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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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 建築科1年の前期課題も最終日、みなそれぞれの図面と模型を携えてやって来ました。元気な子もいれば、眠そうな子、製図室の隅で必死に模型をつくっている子も。例年、大学卒の作品を取り上げてきましたが、今年は半年前まで高校生だった若い生徒の作品を紹介しましょう。

iwami01.JPG

「吹き抜けのある家」  
 
 
今回、初めての自由設計ということで、自分の家族のよいところ~仲のよさ~をもとにして設計。特にLDKを重視し、なるべく広く取って、二階まで吹き抜けとしました。南にリビング、北にダイニングとキッチンがあり、暗くなりがちなところを天窓から差し込む日差しで明るくしたい。二階の子供室への動線を居間に置き、家の中で常に家族の気配を感じられるようにします。

 祖母の部屋でもある和室には円形の窓を。そこから望む風景はまた違う楽しみとなるはず。居間中心の暮らしは自然に家族間のつながりを保ち、一緒に暮らす家族の仲はいっそう深まっていくことでしょう。
                                            建築科1年 岩見麻未

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模型もまずまず念入りにつくられていますね。石垣を生かしたゆったりとしたアプローチ階段がいい感じですが、もう少し玄関前に余裕が欲しいな。


iwami02.JPG道路側の立面図

二階の屋根が一部下に伸びてくるところを違和感なく見せるのはなかなか難しいです。とくに屋根の表情に欠けるスレート屋根では、べったり伸びてくるので、気持ちが悪い。切妻屋根ならまだ処理がし易いのですが。みなさん工夫してみてください。屋根を切るかつなぐか、僕もときどき悩みます。
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小屋伏せ図です。

例年、皆さんに構造図として、床伏せ図と小屋伏せ図、軸組図を描いてもらっています。骨組みを理解しないと、意匠的にもふにゃふにゃの家になるものです。現場経験なしに構造や納まりを理解するのは困難というよりも、不可能でしょう。でも、こうしてわからないまでも、苦労して一度図面に描いてみなくては、現場でも見えて来ません。建築は何年やっても、わかるということはないものです。いつまでたっても、試行錯誤なのですから、その都度、頑張って追いかけて行くしかないものです。

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断面詳細図です。まずまずきちんと描けていますね。勉強熱心で感心しています。
 この吹き抜け空間の真ん中に通る橋がデザインの要になります。室内を白い漆喰塗りの大壁にして、その中に素木の木組みの橋が渡れば、絵になりますね。岩見さんは天井まで漆喰塗りとしていますが、さらりと素木のテクスチュウアで浮かす方法もありますので、検討下さい。  
 この調子で貪欲に上を目指しましょう。他のみなさんも負けずに頑張ってね。

(さのはるひと)



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