あけましておめでとうございます。さのです。
昨年秋の後期から再開した京北合併記念の森・管理棟建設は、年末までにほぼ大工工事を終え、左官工事に入っています。ここまでの経過をまとめましたので、ご覧ください。
→山に遊ぶ学校をつくろう---右京区京北合併記念の森にて
(ondoyama's blog)
その後の工事の模様については、このNLにて報告して参ります。お楽しみに!
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2年のコバです。今年の木匠塾は僕たちの卒業制作をそのまま1年生と一緒に仮組みまで行うことになりました。8月から始まる小塩での木匠塾までに、7月中は柱と梁桁とのヒカリツケを行います。丸太同士をつなぐのに、丸みを拾って削り合わせるとても手のかかる作業です。何度も合わせてはケガいて、抜いて削って、また合わせてケガいて、抜いて、を繰り返して、悲しいかな、一日に1本しかできません。でも、きれいに口が合うと、嬉しくなりますね。
管理棟の学生棟梁、2年のラチです。夏休み中に棟上げするはずが、延びてしまい、ゆっくり刻み作業です。丸太は本当にたいへん。丸太柱が20本、角柱が20本あります。梁や桁はすべて丸太です。一年生に角柱の方をすべて頼んでいます。今年の1年生はほとんどが僕たち2年生よりも年上で、手も早く、しかも10年大工をやってきたタダサンもいて、どんどん進めてしまいます。頼もしい限りですな。さあ、がんばるぞ〜!
さの:みんな、がんばってる?なんだ、まだ柱が終わってない。そんなんじゃ、間に合わないよ〜。まだ束が13本もあるんだよ。のんびりしちゃダメだよ。2年生は小塩に行けないぞ。
4月に入り、ちょうど今年に学校の卒業生で、伝統建築研究科に入学してきた左官職人のOさんに、ゲートの土壁塗りのフィニッシュをお願いする事ができました。Oさんは普段の仕事ではなしに、学校の生徒として引受けてくれるとのこと。なによりも嬉しいことです。2回の日曜日に出て来て、丁寧な仕事をしてくれました。京都でも有名な左官屋さんに勤めるOさんらしい、きちんとした仕事ぶりには本当に頭が下がる思いです。おかげさまで、たいへんきりっとした中塗り仕上げの壁ができあがりました。心より感謝いたします。画像はトモチリという技法でチリ回りを決める作業をしているところです。ずいぶん小さなコテで塗っていますね。
完成なったゲートです。左から、府庁のある東から望むゲート、裏側の校舎入口辺りから見ているところ、堀川通りの西側からの眺めです。こうして見ると、紅い色もそんなに悪くないのかしらんと思っています。上の小屋組も塗ってしまおうか?でも、夜には間接照明が奇麗なんです。もうしばらく、このままにしておきましょう。
で、5月8日、休み時間に学生諸君にお出まし願って、記念写真です。来年度用の学校案内に使う写真を撮影しました。道路を通る車を止めての撮影でしたが、なかなかいい感じと思いませんか?これで一昨年以来の2年間にわたる卒業制作が完了しました。いろいろありましたが、みんなよくやってくれました。心から感謝いたします。次は看板かな? (さのはるひと)
みなさん、今年も卒業制作木工グループをよろしく!リーダーのミウラです。学校の門の改修作業をまだやっています。掲示板の屋根がなかなか難しく、押さえの材を屋根板のカーブに合わせてこつこつ削って調整しています。1日にほとんど1本しかできないです。先週も雪の中での作業でした。寒くて、手が冷たくて自由に動きません。でも、大工になったら外の仕事が普通ですから、がんばらねば。
コーダイも京都の工務店に就職ができそうだし、ジュンも地元の工務店に決まりそうで、よかった。僕も滋賀県の工務店に行くことが決まっています。学校に来る先輩も僕たちの仕事を見てくれるし、来年この学校に来てくれる人たちも、感心してくれました。いい仕事をしておかないと、後々まで言われますし、学校に来れなくなってしまいます。時間がかかっても、納得のいく仕事をしたいです。あとは棟木を納める仕事が残っているだけです。(ミウラ)
寒くなって来ました。卒業制作木工班リーダーのミウラです。ゲート改修もいよいよ最終工程、掲示板の屋根です。ここは昨年は大和葺きの予定だったのを、桟で横板張りを押さえる板屋根でやってみようと変更したものです。これがなかなかたいへん。原寸図を描き、試しを加工して、載せてみましたが、何か気に入りません。屋根の勾配を変えてみたり、破風板を変えてみたりして、これが2度目の制作となりました。
問題は、これをどうやって留めるかです。通常は板を釘打ちし、押さえ桟を釘の上に置いて隠すのでしょうけれども、その桟を留めるのに釘が出てきます。結局、屋根全体を仮組して、内部からビスで引っ張り留めようということになりました。うまく行くかな?(旭川から来たミウラでした)
問題は、これをどうやって留めるかです。通常は板を釘打ちし、押さえ桟を釘の上に置いて隠すのでしょうけれども、その桟を留めるのに釘が出てきます。結局、屋根全体を仮組して、内部からビスで引っ張り留めようということになりました。うまく行くかな?(旭川から来たミウラでした)
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