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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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マツシマです。いよいよ棟上げの日となりました。黄砂が来ているらしいけれども、いい天気でよかった。朝はいつもよりも1時間早く出たのですが、僕が原付で学校に来た時には皆出発した後でした。仕方なく原付で皆を追い掛け、途中で追いつき、無事現場に到着。やれやれ。身体が冷えて震えながら準備しました。

もう林研さんのレッカーが来ていて、脇に8本の梁がセットされていました。



西側から梁を納めて行きます。西側の2本は4本の柱のほぞに納めるので、レッカーで吊り、かけやでほぞを寄せて入れていきます。



中央の4本は2本の柱と2本の吊束に納めて行きます。なかなか順調で、2時間もかからず、8本の梁が無事、納まりました。

こうして高さ5mほどのところに納まると、太くて重たかった梁が細く見えます。



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今日は土曜日で、京都市の担当イシウラさん、林研のトノシタさん、エグチさんが一緒です。梁がすべて納まったところで、記念写真。そして昼食です。










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午後には建て起こしをする者と棟を納める者とに分かれて作業しました。管理棟のあたりから眺めると、ススキを透かして山の中での作業している学生たちの姿がとてもきれいでした。




4時を回った頃、ようやく棟木を上げる作業に。ガキさんが明日は施工管理技術の試験で現場に来れないので、形だけの棟上げをしてしまおうというものです。




だんだん暗くなって来る中、皆で声を合わせて棟木を納めます。ほぞが予想以上に固くて、結構時間がかかりました。かけやで力一杯叩いていたので、みな、汗びっしょりです。5時には棟木も納まって、暗い中、小塩の山の家に引き上げました。

(マツシマでした)






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木工チームリーダーのガキです。サノ先生のいない11月6、7、8日と3日間で柱をすべて建て、後から入れられない貫を結び、腕木も納めつつ、外周足場を設けました。

サノ:すごい!よくがんばってくれたね。君たちはほんとうにいいチームだよ。感心感心。これで13、14日に上棟が迎えられそうだ。

ガキ:3日間、小塩で合宿でした。夜は寒かった。セキさんが日曜日に来てくれてお昼をつくってくれました。

サノ:月曜日は?

ガキ:自分たちで用意しました。

サノ:お疲れさまでした。今日はぼくたちがお昼をつくるので、こころおきなく仕事に励んでくれ。今日は?

ガキ:腕木の残りと両側の桁を仕込みます。立ちも直して、モミ子を打ちます。足場はカワサキさんに指導してもらい、内側を建てます。





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サノ:さて、桁は4寸角材を金輪継で2〜3本を継ぐんだったね。うまく納まるかな?

ガキ:全長で13.5mありますからね。重ねほぞに楔を打ちます。腕木に載せる出桁も納めていいですか?

サノ:あれはダボで留めるけれども、ダボの準備ができていないんじゃない?今日は口合わせだね。

ガキ:何とかレッカーが来て梁を載せられる段取りまでできたようです。13日に梁を納めてしまいましょう。

サノ:こうして腕木が納まって並んでいる光景はいいね〜。部材が納められるにしたがって、整然、凛とした感じになって来て、嬉しいものです。

ガキ:いよいよ次回は上棟です。いつもよりも早く現場に到着するよう頑張って来ます!

(リーダーのガキさんでした)





kenshu11041.jpg  11月4日、みごとな秋晴れ。今日からいよいよ柱を立てます。柱は土台にほぞ差しだけではなく、丸太の面の一部が基礎石まで届くように伸ばしています。角では、土台を逆アリにしていて、上から落して動かないようにしてあります。それだけにきちんと寸法が合わないと、はまりません。

今回の難しさは、貫を一緒に入れ込んで行かないといけないというところ。水平の動きと上下の動きが同時に求められるので、たいへん厄介です。

西側の方から柱を順番に立て、貫を通していくことにしました。後で通せる貫は後回しにして、つなぎ梁や力貫などを仕込みながら、組み付けていきます。

柱をペアーでつなぎ材を仕込みながら、起こすために、足場も組めず、脚立や梯子を使って組み付けています。それほど高くはないけれども、揺れる中での作業なので、結構こわいですよ。

今日のお昼は豚汁でした。爽やかな山の空気に温かい日差しが嬉しい気持ちのよい
ランチタイム。



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貫を通すのがなかなかたいへん。手こずっている内に、陽がだんだん傾いてきて、手前の木立の間に沈んでしまいました。とたんに、ひんやりして来ます。

隅のユニットが何とか組み上がりました。ここから2列目に入ります。が、ここでまたトラブル発生。逆側の隅ユニットの1本の柱の仕事が反転していることが判明、また柱を抜いて、ほぞの作り直しです。今日は2列を完成できませんでした。

次は6日の土曜日です。日曜も月曜も行うので、3連日の作業。ここがもっとも重要な仕事となりますね。何とか3日間ですべての柱を組み付けてしまわないと、13日の上棟に間に合いません。みんな、頑張ろうぜ!

/(^_^) /
 

(カワサキ師匠にぱーまんと呼ばれているイワキでした。)



kenshu11031.jpg 11月3日は祝日ですが、わが木工チームはしっかり京北の現場に出動です。今日は秋晴れのいい天気!と思いきや、時々しぐれて、風はつめたく、さむ〜い一日となりました。

アンカーボルトを横目でにらみつつ、基礎石の上に墨付けをして行きます。土台はひのきの4寸角、すべてここ合併記念の森で生えていた材だそうで、なかなかいいひのきです。すでに1年生たちによってほぞ穴や柱にアリで食い込むように仕口が掘られています。うまく合うといいのですが。

今日のお昼は定番のカレーライス。ちょっと前におにぎりをいただいたのに、いくらでも食べれてしまいます。その後、さらにサンドイッチもいただきました。秋の食欲は深いです。






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土台の裏側にボルトの位置を拾って、ドリルで穴を開け、天端に座彫りを入れます。後で埋木をしやすいように、ノミで四角に掘り直し、座金を納めてナットを締めます。
ここでは土台を座彫りでアンカーする方式と、長ナットでさらに上に来る力貫をも一緒に押さえる方式と、2種類のアンカーボルトが採用されています。ここまで、いい精度で来ていて、嬉しくなって来ました。


いつの間にか陽は傾いて山陰に。土台の納めはまだ全体の1/4ほどが残っています。

ここに来て、1年生の土台の加工の寸法まちがいが次々と発覚。手直し作業となりました。5時の終了まであと1時間しかありません。でも、ここからが今年のチームの強み、全員が動いて作業が進んで行きます。



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さの先生:どうする?もう終えて明日にするか?

一同:いや、やってしまいましょう!

あたりはすでに薄暗く、ライトで照らしながらの作業となりました。手のあいている者は、道具を片付けよう。

5時半、すべての作業は終了。お疲れさまでした!
撤収!

(土台担当 ワダでした)






 11月1日、いよいよ僕たちの京北の現場での挑戦が始まりました。この日、木工チームは加工した部材を搬出する班と先に現場に向かって基礎の石を運び、据えるための墨をつける班とに分かれて作業しました。

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上の画像は、研修棟の敷地を造成し、基礎ができるまでの画像です。南東から撮っています。

1 8月、皆で行って実測、位置を決めたときの写真 敷地は緩やかな斜面
2 10月中頃、造成工事の写真  敷地にはおよそ80cmの高低差がありました
3 10月下旬、基礎工事の写真  配筋、型枠が終了、コンクリート打を待つ現場
4 11月1日、基礎石を並べている折の写真 72個の石を固定しました

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5 丸太の梁と柱を降ろす 京都市京北森林組合の皆様、いつもありがとうございます
6 管理棟の横で食事   この日はうどん鍋と手羽先の香味焼とおにぎり 美味しい!
7 石のレベルを測定しながら据えていきます
8 日も傾くころ、72個の基礎石すべてを据えられました セメント5袋、砂15袋使用

雨を心配していましたが、朝には止んでほっとしました。風は冷たかったです。これから先の工事で、どんどん寒くなり、しぐれて来るのが心配です。学校の材を積み込むのに思わぬ時間がかかり、モルタルを練って石を固定する作業にかかれたのが2時半ごろと遅れてしまいました。でも、5時にはほとんど終えることができ、よかったです。

これから土台を据え付け、足場を設け、貫を仕込みながら柱を建て、梁を載せ、上棟となります。あまり日数がないので、授業日以外にも、土日や休日も作業となります。たいへんですが、頑張らなくては。 (静岡出身のダイキでした)





 
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