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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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 建築科1年のマツウラです。今日の意匠演習は待ちに待った御所での樹木スケッチです。水曜日のたびごとに雨が降って延び延びとなってしまっていたのです。先週は晴れたのに、前日の雨で流れた葵祭のために御所での授業を遠慮しました。みな、気持ちよい御所の緑をいっぱいに浴びてのんびりスケッチをしたくてこの日を待ちわびていました。

 さの先生の指導で、細かに描く近くの木、姿を描く中くらいの距離、遠く背景となる樹々の3種類を意識して描くことになりました。鮮やかな新緑の中で、ほんとうに気持ちよかったです。出来映えは聞かないでください。

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 御所、正確には京都御苑ですが、赤松、もみじ、楠、サクラ、榎、椎、イチョウがどれも大きく堂々としていて、庭にあるような近景の姿はそうそう描けないです。幹の表情を描くことにしました。みな、あちこちでさまざまに描いているようです。
 御所は学校から歩いて10分もかからないので、お弁当を持って来てここで食べたら気持ちいいです。実際、そうしている会社勤めらしい方の姿も見られました。小さなこどもを連れた親子さんが楽しそうにランチしている風景もいいですね。今頃は暑くもないし、虫もいないし、ほんとうに気持ちいいです。これでもっときれいに描けるともっといいんですが。
                      (う〜ん、どうもうまく描けないマツウラでした)

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 デザイナー志望の1年生を対象に、建築のデザインへのアプローチを魚谷先生に教えてもらおうと、建築デザイン演習という選択授業を設けました。(2012年度からは特ゼミとなります)。12名ほどが受講しましたが、最後まで残ったのは6名。まあ、そんなところでしょう。残った6名はとてもよく成長してくれたと感心しております。さすが、魚谷先生、ありがとうございました。

 テーマとしては、かつて私が教えていたものと同じ「植物園に建つ休憩所」を先生にお願いしました。魅力的な場所を捜し、そこをどう見るか、どう生かすか、休憩するとはどういうことなのか、小さく簡単な作物ではありますが、いくらでも掘り下げられる内容です。まただれでもアプローチしやすく、いろんな可能性があります。教える方にとっても、わくわくする楽しい演習となります。

 結果、どうだったか、クサカベさんとイシハラさんに、作品を通して、紹介してもらおうと思います。

                                   (さのはるひと)


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建築科1年(もうすぐ2年)のイシハラです!ゼミでは“空間”をメインに設計を行います。現実主義の私にとって、材料も法規制も考えない設計というのは苦難の連続でしたが、包む・開く・高低差の作り出す空間の意味や建物だけではない全体の繋がりなど、今までの授業では教わらなかったことを学べて、かなり勉強になったことは確かです!個人の意見だけではなく、ゼミに参加している全員の意見を聞くことが出来るので、その都度アイデアやアドバイスを貰いながら様々な可能性を模索することが出来たのも、とても自分の為になりました。未だにふと『空間ってなんだろう?』と考えることもありますが、魚谷先生のゼミで学んだことを今後の設計にも活かしていきたいと思います。


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 コンセプトは『隠れた楽しみ』です。植物園には既存の休憩所(もしくは芝生地などの休憩ができる所)がたくさん有り、これ以上休憩するだけの場所はいらないという思いが念頭にありました。そこで、人が集まる賑やかな空間と人が寄り付かない静かな空間の狭間にあるといった敷地の特徴から、お互いの空間混ぜたら新しい空間が生まれるのではないかと模索し、その結果『休憩所+遊び場』という構造が出来上がりました。

 まず建物全体をすっぽりと樹木で覆い、一部だけ露出させることで周囲の人々の興味を惹きます。入口は好奇心を上昇させる仕組みを持たせ、そこから地・中間・天と3つのエリアに分けて、それぞれ異なった特徴を設けます。地面からの高さや周りの木との関係を変えることで、休憩としての機能を備えた場所・遊び場としての機能を備えた場所を区別しました。“楽しみたいから入った建物”ではなく“気づいたら建物の中で楽しんでいた”という空間作りを目指したつもりです!          (イシハラ)


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 クサカベです!初めの頃は、出来上がったものとは全く違うものを考えていましたが、魚谷先生に「どうせならドキドキする建築をつくらない?」と言われ、ドキドキってなんだ?とか、ドキドキする要素ってなんだ?とか。いちいち考えて、いちいち迷って、結論が出たら次の問題が出てきて。小さなことでも、可能性の広がりを探り、それを絞って選択・決定することの重要性を知りました。先生や他の人との意見交換で、自分にはない考え方を取り込めることがとてもいい刺激になりました。

この敷地はモミジや木漏れ日、小川のせせらぎなど自然を感じられる魅力的な場所です。なので、周囲の自然を生かしたいと思いました。小道に入って見えて来るのは、宝石のようなカタチをした不思議な物体。各面が異なる形をしていることで、見る場所によって異なる印象を与えてくれます。スタディ模型を何個も作って決めました。 
 開口部を少なくすることで内部と外部を分節し、また、出入口以外の開口をひとつにすることで自然と目を向けさせるというようなことも考えました。壁に囲まれていて圧迫感を感じるので、出来るだけ圧迫感を感じることのないよう、屋根も歪な形にし、高さもバラバラにすることで、上への目線を分散させまたものです。
 休憩所ですが、内部には何も設置しません。小川を見るだけではなく、開口部から足を出して水に触れてみたり、寝転んでせせらぎを聞きながら、壁や天上に写る水面の光を見るなど、人によってそれぞれの楽しみ方をしてもらいたいです。                    (クサカベ)


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今年から木工実習を担当しているタダです。ちなみにこの間まで生徒でした。人に教えるってのは苦手だけど、ちょっと知っていることなら、一緒にやれるかな、と、引き受けました。前期は1年生全員を宮大工の大先輩ヨコイ棟梁と一緒に基礎を教え、後期は僕の提案で、小屋の隅の納まりを規矩の初歩としてやってみました。けっこう、難しかったです。

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後期は大工になるって決めた生徒諸君だけでやることもあって、みんなよくやってくれました。もちろん、人によって上手い下手はあるのですが、数やるうちにうまくなって行くものですので、好きかきらいかですね。

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試験も終わって、みんなが何とかできあがった機会に、出来映えを見ながら、並べて記念写真です。来年度、2年になったこのメンバーで、平成京町家伝統型モデルハウスに挑戦します。10年大工やった僕でもどうかと思っていることに、生徒だけでやろうって言うんだから、怖いもの知らずですね。さっそく、この春休みから訓練していくつもりです。みんな、頑張ろうぜ!

                                    (タダ)

 建築科1年設計製図授業の最後は、「宝ヶ池公園内に建つ美術館」です。後期試験も終わった2月14日、作品発表会および講評採点会をおこないました。今年は作品をポートフォリオのかたちでまとめて提出することとしました。プリントしやすいA4版とずいぶん小さな冊子ですが、それぞれの工夫が凝らされていて、よかったと思います。
 佳作、入賞作品の中から、とくに優れた3つの作品をここで簡単に紹介しましょう。詳しくは、別にHPで取り上げてみたく思います。日下部さん、石原さん、大澤さん、よろしく!  (さの)


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 1 「木が彩る絵本ギャラリー」 日下部里実

「池の東にある木々に隠れた谷の奥に、子どもから大人まで楽しめる絵本の原画を展示するギャラリーを設計しました。木々の自然にたたずむ柔らかな建物の印象を、内部まで浸透させ、主役である絵が引き立つようにしたい。隅をアールにまるめることで、やわらかで深みのある空間ができたように思います。」

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2 「命を学ぶギャラリー」  石原 理恵

「宝ヶ池公園には、捨てられた猫たちに出会います。動物たちの命の重みを意識してもらいたいと思い、動物彫刻家のはしもとみおさんの作品を展示するギャラリーを考えました。公園の南西に位置する梅林園の中、緩やかに傾斜する芝生の上、山の木々に囲われた明るい場所を選んでいます。部屋ごとにいろんな動物たちと出会えるように、雰囲気が少しずつ違う空間をひとつながりに経験してもらおうと設計しました。」


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3 「塔のある美術館」  大澤  彰

「比叡山を望む静かな森に囲まれた宝ヶ池の池畔で、こころゆくまで日本絵画を鑑賞できる小さな美術館。
国際会議場の対岸に、対照的に谷間に埋もれたような目立たない落ち着いた外観を目指し、内部に展示空間への橋渡しをする回廊を設け、その中心に比叡山に縁の深い国東塔を設置する。東側、池に面して開放的な階段テラスを設け、比叡山を望見したい。」

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3作品の詳しい紹介はこちらに  
     → http://www.kyotokenchiku.ac.jp/kac/studyoffice/architect/work.html
 建築科2年のヤマダです。毎年、グループ研究とそのプレゼンという課題があって、1年のときに先輩たちの発表を見ましたが、今年はグループの発表を1度にやろうということで、みな頑張りました。先日の26日、無事終了しましたので、ここまでの経過も併せて報告します。

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1 テーマを掲げ、同志を募る
 5月頃に、動き始めます。まず、思いついたテーマを掲げて、教室に張り付けて、そこに一緒にやりたいというメンバーを集めます。

2 テーマごとにワークショップ
 いくつかのテーマごとにメンバーが集まったところで、どんな風に、何を調べるか、ワークショップ形式で論議し、概要を簡単にまとめ、発表します。(この時点では何かできそうな気がしています。)

3 研究作業予定表作成、調査にGO!
 夏休みを利用して、各グループごとに調査を実施、データを持ち寄ります。(思ったより成果が乏しくて焦ります)

4 第一回検討作業
 先生に自分たちの成果をみてもらい、指示をもらって、再度詰める作業に入ります。(いっぱいダメだしをくらって、途方にくれます。)

5 第二回検討作業
 パワーポイント作成、プレゼンの手順、何を訴え、何を削るかなどの細かな作業、研究発表会本番に備えます。(当初のテーマへの追求があやふやになっていると指摘され、うろたえます。)

6 本番の日
 徹夜...。居直ってがんばとうぜ!

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今年のテーマとグループ一覧です

1 「省エネ住宅について」 (ホリ―ズチーム) 
 主に温熱環境性能についてメーカーハウスから伝統町家まで5つの木造住宅を取り上げ、主な壁体の熱還流率をベースに、それぞれの省エネ度を比較、論じる

2 「大和郡山の旧川本家の保存再生をめぐって」 (チームイト―)
 木造3階建て元遊郭建築の保存のために、その建物周辺の地域おこしを学生たちで提案、イベントなどを通して、地域のひとたちとの交流を試みた。人的交流によって、地域のひとたちの意識を掘り起こすあらたな「観光」の提案を行う

3 「これからの公園」(ワタル連)
 京都市の街区公園の利用状況を調査し、もっと生かすための方法をさぐる

4 「都市の緑化」(山田組)
 京都市の緑化事業を海外の都市と比較しながら、おもに景観の側から論じる

5 「環境のルールとデザイン」(京都建築スクール2011)
 京都市の具体的なエリアを対象に、地域に適した環境を創造するルールを提案(phase1)、他大学の提案したルールからどのような街区をデザインできるかを示す(phase2)について紹介

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発表後の審査員による評価

 発表会場の全員によって評価、採点されますが、会場では、ミカミ校長以下8名の審査員による合議の結果、内容では京都建築スクールチームがもっとも高い評価をうけていますが、チームイト―によるみずから実施した参画型の提案のリアリティーと、発表の魅力によって、チームイト―の研究発表にグランプリが与えられました。(会場拍手)

 次回の建築概論にて、京都建築スクール2011チームによる詳しい発表が行われるとのことです。ある意味で、ほかのチームの関心である、住宅の温熱環境や、公園のもつコミュニティー効果、また緑化の環境形成作用などの考え方が、このデザインの主要テーマでもあるように思われますので、いい議論の場となることを期待します。みなさん、お疲れさまでした。

                            (これでやっと卒業設計に集中できるヤマダでした)


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