さて、がんばって作ってきた校門も大工仕事はすべて終了、いよいよ最終段階に来ました。白木のままがいいなあと思うのですが、1年でずいぶん日に焼けて黒くなってしまっています。先日からペーパーをかけて元の白い肌にしていますが、このままではまたすぐに黒く汚れてしまうので、当初の計画通り、ベンガラを塗ろうということになりました。まずは見本塗りです。柿渋のみのもの、ベンガラを薄く柿渋で溶いたもの、それに墨を注したもの、桐油で上掛けしたものなど、サンプル塗をしました。
さの先生の言う通り、ひのきは柿渋もベンガラも、木目の向きによる染み込みの違いから、斑になってしまいます。杉はきれいに染まるのですが。
表のゲートに並べて、どの色にするか、検討です。うっすらとベンガラを薄く延ばして塗ったものがまだいいね、ということになりました。さの先生から、ペーパーをもっと丁寧にかけるよう指示が出て、また午後からペーパー掛けの仕事です。2,3日、本当に紅く染めていいのかどうか、頭を冷やして見直そうということにしました。僕にはわかりません。ミウラリーダーは紅くしたくないようです。コーダイは試験のことで頭がいっぱいです。はてさて、どうしたものか。 (ジュンでした)
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