雨が心配された日曜日、何とか晴れて、夏の課外活動 木匠塾2008のための下準備、題して「プレ木匠」を行いました。今年の雪で壊れてしまった庇を制作します。報告はMiki.Tです。よろしく!
去年までの下屋は間伐材を番線で組みあげ、トタン屋根をふいたかんたんなもので、2年に一度は冬のあいだに雪の重みでつぶされてしまっていたのです。。。
夏の木匠シ-ズンには作業中の生徒たちを日差しから守って活躍し、秋冬を孤独に堪え、大雪に無残な姿と変わり、春には生徒たちに撤去されていった、かわいそうな下屋の丸太たち…彼らにはお風呂の薪にでもなってもらいましょう。合掌。
そんな過去の教訓をふまえ、雨にもまけず風にもまけず、雪にも夏の暑さにもまけぬ、丈夫な下屋をつくるのです!
さて、本日の目的は、施工予定地の実地測定と、一年生への小塩民家の下見です。
献立はちょっとお肉を焼いて、焼きそば、それにパエリアです。もうお腹ぺこぺこ。いただきまーす!
お腹いっぱいになったところであとは実測を残すのみの予定だったのですが、下屋の柱がくるはずの地点に思わぬ先客が!! 岩!!でっかい岩!!…やるしかないですね。このままでは基礎すら施工できませんから。丸太とコンクリートブロック、あとはみんなの腕っぷしを使って原始的に てこの原理 をつかいましょう。(というか、それしかありません。)支点力点作用点、なんて復習してる余裕はなく、岩の下を掘りさげて丸太をつっこみ、ブロックを効かせて押したりひいたり、もうてんやわんやです。
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