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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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ikeg10171.JPG

オクダです
オカダです
ホームページ登場は中学生の壁塗り体験以来だね
あんときはイデッチしか登場してない
後期になって、1階の床組みをつくるところから再開、今日はカマチを納めた
タダ棟梁に教えてもらい、原寸図を描き、材の刻みをして、やっとだね
うまく納まるといいが

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なんしろ、柱が曲がってるから、合わせるのが難しいよ
クセを取る、ヒカる方法をタダさんに教わったけど、できる?
いや、直接当てながら、クセをじかに取ったほうが確実だね
何度でも合わせるさ
柱が下がっていて、床のレベルもおかしなことになっているけど、どうするのかな?
今回はアゲマエはしないらしいよ
カモイのレベルに合わせるということか
極力柱は直に立て直すらしい
すると、幅は微妙に上と下で違ってくるが
それは建具で合わすのだそうだ
ま、今回は建具を入れないらしいから、次に住む人にがんばってもらおう

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何とか入ったよ
タダ棟梁、どうです?
いいんじゃない、上出来と思うよ
サノ先生にダメだしくらうってことないすか?
そんなことねえって、大丈夫
やった
次は大引きだね

サノ: かなりゆがみの大きい家ですが、長屋で隣と一体なので、ゆがみを直せないのが残念。あまりにレベルが落ちている柱は揚げてもらいますが、この辺は無理しないでいきましょう。柱が地震動で勝手に
動かないように、こうしてカマチや足固めで固定していきます。抜けがこわい場合には、両引きボルトなどで
引っ張っておかないといけないかもしれないね。次は間口方向の足固めを入れてもらう段取りです。みんながんばってください。
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ワタル :夏休み中の三条白川にほど近い東山区の町家改修工事です
     7月末頃、竹小舞を編んでいました
テラダ :庇部分にずいぶん時間がかかって、やっと壁下地をつくるところまでたどり着けました
キリヤマ:お盆前に荒壁をつけました
ワタル :暑くてしんどかったです

karatohana08251.jpg

サノ  :今日(8月25日)木匠塾が終わって、久しぶりに現場を覗きに来たよ
タダ  :壁ちゃんと塗れてるじゃん
テラダ :奥の2階屋は木村棟梁が揚げ前をしてくれるので、回りを解体整理しています
タロ  :図面しか見てなかった現場に初めて来て、ずいぶん広くて驚きました
     これからまだまだたいへんそう
ワタル :がんがん行きますよ
イシイ :もう後期授業が始まってしまう〜、いやだ〜、ここで仕事している〜

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サノ  :まあまあいい感じで塗れているね もう一度砂を混ぜた土で塗り重ねて、貫伏せを
     しよう
テラダ :木村棟梁が揚げ前をしている間に、壁塗りと水回りの柱を入れます
タロ  :女の子インテリアチームが図面をがんばってます
サノ  :給排水設備が絡んで来るので、勉強してもらおう
     タダ君、屋根の納まりをよく見ておいてね
タダ  :今の棟包みから下に流せばいいと思いますよ

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ワタル :奥の二階屋です
サノ  :広縁に上がる玄関に面して、引き違いの格子戸を透明ガラスで入れたいね
     庭を見せよう  中間の柱は2本とも抜けるね
タダ  :差し鴨居にして束を受けてやれば行けると思います
テラダ :ここに耐力壁を入れる計画になってますが、受ける柱がありません
サノ  :本当だ  柱を入れて根がらみを回そう
     この六畳はみんなが集うところだから、なるべく広く見えるようにしよう
     階段の押入は下段だけにして、上を透かそう
     キッチンカウンターは木製にしたいね
タロ  :風が通るようにしたいですね
タダ  :通し柱が細いっすね 補強をした方がいいんじゃないっすか?
サノ  :この夏、木村棟梁が京大で通し柱の震動実験をやっているので、棟梁に聞こう

          (ワタル+テラダ+イシイ+キリヤマ+タロ+タダ&サノ)


 よしやまち町家研究室のセキです。夏休みに入る最後の授業日が台風第6号の影響で休校となりましたが、昼頃には台風は東に移動して、普段と何一つ変わらぬ京都でした。この日は東京の女子中学生4人が荒壁塗り体験にやってきます。

seisin07201.jpg
荒壁塗り体験は、通常は壁塗り練習用のフレームに竹小舞を編みんだものに塗ってもらうのですが、今回はちょうど近所にあるIKG町家に塗れそうな壁があったので、そこで体験をさせてもらうことに。前日、ここの作業担当の男の子たちと片付け作業。余分な土を剥がし、水合わせして捏ねてもらいました。台風の運んで来る南の熱っぽい空気の中、汗と泥でぎとぎとに。みんな、お疲れさまでした。

さて、翌日、この辺りの古い町家が立ち並ぶ風情にすっかり喜んだ、 可愛らしい女の子たちが登場。改修中のぼろ長屋に足を踏み入れて、...。でも、逃げ出さなかったですね〜。サノ先生の説明を受けて、まずは塗る小舞と土をブラシでよく洗い、濡らし、土がよく馴染むようにします。コテ板とコテを渡され、荒土を塗り付けていきます。誰でも最初は驚くのですが、土を載せたコテ板がずっしり重い!
蒸し暑い中、かがんで土をつけて行くのはたいへん。でも汗びっしょりになりながら、投げ出さず、一生懸命塗ってくれました。段々、無口になって行きます。疲れたのかな?





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1/3ほどを塗ったあたりで、サノ先生とタロちゃんが替わりました。中学生たちは一旦、手を洗い、 お茶を飲んで休憩タイム。先生たちがどんどん塗るのを見学し、2/3まで進んだところで、交替。残りをがんばって塗り上げました。
やったね!

ちり掃除をして、道具を洗ったところで、記念写真です。みんないい顔!私たちスタッフも加わって、撮影。みなさん、本当にお疲れさまでした。


よしやまち町家に戻り、しばし、お茶と質問タイム。女の子たち、町家改修体験とよしやまち町家がすっかり気に入ったので、また来たいとのこと。嬉しいですね。スタッフも苦労した甲斐がありました。IKG町家の改修が終わる頃に、ぜひ遊びに来てくださいね。
「いつ頃になりそうですか?」
「さあ、冬になりそうです。」
冬休みか、卒業旅行か、その頃にまた来ま〜すと、元気よく帰って行きました。
(私もあんな時代があったと振り返るセキでした)
    7月13日
ナベ :明日は宇多野のS邸ウッドデッキ工事だ。
レイ :床板張りをやるんすね。
オ〜タ:板はビスで打つんすか?
サノ :いや、3寸釘で打とう。頭をつぶしてくれ。
ナベ :何本ですか?
サノ :2本ずつにしよう。自分たちで数えなさい。
ナベ :土台が5本、板が11枚だったかな、2本ずつで、え〜、わかんない。
オ〜タ:4、5本は短いので、100本くらいっすね。

その日は暗くなるまで釘を叩いていました。

 shikibu0715.jpg

7月14日
サノ :まず板の面を見て、どこにどの板を張るか、順番を決めるんだ。
レイ :手前に白太がちの板、向こうに行くほど赤味の板っすね?
ナベ :なんで?
オ〜タ:向こう側に行く程、雨がかかりやすいので、腐れに強い赤味をもって行くんでしょう。
ナベ :おお、な〜るほど。
サノ :節の少ないきれいなものを手前に、最後の1、2枚もきれいな板にしよう。
隙間を10mm空けると、ちょうどよさそうなので、それで割付ける。
レイ :OKっす。
サノ :張る前に鉋で面を取るのを忘れずに。
レイ :OKっす。
ナベ :ぼくらは破風を付けます。
オ〜タ:あれ、板が短かった。
サノ :仕方ない。 注文しなおそう。君たちはすだれ掛をつくってくれぃ。
土曜日に仕上をやってしまおう。雨樋もつくりなおさねばならんからね。


てなことで、7月16日土曜日 朝からめちゃくちゃ暑い日です。
オ〜タ:すだれ掛を見て下さい。
サノ :低すぎるので、あと4寸、上げよう。
ぐらぐらするから、2本、振れ止めをつけて。
ナベ :すだれを掛けるL型のねじ、ヨー釘っていうんだ。裏につけるんすね。
オ〜タ:先生、すだれの長さがずいぶん違います。
サノ :ありゃりゃ。さすがは中国製。いい加減だな〜。6cm以上も違う。
1本270円なんだから、文句も言えない。1000円出すから、もう少し
マシなのをつくってくれればいいのに。


shikibu07161.jpg

ナベ :やれやれ、やっとすだれ掛ができた。お茶にしよ。
オ〜タ:破風はこんな感じでいいっすか?
サノ :うん、いいよ。先を1寸5分出す。
ナベ :東側は桁丸太に当たるんですけど。
サノ :この厚紙に当りの癖を拾って、カーブ定規をつくるんだ。
ナベ :それを板に写してのみで削るんですね。了解。
サノ :カーブができたら、一度合わせてみて、確認してから先の長さを取るんだよ。

癖を取り直して、お昼。午後から掃除と、前の鉄骨の屋根を解体します。


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ナベ :やっと完成だよ。そう言えば、おれたち完成させたの、初めてだよな。
オ〜タ:(床を雑巾がけしながら)そうっすね。
ナベ :なんか、達成感、かんじるなあ。
オ〜タ:(雑巾を洗いながら)そうっすね。
ナベ :満足、満足。
サノ :もっと濡らして拭いてやれば、玄翁の叩き跡のへこみがもどるよ。
オ〜タ:ナベさんのつけた傷がもどりません。
ナベ :俺も拭くわ。
オ〜タ:土台のときはそんなに広く感じなかったけど、板を張ると、広いっすね。
サノ :そうだね、端をすっきり抜いているし、庭との連続感が出て来るんだろうね。
本当はもう1尺ほど軒を伸ばしたかったな。
ポリカの屋根なら伸ばしても室内が暗くならなくて、いい。
オ〜タ:洗濯ものを干すのにもいいっすね。


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ナベ :これで完成ですね。いい勉強になりました。
サノ :初めての作業にしては、上出来です。よくやってくれました。
オ〜タ:あちこち失敗ばかりでした。
サノ :失敗で覚えるというのは、本当にそうだよね。

ご主人:本当にごくろうさまでした。北山杉の床柱でつくってくれるとは思いませんでした。
サノ :これはある数寄屋の工務店さんからいただいたもので、結構、いいものだと思います。
今は安くなってしまいましたが、購入された頃は高かったでしょうね。
いい機会を与えていただき、ありがとうございました。
ナベ オ〜タ:お世話になりました。ありがとうございました。


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ナベ :これでやっとウッドデッキ篇はおしまい。
次はやっと鷹峯に戻れるぞ!
オ〜タ:鷹峯はタダさんががんがんやってますよ。ナベさん、しばらくグンマに
帰るんでしょう?留守の間にショウギもやってしまいます。
ナベ :そうだった。帰って来るまで、仕事残しておいてね。

(同窓会があるので、ちょっと仙台に帰る予定のオ〜タでした)



shikibu0710a.jpg         
こんにゃく王子のナベです。毎日、あつくて、もうくにゃくにゃ。日曜日は右京区のウッドデッキ工事の屋根作業をしました。めちゃくちゃ暑い。この日、用意していったもの、いただいたものを含めて、一人でお茶やジュースを4リットルくらい飲みました。バールや差し金が熱くて持てないくらい日差しが強いです。

まず、広小舞を垂木の先端から15mm下げた位置に打ちます。そこから30cm間隔で、小舞を打って行きます。端は垂木の外面に合わせて打ちます。後で破風板を取付けるのだそうです。

瓦屋根の軒下は狭くて、腹這いになってもぐり込まないと打てません。今回はビスではなくて、釘を打っています。狭いところで釘を打つ練習になりました。あははは..、汗だくです。

何だか頭がくらくらして来ました。ちょっと一休み。お茶をぐいぐい飲んで、何とか復帰しました。こんにゃく王子は水が切れると危ないのです。

昼食の後、気を取り直して、ポリカーボネイトの波板を並べ、出を調整して、傘釘で留めて行きます。これは昨年、京北の木匠塾で経験済みとはいうものの、きれいに揃えて打つというのは、なかなかたいへん。



shikibu0710.jpg
       あまりに暑いのと、学校の軽トラを別件で使うとのこと
   で、早めに作業を終えて、学校に戻りました。破風と残
   の釘打は次回に。次は床板もできるぞ。

 (何か今日は仕事した気分    ♪  
                                     湯で上りこんにゃく王子でした)











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