベ :これでやっとウッドデッキ篇はおしまい。
次はやっと鷹峯に戻れるぞ!
オ〜タ:鷹峯はタダさんががんがんやってますよ。ナベさん、しばらくグンマに
帰るんでしょう?留守の間にショウギもやってしまいます。
ナベ :そうだった。帰って来るまで、仕事残しておいてね。
(同窓会があるので、ちょっと仙台に帰る予定のオ〜タでした)
ナベ :明日は宇多野のS邸ウッドデッキ工事だ。
レイ :床板張りをやるんすね。
オ〜タ:板はビスで打つんすか?
サノ :いや、3寸釘で打とう。頭をつぶしてくれ。
ナベ :何本ですか?
サノ :2本ずつにしよう。自分たちで数えなさい。
ナベ :土台が5本、板が11枚だったかな、2本ずつで、え〜、わかんない。
オ〜タ:4、5本は短いので、100本くらいっすね。
その日は暗くなるまで釘を叩いていました。
7月14日
サノ :まず板の面を見て、どこにどの板を張るか、順番を決めるんだ。
レイ :手前に白太がちの板、向こうに行くほど赤味の板っすね?
ナベ :なんで?
オ〜タ:向こう側に行く程、雨がかかりやすいので、腐れに強い赤味をもって行くんでしょう。
ナベ :おお、な〜るほど。
サノ :節の少ないきれいなものを手前に、最後の1、2枚もきれいな板にしよう。
隙間を10mm空けると、ちょうどよさそうなので、それで割付ける。
レイ :OKっす。
サノ :張る前に鉋で面を取るのを忘れずに。
レイ :OKっす。
ナベ :ぼくらは破風を付けます。
オ〜タ:あれ、板が短かった。
サノ :仕方ない。 注文しなおそう。君たちはすだれ掛をつくってくれぃ。
土曜日に仕上をやってしまおう。雨樋もつくりなおさねばならんからね。
てなことで、7月16日土曜日 朝からめちゃくちゃ暑い日です。
オ〜タ:すだれ掛を見て下さい。
サノ :低すぎるので、あと4寸、上げよう。
ぐらぐらするから、2本、振れ止めをつけて。
ナベ :すだれを掛けるL型のねじ、ヨー釘っていうんだ。裏につけるんすね。
オ〜タ:先生、すだれの長さがずいぶん違います。
サノ :ありゃりゃ。さすがは中国製。いい加減だな〜。6cm以上も違う。
1本270円なんだから、文句も言えない。1000円出すから、もう少し
マシなのをつくってくれればいいのに。
ナベ :やれやれ、やっとすだれ掛ができた。お茶にしよ。
オ〜タ:破風はこんな感じでいいっすか?
サノ :うん、いいよ。先を1寸5分出す。
ナベ :東側は桁丸太に当たるんですけど。
サノ :この厚紙に当りの癖を拾って、カーブ定規をつくるんだ。
ナベ :それを板に写してのみで削るんですね。了解。
サノ :カーブができたら、一度合わせてみて、確認してから先の長さを取るんだよ。
癖を取り直して、お昼。午後から掃除と、前の鉄骨の屋根を解体します。
ナベ :やっと完成だよ。そう言えば、おれたち完成させたの、初めてだよな。
オ〜タ:(床を雑巾がけしながら)そうっすね。
ナベ :なんか、達成感、かんじるなあ。
オ〜タ:(雑巾を洗いながら)そうっすね。
ナベ :満足、満足。
サノ :もっと濡らして拭いてやれば、玄翁の叩き跡のへこみがもどるよ。
オ〜タ:ナベさんのつけた傷がもどりません。
ナベ :俺も拭くわ。
オ〜タ:土台のときはそんなに広く感じなかったけど、板を張ると、広いっすね。
サノ :そうだね、端をすっきり抜いているし、庭との連続感が出て来るんだろうね。
本当はもう1尺ほど軒を伸ばしたかったな。
ポリカの屋根なら伸ばしても室内が暗くならなくて、いい。
オ〜タ:洗濯ものを干すのにもいいっすね。
ナベ :これで完成ですね。いい勉強になりました。
サノ :初めての作業にしては、上出来です。よくやってくれました。
オ〜タ:あちこち失敗ばかりでした。
サノ :失敗で覚えるというのは、本当にそうだよね。
ご主人:本当にごくろうさまでした。北山杉の床柱でつくってくれるとは思いませんでした。
サノ :これはある数寄屋の工務店さんからいただいたもので、結構、いいものだと思います。
今は安くなってしまいましたが、購入された頃は高かったでしょうね。
いい機会を与えていただき、ありがとうございました。
ナベ オ〜タ:お世話になりました。ありがとうございました。
ナベ :これでやっとウッドデッキ篇はおしまい。
次はやっと鷹峯に戻れるぞ!
オ〜タ:鷹峯はタダさんががんがんやってますよ。ナベさん、しばらくグンマに
帰るんでしょう?留守の間にショウギもやってしまいます。
ナベ :そうだった。帰って来るまで、仕事残しておいてね。
(同窓会があるので、ちょっと仙台に帰る予定のオ〜タでした)
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