忍者ブログ
| Admin | Write | Comment |
[学校内のあれこれをお伝えします!]
2024/03. 10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31 
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1年のオクムラです。今日は学校と日本建築学会近畿支部との共催イベント、「親と子の建築教室 伝統の竹小舞編みと荒壁塗り体験教室」にスタッフ参加しました。以下、報告です。

IMG_9120.jpg

朝からワークショップの準備で、学校のガレージに壁フレームを8枚建てました。学校からはイデちゃんと2年のタイシ先輩、京大の院生さん4人が学生スタッフです。よしやまち町家にて皆さん集まりました。冷たいお茶をお出ししました。

IMG_9124.jpg

午前中は竹小舞編みです。下地縄を腰に巻いて、小舞竹を編んでいきます。先に縦竹を裏側に立てて編み、次に横竹を表に編んでいきます。編むのは、両面ともえつり竹に編み付けていくのです。縦竹の方がラインが多い分、しっかり編めているように思います。12時ごろにはみんな編み終わり、よしやまち町家でご飯です。

IMG_9149.jpg

全員でわいわい昼食後、いよいよ壁塗りです。指導は京都の左官学校(左官専修学院)の山本校長先生です。まずは道具の名前を覚え、コテ板に土を載せて、それをコテで救い上げる練習をします。みんな楽しそうです。

IMG_9166.jpg

表側から荒土をつけていきます。思ったように土が小舞に乗ってくれないようです。僕もやってみましたが、そう簡単にいきません。コテの面全体を使うようにと先生が言われますが、なかなかそうできるものではありません。どうしてもちょっとずつこねこねしてしまいますね〜。

IMG_9170.jpg

やっと塗り終えて、道具を洗ったところで、山本先生みずからの中土仕上塗りの実演を見学しました。みんなじっと見ている前で、さらさらときれいに塗られていきます。なんとスムーズなんでしょう!あっという間に2回塗られて、ちょっと水が引くまでお話をされた後、仕上塗り。緊張感が会場に広がります。ぴたっと平面に塗られて美しい壁が現れました。一同拍手!

片付けが終わり、よしやまちにて修了式が行われ、イベントは幕となりました。みなさん、お疲れさまでした。今度は実際の町家の改修で塗らせてもらえるそうです。今から楽しみです。もっと練習したいです。
                             (1年のオクムラでした)




PR

6月29日(土)に創立記念講演を行いました。

「しる・すまう・なおす」として“京都の重要文化財民家”について、その概要の説明と、実際に住まわれている方、保存修理に携われている方のお話をお聞きしました。

まず、本校校長の福田先生が「京都の重要文化財民家の概要」を講演し、続いて伊佐家住宅の伊佐錠治氏に「重要文化財民家に住まう ~伊佐家住宅の保存と活用」と題して、いろいろなお話を聞かせていただきました。

souritu1.JPG
(伊佐錠治氏のご講演)

続いて、京都府教育庁指導部文化財保護課の森田卓郎氏に「重要文化財民家の保存修理について」と題してご講演を頂きました。

souritu2.JPG
(森田卓郎氏のご講演)


50人以上の方に聴講いただき、盛況裡に終了しました。



 
 

こんにちは。学校事務局のOです。
5月12日の日曜日、前日とはうってかわったような晴天の中、
学校行事である春の見学で愛知県犬山市の「リトルワールド」へ観光バスを1台チャーターして見学旅行に出かけました。

6042fad8.jpeg

園内では自由行動としているため、学生達は広い敷地内に点在している色々な国の建物を見にあちこちに散らばっていきます。(学生の写真を撮るのがむずかしぃ…)

IMG_1848.JPG

IMG_1890.JPG

IMG_1847.JPG

中でも引率の先生方と一緒に行動した学生達は先生方の解説を聞けてより勉強になったでしょうね。

急に暑くなった日だったためでしょうか、帰りのバスの中ではほとんどの学生が疲れて居眠ってしまってました。



 
IMG_3455.jpg

1年の伊藤です。先輩たちの卒計展のお手伝いに平成の京町家に来ました。
新しい町家はとてもきれい。こんな家を先輩たちが建てたとはとても信じられません。
ほとんど広報がなかったので、来る人もそういないだろうと思っていましたが、
それでも、ぽつぽつと来られました。

 町家に入って来られた人の多くがまず最初に、「これ床暖房ですか?」と聞きます。「あったかいですね~。」と喜ばれていました。私自身も、京町家に床暖房が入っているなんて、いいなあと思っていたので、驚きました。卒計展の展示を見て、そうか、私もがんばらねばと、大いに参考になりました。

IMG_3380.jpg

 私は火鉢で炭をおこし、鉄瓶でお湯を沸かして、それでお抹茶を点てておもてなしを
するという役目です。といっても、正式なお茶なんてわかりませんので、教わったとおりに、
なんとか、お茶を入れてお出しします。お茶を点てている間に、お客さんは火鉢の前でいろんな
ことを話されたり、聞かれたり。話が苦手なので、あまり上手にお相手できず、失礼をしたか
もしれませんが、でも、意外に楽しく、嬉しかったです。こんなお手伝いなら、機会があれば、
練習してまたやりたいです。                   (伊藤)


IMG_3481.jpg

 1年たった一人のお茶部員の馬場です。卒計展にお手伝いに来ました。この日は先輩たちが
大勢来ていただきました。けっこう、お話ししたり、お茶を入れたり、忙しくしてました。
お茶部の先輩も見えて、喜んでもらえたり、指導をもらったり。

IMG_3492.jpg

 卒業設計作品は、ただ見てもらうだけでは、ほとんどしっかりとは見てもらえていない
ように思います。描いた人が、ひとつひとつ、その意図を説明することで、やっと伝わる
ようです。来年は、中間日くらいに、みんなで講評会をやれば、もっと盛り上がるのでは
ないかと思いました。
 でも、先輩や見知らぬ方とお話しできたりするのは、いい経験になりました。来年は
僕たちの作品を見ていただくことになります。がんばりたいです。  (馬場)
             




 桜の開花、いや満開近しの声が届き始めた3月23日。
京都市長をはじめ多くの来賓の方々や関係者が集い、平成の京町家モデル住宅展示場KYOMOのグランドオープンのセレモニーが行われました。
この展示場には、本校今年度の2年生卒業制作・木工コースの学生達が取り組んできた「普及センター・伝統型モデル住宅」も一角、いえ堂々と中央区画を占めています。

0417fc4f.jpeg

セレモニーに合わせて、お礼の気持ちを込めて、課外活動「お茶部」の部員でもある木工コースの学生達が市長さんをはじめとする皆さまにお茶の席を設けました。
伝統的京町家に新たなアイデアを盛り込んだ建築空間で構成された「伝統型モデル住宅」の建築に取り組んだ学生と教員は、応援してくださった京都府建築工業協同組合、京都左官協同組合、京都府瓦工事協同組合、京都畳技術専門学院の皆さまをはじめ、多くの方々に支えていただきました。さらに夏の日に壁下地の木舞を掻き、秋に荒壁を付けてくれた子供達、そして子供達よりも熱心に壁と格闘していただいた保護者の方々。寒い中、手にした突き棒で版築の土塀を突き固めてくれた子供達。
多くの皆さんの応援と叱咤激励のおかげで、今日の日を迎えられました。
 
3562d3cb.jpeg

木工コースのリーダーは、
「私、中西は、学生を主に伝統構法で新築の京町家を建てるという事になり一年をかけ、学生棟梁という大きな肩書きも持たせていただき他の学生よりもさらに木配り、墨付け、指揮など貴重な経験をすることができました。
大工の経験だけではなく土壁を塗る体験をすることで素材を感じ、他業種の方ともふれ合うことで1軒の家を建てる流れと関係性を僅かながらでも理解できたことはとても良かったことだと思います。
建てた家を見て、「建てられたなぁ」と思う今がこの経験を糧にした未来に「美しく格好よく力強く建てられた!」と思えるようになりたいと新たな希望を得られました。」
と、新たな道へ歩みを始めました。
みなさま、ほんとうにありがとうございました。
 
 なお、引き続き3月26日から28日まで、この「普及センター・伝統モデル型住宅」で「本学卒業制作設計展」を開催いたします。是非とも、足をお運びいただければと思います。

24sokkeiten-003.jpg
 



 


 
  • 京都建築専門学校
京都市のど真ん中府庁前で、創立60年の伝統を誇る小さいけれど真面目な建築学校です。ユニークで色々な経験を持った先生たちが揃っています。平成24年度入学願書受付中!
  • 最新コメント
[07/15 井上建築デザイン]
[11/22 キタオカ]
[06/15 これなが]
[06/15 これなが]
[05/03 馬場 裕]
  • ブログ内検索
Copyright © 京都建築専門学校 ニュースレター All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics  Template by Kaie
忍者ブログ [PR]