8月23日、京都の町中は各町内で地蔵盆の行事が楽しく行われます。学校の駐車場もこの町内の祭り会場となっていますが、土曜日は建築学会近畿支部との共催事業「親と子の都市と建築教室」として、伝統の土壁の木舞編みと荒壁塗りを行っています。今年は6回目。7組の親子さんが参加し、学会の委員さんたち、大工と左官の棟梁、大学や学校の学生たちがスタッフとして、例年のようにわいわい楽しく土壁つくりを行いました。
今年は初めて、昨年に引き続き挑戦?楽しみに来てくれた親子さん、ベテランの左官屋さんのおじいちゃんと一緒に参加してくれたファミリー、気乗りのしないお子さんを連れて参加したという町家ファンのお母さん、などなど、なかなか愉快なメンバーでした。そんなこともあるのか、例年になく皆さん仕事が速く、実にスムーズに両面塗りの壁が出来上がりました。
皆で後かたづけをして、左官棟梁が用意してくれた色土型抜きによる工作も手掛け、全員で記念写真です。またよしやまちの町家に戻り、お菓子とお茶で一服の後、委員長から「ちびっこ棟梁認定書」の授与式がありました。みなさんの感想は、「壁土が重かった」「思ったよりもしんどい」「楽しかった」「来年も参加したい」「今度は子ども抜きでやりたい」などなど、楽しい雰囲気の中で行事は無事終了しました。
学会の委員、事務局のみなさま、大工組合、左官組合を代表して指導をしていただいたお二人の棟梁、大学や学校の学生さんたちに心から感謝いたします。みなさん、お疲れさまでした。また来年、一緒に楽しみましょう! (さのはるひと)
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