3日目は、大工組合葭塾のメンバーが応援に駆けつけてくれました。この日からレッカーを使うので、玉掛けの有資格者が必要だからです。学園の竹内副理事長以下、光田棟梁、澤井さん、片山さん、福井棟梁、田中棟梁に参加、指導していただきました。まずは朝礼から始まります。
作業班は材を玉掛けして配るチームと、上でそれを据える班とに分かれて進められて行きます。玉掛けには材の番付がわかっているナカニシリーダーにオグリ、タムラ、オオシタが回りました。光田棟梁がついて上の作業の様子を見ながら、てきぱきと指示を出してくれます。
上では片山さん澤井さんのベテラン二人がどんどん材を据付けて行きます。空中での安定感といい、掛矢の打ち込み方といい、さすが。下では福井・田中両棟梁がモミコ(仮筋交い)をつけて安定を確保して行きます。
午後に入った辺りでは二階床組はほぼできあがり、小屋組にかかっていきます。小屋組は前に地組みをやっているので、ちょっと安心です。それでも、ちょっとずつ水平レベルが合わないところが見えてきました。管柱のほぞにもいくらか問題があるところも出て来て、しまった! チェックが出来ていなかったと、反省すること頻りです。
1階部分。だんだん部屋の感じが見えて来ています。暑い日差しの中、一気に木材の乾燥が進んで、あちこちに乾燥割れが目立って来ました。
作業が終わり、片付けてやれやれと、生徒たちだけで記念撮影。写真嫌いのタダ君は逃げてしまいました。みんなよく頑張ったね。後は明日1日だ。
(さの)
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