忍者ブログ
| Admin | Write | Comment |
[学校内のあれこれをお伝えします!]
2024/03. 10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31 
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

9月14日付け京都新聞市民版の記事です。(提供:光田棟梁)

PR
1年のオクムラです。今日は学校と日本建築学会近畿支部との共催イベント、「親と子の建築教室 伝統の竹小舞編みと荒壁塗り体験教室」にスタッフ参加しました。以下、報告です。

IMG_9120.jpg

朝からワークショップの準備で、学校のガレージに壁フレームを8枚建てました。学校からはイデちゃんと2年のタイシ先輩、京大の院生さん4人が学生スタッフです。よしやまち町家にて皆さん集まりました。冷たいお茶をお出ししました。

IMG_9124.jpg

午前中は竹小舞編みです。下地縄を腰に巻いて、小舞竹を編んでいきます。先に縦竹を裏側に立てて編み、次に横竹を表に編んでいきます。編むのは、両面ともえつり竹に編み付けていくのです。縦竹の方がラインが多い分、しっかり編めているように思います。12時ごろにはみんな編み終わり、よしやまち町家でご飯です。

IMG_9149.jpg

全員でわいわい昼食後、いよいよ壁塗りです。指導は京都の左官学校(左官専修学院)の山本校長先生です。まずは道具の名前を覚え、コテ板に土を載せて、それをコテで救い上げる練習をします。みんな楽しそうです。

IMG_9166.jpg

表側から荒土をつけていきます。思ったように土が小舞に乗ってくれないようです。僕もやってみましたが、そう簡単にいきません。コテの面全体を使うようにと先生が言われますが、なかなかそうできるものではありません。どうしてもちょっとずつこねこねしてしまいますね〜。

IMG_9170.jpg

やっと塗り終えて、道具を洗ったところで、山本先生みずからの中土仕上塗りの実演を見学しました。みんなじっと見ている前で、さらさらときれいに塗られていきます。なんとスムーズなんでしょう!あっという間に2回塗られて、ちょっと水が引くまでお話をされた後、仕上塗り。緊張感が会場に広がります。ぴたっと平面に塗られて美しい壁が現れました。一同拍手!

片付けが終わり、よしやまちにて修了式が行われ、イベントは幕となりました。みなさん、お疲れさまでした。今度は実際の町家の改修で塗らせてもらえるそうです。今から楽しみです。もっと練習したいです。
                             (1年のオクムラでした)




2年のマツウラです。こんにちは。木匠塾は後半から参加です。
去年もやった大野町の茅葺き、続きをさせてもらっています。明日は朝から地元小塩の上松(あげまつ)の準備に参加、夜に投げたい松神事に参加するので、茅葺きは今日が最後です。

IMG_9091.jpg

山城茅葺の山田さんや美山の中野さんに協力していただきましたが、やっぱり完成は無理でした。まだまだ棟を覆うまでには相当の作業量があります。

IMG_9102.jpg

この日も雷鳴が聞こえていましたが、幸いにも雨には至りませんでした。その分、それっとダッシュで仕事したせいか、夕方にはみんな疲れが来ていたようです。口数もがったり減ってしまっています。

IMG_9093.jpg

上から縄を通した大きな針を下に差し込み、屋根裏の人がそれを受けて縄を丸太に巻いて、上に返します。暗い中で尖った針が目の前に刺さって来ますので、ヘルメット必着です。

IMG_9106.jpg

屋根の隅部。ここは去年やったところですが、ぼくはこの丸みが大好きです。可愛いというか、なんだか動物の一部のように見えます。茅葺き屋根でなければ、この味わいは出ませんね。

IMG_9113.jpg

とうに陽が落ちて、雨もぱらぱら降りはじめ、暗くなりかけてきました。あわてて棟にシートをかけ、記念写真です。鉾杉塾のみなさん、塩澤先生、山田棟梁、ありがとうございました。9月に入って、つづきをさせてもらえる機会があるそうです。試験が終わったあたりですね。何とかして参加したいと思っています。それまでみなさん、ごきげんよう!
                (マツウラでした。)

1年のイデです。後半からは2年生と一緒に大野町にあるNPO鉾杉塾さんの茅葺きのお手伝いをします。去年の木匠塾で今の2年生の先輩たちが頑張って半分ほどやってくれたものを、今年、棟まで仕上げる予定です。

IMG_8880.jpg

とにかく暑いので、ちょっと作業したらお茶を飲みます。竹やら丸太やらを倉庫から引っ張り出し、休憩。去年に鉾杉塾さんがつくられた小屋はちょっと涼しく、どくだみ茶が美味しかったです。ありがとうございました。

1150756_515388371873419_1328726212_o.jpg

河原林塾長さんの指示にしたがって、倉庫から茅の束を茅の長さにしたがって運び出し、長いもの、短いもの、中間と3種類に整理します。この茅は去年の年末に2年先輩たちが茅刈りしたものも混じっているそうです。

IMG_8894.jpg

今年は足場を鉾杉塾さんたちがもう作ってくれていました。塩澤さんが来られて、ちょっと竹が足りないかもと、2年生の先輩たちが河原に竹を採りに。1年生たちは「男結び」を練習しました。丸い木や竹に丸い竹を結んで人が乗っても大丈夫なように、しっかりと結わえる技術が基本中の基本なんだそうです。やってみれば、なるほどです。こんな結び方があるとは知りませんでした。明日からの茅葺き作業が楽しみです。
              (マイ地下足袋持参でやる気いっぱいのイデちゃんでした。)






1年のシゲタです。前半で加工してきたツリーハウスのデッキをいよいよ現地に建てるんでめちゃくちゃ頑張りました。先生から、今日1日でできるところだが、お前たちなら2日はかかるな、と言われて、余計頑張りました。

IMG_8867.jpg

まずは基礎石を据えるところから。下の土が柔らかいので、ちょっと掘って、砂利を敷き、搗き固めて、石を水平になるように据えます。崖みたいな斜面のところもあり、大きな木の根っこもあって、けっこう難いっす。午前中かかりました。もう汗だく。お茶飲みたい。

IMG_8899.jpg

午後から桁を運んで、長さに合わせて切りました。ぼくら単純作業なら得意っすわ。

IMG_8910.jpg

出来たものから建てます。そこそこ合っていて、嬉しいっす。貫を縦横に入れて楔で留めます。順番にやれば、ちゃんと入るもんすね。もう少しでできます。

IMG_8925.jpg

やったー、完成っす!桁が樹に当って、ちょっと柱が曲がっているけど、そこは身体で見えないように隠して記念写真ん〜。♪ 後で基礎石を組み直すことにしましょう。うちらにはもう限界っす。崩れてしまうし。先生、モルタルで留めましょうって。さあ、片付けて引き上げ!お茶飲みたい!

                        (のどからからでがんばったシゲタでした)








  • 京都建築専門学校
京都市のど真ん中府庁前で、創立60年の伝統を誇る小さいけれど真面目な建築学校です。ユニークで色々な経験を持った先生たちが揃っています。平成24年度入学願書受付中!
  • 最新コメント
[07/15 井上建築デザイン]
[11/22 キタオカ]
[06/15 これなが]
[06/15 これなが]
[05/03 馬場 裕]
  • ブログ内検索
Copyright © 京都建築専門学校 ニュースレター All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics  Template by Kaie
忍者ブログ [PR]