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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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 2年、副棟梁のモリタです。今日は嬉しいことがありました。平成の京町家に先輩が来てくれて、一緒に仕事をしようと誘ってくれたのです。先輩の勤めている工務店の大工さんの弟子になるということで、立派な仕事をされているところなので、喜んで返事をしました。上手く行くことを祈っています。

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 今日から、学生リーダーのナカニシ君がよしやまちの作業場で刻みを行うので、現場では僕が学生を率いることになります。がんばらなくちゃ。前回、オグリ君たちが塗ってくれた正面です。養生のビニルもはずしたので、すっきりきれいです。こんな濃い色も白木と合っていて、いいように思いますが、サノ先生、どうですか?

サノ:そうだね。こんな濡れ色があるといいんだが。黄土に墨を混ぜてこんな色につくることはできるだろうけど、濃い色なら、いっそのこと、焼き板のような暗い赤でもいいのかもね。今までに無い土壁の色をやってみるというのも、意味があるかもしれないなあ。今回は左官組合さんにお世話になっているので、プロの意見も聞いてみよう。

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 皆で庭の見知石を整理、杭を打って、レベルを出し、水糸を張って、塀のやり方を行いました。見知石で基礎をつくり、その上に版築で土塀(築地塀)をつくるのだそうです。庭師のナイトウさんと一緒に、皆であの石がいい、この石はどうかと並べています。 版築、どんな風になるのか、楽しみです。
                              (副棟梁のモリタでした)

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 卒業生のイワモトです。11日、サノ先生に呼ばれて現場に来ました。何でも版築作家で知られた畑中久美子さんと一緒にここに版築をやるというので、僕も参加したいとお手伝いです。庭師の内藤さんと友人の石工の三好さんとが見知石を据える作業をされていました。

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 さすが、石工さんは道具も違います。石をはつったり、削ったりできるというのは素晴らしい技術ですね。石の裏に砂利を込めて、つつき、固定していきます。

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 畑中さんも来られて、石の基礎をご覧になり、自然な本来の版築ができそうで嬉しいと。最近は不自然なデザインがかった版築壁の注文が多くなって、本来の姿を見失いそうで心配なんですと。そういえば、最近、雑誌などできれいな縞模様の魅力的な版築作例が多いですね。(僕もきらいではないけど、。。)サノ先生は、もっと自然で素朴な感じにしましょうと。それよりも、多くの子どもたちが参加して、みんなでわいわい作業してつくる祝祭性に期待したいと。それ、大いに賛成です。2月9、10、11の3連休に予定します。興味ある方はどうぞご参加ください。
         (僕が型枠をこしらえます 卒業生の町家改修フリーランサー、イワモトでした)





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