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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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 muku52.JPG 模型を搬入する

 4月22日、ようやく完成した構造模型を竣工なった椋川の民家「おっきん椋川交流館」(旧栗田邸)に納めた。茅葺き屋根もきれいに完成し、誇らしげな家となって僕たちを迎えてくれているようだ。 

muku51.JPG 楽しそうな額もできている

muku53.JPG 中二階に上がると小屋組が見える

 中二階が耐震補強で新たに塗られた壁も美しく、魅力的な空間となっている。ここは灯り展のような企画には持って来いだ。ただし、下でいろりを焚いているので、煙が充満するが。もっとも、今も焚いているはずだが、そんなに煙くない。いい薪が用意されているのかな。

muku54.JPG 新調なったいろりとアマ

 いろりもくども村の人の手によって築かれていた。まだ土が濡れているところをみると、つい昨日あたりに拵えられたようだ。完全に乾かし、ゆっくりと火を入れないと割れてしまう。ここで地元の野菜をつかってのんびり料理したら美味しいだろうな。


muku19.JPG 裏手にて

 それにしても、茅葺きの屋根はむっくりしていて、実にいい。今回は高島市の施設として生まれ変わったことで、予算がついて復元できたが、これからはこの家のファンたちの手で毎年、少しずつでも茅を集め、蓄えて行かねばならない。かつて村の山にたくさんあった茅場も、近年の鹿の被害でほぼ消失してしまった。まずはその辺りから何とか復元して行きたいものだ。

 椋川(むくがわ)は、滋賀県の湖北、朽木から10分ほど車で北に走ったところにあります。閑かな里の風景や優しい人たち、有機農法のお米、野菜が魅力的。ぜひおいで下さい。交流館では、この家や里のファンクラブ員を募集しています。どうぞ、お気軽に参加して仲間になってください。秋にもなれば、会員があつまり、いろりで鹿肉や獅肉の料理もやってみるつもりですので、お楽しみに。

(さのはるひと)

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