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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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 こんにちは!学校事務局のMです。
 今、建築科では学年後期試験の真っ最中です。進級や卒業をかけてみんな頑張ってますよ。
 今日もロビーでは放課後に生徒達が集まって勉強会を開き、お互いに苦手なところを教え合っています。なるほど明日は構造力学の試験でしたね…。毎年見る光景ですが、こうやって生徒同士で教え合うというのはいいものですね。安心します。
 それでも解らないところは、ほらここに「生徒同士でやってるのにあんまり手出ししちゃいかん!」と我慢している先生がムズムズしながら待ってますよ!

benkyoukai.JPG




 
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 学校長の福田です。学校では建築科で日本建築史、伝統建築演習等の授業を担当しています。

 伝統建築演習Bの授業では、京都市内に所在する歴史的建造物の見学を主体に授業を進めています。「百聞は一見にしかず」という格言があるように、話や写真よりも実際に建物を「見て、触れて、感じる」ことで、これからの人生に活かしてほしいと思っています。
 さて、今回は、東本願寺へ出かけて、世界最大規模の木造建造物である御影堂、そして現在修理が進められている阿弥陀堂、そして学生たちにサプライズな空間も案内しようと出かけました。
 「お東」で親しまれている東本願寺。
宗祖親鸞をまつる御影堂は明治12年(1879)から明治28年にかけて再建された正面63.63m、側面45.45m、高さ38mで、二重屋根を持つ世界最大規模の木造建築。ご案内いただいた本願寺御修復事務所の蒲池さまの解説を待たずして、学生たちはその圧倒的な大きさと室内空間の広さに高さ、部材の大きさに沈黙。

den_ensyu-3.JPG

 続いて阿弥陀堂(正面39.81m、側面33.81m、高さ29m)に移動。さきの御影堂に続いて保存修理事業が始まっており、すでに屋根瓦が取り外されています。
 修理の機会、すなわちおよそ100年に1度しかまじかに見ることにできない屋根面。
1枚1枚の屋根瓦の大きさや瓦下地の杉の土居葺板の厚みにも学生たちは見識を新たにしていました。

den_ensyu-1.JPG

 そして、サプライズの空間へ。
 東本願寺境内は和風建築で占められていますが、境内北辺の「参拝接待所」の北側地下には1998年(平成10)竣工の「真宗視聴覚ホール」があります。
 これは高松伸によるもので、ホール、参拝接待所ギャラリー、仏間、応接間などが設けられています。

den_ensyu-2.JPG

寺院地下に、うまく光を取り入れ、曲面で構成されたホールを中心とした空間。
意外な取り合わせに学生たちは、あちこち見まわったり、印象を述べあったり。
まずは、わたくしの狙い通り、宗教建築の記念性の魅力、大型建造物を作る確かな技術力、そして伝統と斬新さの融合、などなどを感じてくれたようでした。
今後の建築活動に活かしてくれることを願っています。

S・H君の感想
「御影堂の大きさは、ほんとうに大きく、さすが世界最大の木造建築だなと思った。中もすごく広々とした空間で、畳の枚数や柱の太さに圧倒された。
阿弥陀堂の修理現場を間近で見させてもらって、瓦の量や大きさに驚いた。女性の髪と麻で編まれた毛綱や木材を運ぶ木そりなど貴重なものを見ることが出来た。
ギャラリィーは、現在美術館を設計していることもあって、すごく刺激されるものがあった。次の部屋にどんな展示や空間があるのか楽しみながら見て回ることができた。
今回、色々と貴重なものを見ることができた。特に阿弥陀堂の修理現場で見た、ものすごい量の瓦が並んでいる様子や、その瓦一枚の重さ、阿弥陀堂から見た景色など、どれも強く印象に残っている。
すごく刺激のある一日であった。」

DSCN3537.jpg

ガクト:「今日の美術館の中間発表会、なかなかよかった。」
ワタル:「みんな、がんばってたね。タイシ、さすがにちゃんとつくってくるな〜。」
BB:   「おれは模型もパースも描けなかったけど、。。」

DSCN3541.jpg

ユウヒ:「タイシの模型、ガラスの感じ、よかった。」
タイシ:「ありがとう。でも、1日でつくったので、パラペットとか、まちがえてダメだ。」
ワタル:「板や柱を付けるというのは、やらなかった?」
タイシ:「全然、時間なかった。これからつくり直す。」
ユウヒ:「なんかさ、パラペット、重くない?出過ぎだと思う。」
タイシ:「これもアリだと思ってたけど、模型つくってみて、あ〜、これはダメと気づいた。
     ちゃんと納まりを描いて、決めてからつくり直す。」

DSCN3507.jpg BB :「カズマのカマボコ、好評
    だったね。」
カズマ:「まあまあやろ。エント
    ランスを屋根ごと下げない
    方がよかった。」
ワタル:「先生が言うように、
    カフェを取り込む方がいい
    と思う。」
ガクト:「モッチの模型が意外に
    好かった。」
モッチ:「へへへ。いいっしょ。
    意外にというのが気になる
    けど。」
BB:       「斜めのガラスの感じが
    いい。先生も見直したって
    言ってたね。」
タイシ:「階段の向きを逆にした
    方がいいかも。」


DSCN3559.jpg

ガクト:「マコト君のも僕は気に入っているんだけど。」
マコト:「いや、また現地に行ってみて、もっと低く水平感を出すべきだと気づいた。
     これはやり直すつもり。」
ユウヒ:「これは僕も期待している。僕の集中プランとは全く逆のタイプで、面白い。」

DSCN3561.jpg

モッチ:「ユウヒはすごいね。いつこんなたくさん描いた?」
BB:    「僕の10倍早い。」
ユウヒ:「龍の画は前から描いていたけど、昨日、先生に言われて、パースを石積みで描いて
     みたんだ。描いてみて、ちょっとわかって来た。」
ワタル:「先生の指摘は2点、石積みの頂部、スカイラインを石で終わるべきというのと、
     足元、地面からの立ち上りがおかしいというのと。基壇は何でつくる?」
ユウヒ:「まだ考えてなかった。これも石だったら、おかしいかな?」
タイシ:「いや、石積みの方が荒くて、敷石がおとなしい感じなら、合うんじゃない?
     エントランスは、上を抜く?抜かない?」
ユウヒ:「先生は抜くべきと言ってたけど、抜かない方がいいと思っている。」
タイシ:「抜かないと、暗くならない?」
ユウヒ:「いや、そのために、入口を大きくしたので、たぶん、大丈夫。抜かない。」

DSCN3545.jpg

カズマ:「僕はツカモトさんのがすごいと思った。あのカラーのパースはよく描いたね。」
BB:   「さすが、インテリアゼミ。僕のも描いて欲しい。」
マコト:「色使いも線もきれいで、スタイルを感じる。」
タイシ:「とくに池に面したカフェはいいなと思った。山に掘り込んだ方はまだ工夫の余地
     がありそう。」

DSCN3547.jpg
DSCN3548.jpg

ユウヒ:「この池に面したカフェ、平面図だけでも、いい!と思ってたけど、パースも説得力
     ある。」
モッチ:「書道にしては、イタリアン風じゃない?」
ワタル:「書道展示ということだと、どうしても和風和風するけど、そうでない書道展示も
     あっていいんじゃない?」
ガクト:「最後はワタル君のだね。このパースもいいな〜と思った。」

DSCN3571.jpg

ユウヒ:「どんどん上手くなって来たみたい。先生も喜んでたね。」
ワタル:「いや、まだまだ。まだ階段の空間が見えてないし、素材もわからない。」
カズマ:「やっぱり、模型っていいと思った。いろいろ教えてくれる。」
タイシ:「模型を何でつくるかで、素材感がまるでちがってしまう。ある程度、素材を
     決めてかからないと、見当はずれになってしまう。」
ガクト:「まだまだ紙で描いていたいけど。これからはCADで製図して行かなくちゃ。」
タイシ:「ケントで描いたり、模型で確かめながら、決まったところから、CADで描いて
     いくことにすればいい。」
BB:  「冬休み中にがんばって描こう。」
モッチ:「BBはCAD得意だから、大丈夫。」
BB:  「CADは大丈夫だけど、設計がわからないので、それが心配。聞きたくても
     学校が開いてないし、みんなもいない。」
ユウヒ:「実家に帰る前にやっちゃえばいい。正月はぼけてしまって何もできないって
     先生も言ってたし。」
タイシ:「頭ではわかってるんだけどね。やるのはワタル君くらいじゃない?」

    (建築科1年 モッチ、BB、カズマ、ガクト、ユウヒ、タイシ、ワタル、
     マコト君でした。)






 
カズマ、ユウヒ、タイシ、ユイキの建築科1年生4人が設計製図授業での美術館スタディに
ついて話しています。

DSCN3332.jpg

カズマ:平面図はできたけど、立面がイマイチなんですと先生に相談したら、
    先生が黒板にこんなかなあと描いてくれた。そうか、そんな風に
    描けばいいんだ。
ユイキ:コンクリートと板のデザインということ?
カズマ:そう、それは僕の案だけど、先生はいろんなパターンがあるので、
    それを並べてみようって、黒板に。
タイシ:有名な美術館があるよね。なんて言ったっけ?
ユイキ:ルイス・カーンのキンベル?
タイシ:それそれ。でも、タクマのはもっと可愛い。船を入れる船屋だよね。
カズマ:君がそんなこと言うから、先生、船を描いたんだよ。
    問題は窓をどう開けるかだ。

DSCN3333.jpg

タイシ:これはユウヒのだ。屋根を載せたユウヒの案が先生、気に入らないと言って、
    描いてた。
ユウヒ:そうなんだよな、。。。エントランスのところに壁を立てて、穴を開けて、
    この方がいいよ、なんて言ってた。でも、確かに、それはいいな、と思った、。。
ユイキ:ユウヒはまだ屋根にこだわっているんだろ。屋根で行こう。
ユウヒ:そうなんだよな、。。。
カズマ:角のところ、先生のレンガの工夫、あれいいなと思った。
ユウヒ:そうなんだけど、。。。言われた通りにするのも悔しい。。。
ユイキ:そうだよ。僕のなんか、まったくつくられてしまった。

DSCN3457.jpg

タイシ:こんなの考えてたんか?
ユイキ:いや、一部はそうだけど、それじゃダメだろって、黒板に描いてた。
ユウヒ:これで出来上がりになってしまうよ。
ユイキ:何かちがうんだよ。何かね。よくわからないけれども。
タイシ:先生もそれはわかっているのかも。だから、平気で描いちゃうんだ。
    ユイキはこのまま描き写すようなヤツではないって。
ユウヒ:あんな風に楽しそうに描けるっていいね。
カズマ:ぼくらも黒板に描いたらいいんちゃう?
ユウヒ:描ける思う?

DSCN3335.jpg

タイシ:これは僕の案を考えてくれてたんだ。上が僕の断面図から。でも、何か気に
    入らないって、下のように描きなおして、うん、これでいいって、ひとりで納得
    していた。
ユウヒ:確かに、下の方がいいって感じ、わかる。
ユイキ:上は60年代の雰囲気、下は今でもいいかなって。ちょっと70年代の民芸っぽい
    けどって。
ユウヒ:そんなのわかる?
ユイキ:わからないけど、ほら、大和文華館って吉田五十八の奈良の美術館があったよ。
    あの頃の雰囲気なんかも。
タイシ:コンクリートの構造に、無骨な柱と厚い板を着せるんだと。外断熱をも兼ねると
    いうことらしい。
ユウヒ:野鳥の森の雰囲気からすると、確かにそんな感じが合うのかもね。で、タイシは
    これで行くの?
タイシ:僕もこれ、気に入ってる。
ユウヒ:それでいいの?
タイシ:これを忠実に、僕なりにやってみるけど、こんな感じにできるかどうかはわから
    ない。あちこち、わからないことだらけだから。
ユウヒ:来週早々に中間プレゼンだよ。僕も負けずに描いて、先生になるほどと言わせたい。

    (続きをおたのしみに、。。。)










建築科1年生の自由課題 「宝ケ池公園のアートギャラリー」で、各自の草案をスタディ模型で提示してもらいました。みなで思いついたことを話していきます。いくつか、紹介しましょう。

AGYH1.jpg
Hi君 龍の天井画美術館

「敢えて、池の畔ではなく、駅からの街路上、街の界隈に龍の美術館を建てます」
「8角形の構造体に周囲を取り囲んで、下に降りてもらって天井の高さをとります」
「なるほど、8角形は蓮弁なんだな。確かに天井の高さはもっとも重要だ」
「周囲は付属の美術品を展示して、説明がつきます」
「龍は聖なる空間に描かれなくては。 俗塵との距離を取りたいな〜」
「入口をどうするか、考え中です」

AGYI2.jpg
Iさん 緩やかな芝生公園に立つギャラリー

「芝生の中に半分埋もれていきます。大きなガラス面が欲しいです」
「ふうん、地面との関係はこんな風になるのかな? 黒板にスケッチ」
「シンプルな感じにしたいです」

AGTM3.jpg
M君の樹を包んだ美術館

「こんな感じにしたいです」
「こういう時は断面で設計するんだ。 黒板にスケッチ こんなかな?」
「まあ、そんなです」
「斜め壁にどうやって展示するかだな」
「平面計画が難しそう!」

AGTS4.jpg
Tさんの園路を跨ぐ書道展示館

「池の中にエントランスとカフェがあって、二階から山に半分埋もれたギャラリーに渡ります」
「池の方は大きなガラス面があって明るく開放的、対して山側は暗くて閉鎖的です」
「なるほど。動線が難しそうだね。うまく使えるように計画をしっかりやってください」

AGHA6.jpg
Ha君の猫足ギャラリー

「L字型の建物で、池側にピロティとなっています」
「この猫足がとっても面白いじゃないか」
「それはたまたま曲がってしまって、。。。」
「いやいや、こんなのもアリじゃないかな。動き出して来そうで面白い」
「面白いだけじゃ、すぐに飽きませんか?」
「だから、単純ではダメだね。L字をしっかりつくってください」

AGAN5.jpg
Nさんの食い違いギャラリー

「園路を取り込んでみました」
「ああ、きれいだね。いいじゃない」
「ありがとうございます。池側がカフェ、山側が展示となります」
「この大きな台形の壁の表現がもっとも重要だね」
「いろいろと考えてみます」
「屋根を軽く、壁を魅力的に。板をつかってみるのもいいな」


と、まあこんな具合です。面白い案が次々出て来て、楽しい批評会でした。これから平面計画を機能的にうまく行くように詰めてもらいますが、素直な面白さを壊さないように柔軟に対処して欲しいですね。次回は平面計画と構造計画をやってみましょう。      
                     (さのはるひと)







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