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[学校内のあれこれをお伝えします!]
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玄関に付ける昔からよくあるシンプルなガラス球の照明器具を捜しましたが、意外にありません。
結局、いつもお願いするタチバナ商会さんにお世話になりました。アンチーク照明は、やはり
ここですね。ありがとうございました。
(今回は新しいものでやってやろうと思っていたのですが、。。残念。)

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庭では内藤さんたちが一生懸命、苔や細かな植栽を施しています。すごいすごい、どんどん苔が張られていきます。杉苔と地苔(砂苔など)を張り分けて行きます。その内、自然な感じに納まっていくのでしょうね。
苔を張るだけで、庭がぐっと深まって行きます。苔の力ってすごい。

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2階では、関さんが模型をつくってくれています。前の2011年版の模型と並べて、2012年版の実施案の模型です。見事な出来映えに拍手!二つの模型は常設展示される予定ですので、いつでもご覧いただけます。


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床の間の前でうんうん玲奈さんが生花を眺めています。明日のオープンを飾るお花です。うまく活けられたかな?

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いい感じです。あまりつくらず、自然な感じ。この建物には合っているような気がしました。


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こちらは摩彌さんが明日の完成記念茶会の指導をしてくれています。記念式典の前の朝一番に、市長、議長をお招きしての茶会です。学生棟梁の中西君が茶席の亭主もつとめ、お運びなど、お茶部総勢で頑張ってもらいます。

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一緒に頑張ってくれた仲間たちと一緒に竣工を祝い、記念写真を撮りました。みなさん、本当にご協力ありがとうございました。心からお礼申し上げます。


さのはるひと





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18日の竣工検査を目前に、最後の詰めに入って来ました。
この日は屋根屋さんたち瓦組合の青年部のみなさんが一気に塀の瓦を仕上げて
くださいました。

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通常は角の塀瓦(目板付き)は垂れ付きをよく使うのですが、今回は垂れ無しのものをやってみました。
やってくれた青年部の方々も初めて使ってみたと。手間は同じくらいかかりますが、軽い線が出て、
意外にいいものだな〜と、好評でした。



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最後に表で記念写真です。みなさん、ありがとうございました。これからもよろしく!

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建具も急ピッチで建て込み作業が行われています。木製建具はおおよその寸法でできてはいますが、
一枚一枚、わずかな狂いを直して行きます。プロの仕事ですね。

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表の格子も納められて行きます。今回の格子は、すべて無双と云う滑り板が仕込まれていて、開閉できる仕掛けになっています。ちょっと幅広で、無骨になるのですが、そんな格子もありかと、やってみました。


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2階の置き床を納めてもらいました。家具としてつくって単に入れるだけなら、どうということはないのですが、隣の障子組が内部に出っ張っているために、狭い内部で組み立てねばならず、かなり手の込んだ仕事になってしまいました。苦労して納めてもらったところです。
この置き床は、床の間というよりは、ベンチに近いもので、どちらかな?と思うところが面白いでしょ。

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1階座敷の押入襖は、京唐紙(きょうからかみ)という模様の入った和紙を張っています。今回は浅葱色の紙に銀キラ(雲母)で刷った「切り箔」の桐模様です。あまり目立たないものにしていますが、こうしてじんわりと模様が浮かび上がってくるところを眺めてもらいます。隣の六畳の地袋にはめられた小襖にも唐紙が納められています。こちらは「観世水」。よほど注意しないと見えて来ません。

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2階の照明もすべてつきました。柔らかな光の具合がまあまあと思っています。たくさんぶら下げられるようにつくってありますので、いつか、学生たちで思い思いの照明器具をこしらえて、灯り展をやりたいですね。

さのはるひと







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だんだんオープンまでの日がなくなってきました。その前に竣工検査もあります。
造園を担当してくれている内藤さんたちが、サビ色の砂利を捜して来てくれました。
建物の周囲に敷き、シャワーして洗ってやると、おお、いいね〜。嬉しくなって
きます。

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これは3月12日、畳をお願いしておりました畳組合さんたちが出来上がった畳を持って来て
くださいました。全部で14枚の畳がありますが、それを14人の訓練生さんたちで手分けして
つくってくれたそうです。上手く合うかな? 

ちょっときついものもありましたが、何とか納まりました。でも、ちょっと手を入れたいと、
1、2枚を引き上げて、数時間の後に仕上げて持ってきてくれました。青いきれいな表が
いい香りをぷんぷん匂わせています。縁は金栗という色でお願いしました。二階の置き床に
納める1枚だけ、特殊なもので、これは紋縁でお願いしています。

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畳が納まった1階座敷の写真です。急に座敷が完成したように思えて来ます。
畳組合のみなさま、ありがとうございました。後は建具ですね。

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3月14日、照明が入りました。夕方も遅く、暗くなって、照明を点けてみると、おお、
いいじゃない。床の間の前で皆、見とれております。これは壁がいいんでしょうね。
北山杉の床かまちの表情もなかなかです。こうして、ここだけ照明を点けて、壁だけを
見るなんて、日常生活では無いかもしれませんが、たまにはこうしてぼ〜っと眺めて
ぼんやり考えごとしている時間もあってもいいなと思いました。

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晩になり、そろそろ仕舞いの時間になりました。学生たちが多田棟梁の回りに集まって、何やら話して
います。そうだ、明日は卒業式なんだ。学生でいられるのも今日が最後です。みんな、よく頑張って
くれたよ、と多田棟梁。これから就職して仕事すれば、必ず、完成を迎える瞬間がある。こういう達成感
を味わえる。建築の仕事って、いいもんだよ。

いい仲間たちです。みんなありがとう。

さのはるひと

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あと10日しかないというところで、一気に仕上げのための工事業者さんたちに声をかけ、最後の仕事を詰めてやってもらう段取りに。まずは通り庇の雨樋を。ここだけは昔ながらの銅製でと、卒業生の熊川君に登場してもらった。卒業して10年にもなるだろうか、ずいぶんたくましくなったね。ありがとう。

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いつも町家や民家を改修する場合にお世話になる古建具を専門に扱う井川建具店さん。今回は微妙に寸法が合わず、残念ながら4枚の片引き戸しか使えなかった。中間にガラスの入った見栄えのする格子戸と簡素な格子戸各2枚ずつをお願いした。ともに5寸ずつ高さを足さねばならないのだが、あの味わいは古くてよい建具にしか求められない。

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厄介な注文を淡々とこなして行く木製建具の北村さん。この日は工場にお邪魔して仕事ぶりを見せていただいた。整然と置かれた昔ながらの機械を次々と渡りながら、淡々と作業を進めている姿に、寸分の狂いも許さぬプロの仕事振りを見させていただきました。

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大工組合の葭塾から応援部隊が到着。中堅、ベテラン大工さんたちが、床板張り作業を進めてくれます。ただ寸法を取って張って行く学生たちとは雲泥の差。まずは割り付けに時間をたっぷりとる。素材の痩せも考慮して、張り仕舞いにどのくらいの材が残るか、見当をつけて、作業に入る。張り始めれば、作業は早い。でも、端部はきちんと仕舞いをつけていく。そのコツがちゃんとわかっている。写真は林さん。井川さんから購入した建具も直してもらいました。

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写真は卒業生の山内君。床張りの他にも電気配線シャフトのカバーをお願いした。簡単なようで、点検口を格好よく配置するのは、それなりにきちんと下地をこしらえてやる必要がある。学校時代はこんなに頭を使える人だったかな?確実な仕事振りに感心させられました。

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こちらは佐々木君。山内君と一緒に建て方の時も応援に来て大活躍してくれた。あの時は背の高さを生かした掛矢の力強さが印象的だったけれども、ここでは頭脳的な仕事ぶりに驚かされた。常に、もっとよい方法はないか、と思いをめぐらせる姿勢には敬服。

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中堅大工の域にある松岡君。13年前のよしやまち町家改修工事の時はずっと頑張ってくれた。13年間の成長を見せてもらいましょう。

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出格子の地板を納める板野さん。夏にこの出格子を担当していただいた。またその仕上に来てもらいました。相変わらず、繊細な仕事振りを見せていただきました。ありがとう。

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本当に気持ちのよい若大工たち。多田君の仕事にも温かな眼で気遣ってくれています。いい仕事をしているという充実感を感じました。忙しい中、応援に駆けつけていただき、心から感謝します。おかげさまで竣工予定日に何とか間に合いそうです。
                                 (さの)











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棟梁としてというよりも、たった一人プロの大工としてこの現場を支えて来た多田君にとって、最後で最大の難所が、階段。今回は極力シンプルなものをと、標準的なデザインとしたけれども、それでも階段は決して簡単ではない。1/10の施工図を渡して検討してもらったが、見えはともかく、どうやってそれを納めるか、この3日ほど多田君は考えていたようだ。口数がぐっと減っていた。

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多田君の感心するところは、僕の画を見て、必ず一度は原寸図を描いて納まりを確認することだ。外見については、すべてが僕の責任だが、それを実現するために、見えないところで必ず見通しや工夫、場合によっては苦労があり、それを見極めねばならない。見えるまで原寸図を描いて納得しようとする。
側桁(ささら)と段板、蹴込み板のユニット自体はそれほど難しくはないのだが、その上下をどう納めるか、4点とも支持条件が違っている。デザイン的にはある程度、出たとこ勝負のようなところもあって、あまりに細部まで規定しないようにしている。どういう手順で組み付けるかに寄って、「逃げ」をどう取るかが決定され、そこで見えの寸法も若干ちがってくるからだ。
ともあれ、勾配を緩くしたいために、今回は下段側で回り部分をつくっている。蹴込みのある回り階段を柱にきれいに納めるのは、そう簡単ではない。

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どうにか、回り部分をうまく納められた。やれやれ、一安心と、ささらの加工を急ぐ多田君。
応援に来ていただいたベテラン大工さんに一方の桁の加工を依頼し、これは割と早くできあがった。
ところが、この斜めにかかる桁の納まりにちょっとしたずれが見つかった。あれほど慎重に検討を重ねてかかったにも拘らず、見落とした点があったようだ。動揺を隠せない多田君、食事も喉を通らない。その日は皆を先に返して、一人現場で夜遅くまで修正作業を続けていた。

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翌朝、現場に来てみると、ちゃんとささらが架かっていた。やったね。
翌日からは、普段の多田君に戻っていた。どうやら、山は乗り越えられたようだ。上の踊り場の手摺を楽しそうに削る多田君。すごいすごい、本当によくやってくれました。

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踊り場の手摺も難なくできあがった。ちょっと物足りないかな、というくらいにしておこうと寸法を決めたのだが、本当に物足りない感じになってしまった。高所に付き、落下の危険を指摘されないよう、高さをとったために、ずいぶん間延びしてしまった。僕のミスです。ごめんなさい。

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この階段に用いられている杉は本当に良材だ。材を供給してくれている京北森林組合の吹上さんが、今回の仕事の中でも最もよい材をこのために取っておいてくれた。感謝。

階段が出来て、やれやれ、これで後は多田君に細かな仕上げものに回ってもらうことができる。
                                      (さの)

                             

                        



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